Tシャツ姿に貫禄出し放題!?
大人の贅沢ボディバッグ 5選!
夏本番が近づくにつれて気になってくるのが、Tイチ姿などの軽装に起こりがちなもの足りなさと、若造感。アイテムが少なくシンプルがゆえに、それを解消するって結構大変。ちょっとした工夫で大人らしさを表現できればいいのだが……。そんな大人にぴったりなのが、レザー仕立てのボディバッグ。しかも、今年の夏はラグジュアリーブランドからいつにも増して大豊作!
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今回ご紹介するのは、若造のバッグとは明らかに違う高級感を放つレザー仕様。だから、さっと背負うだけで貫禄がハンパない。もちろん、手ぶら外出の強い味方にもなってくれる。これひとつあれば、Tイチ&短パン姿でも、若造たちを圧倒できるに違いない!?
GIORGIO ARMANI
W20xH32xD7cm。22万円(ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
一瞬で格上感が伝わる出来栄え!
〈ジョルジオ アルマーニ〉のロゴ自体は、控えめなエンボス仕上げ。それでもフルグレインレザーのあざやかな発色と吸いつくような手触りから、高級感がビンビン伝わってくる。背負ったときにすっきりとした縦長フォルムが映えるワンショルダー型で、ストラップのボトム部分は左右のどちらにでもチェンジできる設計。本体に加え、フロントポケットも大きく開けるラウンドジップなので、スマホや財布を出し入れする所作もスマートに。
SAINT LAURENT
W25×H17×D9cm。12万9000円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
控えめなのが大人っぽい!
マチ付きの前ポケットに加え、左右にも小物の収納に便利なジップポケットが付いた実用的な設計。グレージュっぽいヌードカラーのラムレザーボディは、〈サンローラン〉らしい上品さを感じる。シートベルト風のバックルやフロントに刻印されたロゴには、近距離になったときに「あ、〈サンローラン〉だったんだ」って気づく、あえての小さい書体が採用されている。こんな余裕を感じる演出もニクい!
VALENTINO GARAVANI
W30×H14×D12cm。11万2000円(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)
やっぱり“VLTN”ロゴ!
コーデにキリッとしたアクセントをつけたいときは、蛍光色ボディと“VLTN”ロゴがインパクト大な“フルオ レザー ベルトバッグ”が強い味方。もちろん、発色のいいボディはカーフレザー製。背負ったときにベルトの両端に打ちこまれたスタッズで遊び心を印象づけられるという演出も見逃せない。ちなみにこのスタッズは、ラウンドジップの引き手にも施されていて、いずれもパラジウム仕上げ。つまり高級感もたっぷり!
GIVENCHY
W17×H12.5×D6.5cm。18万2000円(ジバンシィ/ジバンシィ表参道店)
いろんなところに見どころが!
ターコイズレザーで描いたV字型の意匠が印象的なクロスボディバッグは、実はストラップの付け方を変えることによって、3WAYの持ち方ができるという変化球的デザイン。ボディをキャンバスに切り替えたデザインで、横から見ると側面からボトムにかけて描かれた“GIVENCHY PARIS”のシグネチャーが。シルバー仕上げのメタルバックルはイージーに開閉できるマグネット式で、ここにもさりげなくブランドロゴを刻印。
COACH
W29.5×H19×D8.5cm。6万円(コーチ/コーチ・カスタマーサービス・ジャパン)
追求したレザーがクセになる!
見た目からも柔らかさが伝わってくるこのバッグは、〈コーチ〉のレザーの中でも最軽量に仕上げた“ペイサー”を採用。クロムなめしの過程で革から余分なものを取り除き、スカイビングという手法で薄く仕上げているのでとにかく軽い(重さは約500g)。顔料仕上げによる染色も美しい仕上がりだ。このシリーズのバッグはロゴ自体もキャッチーで、ジッパーの引き手をアウトドアテイストにするなど、いつもの〈コーチ〉とまたちょっと違うところが印象的。
●ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120-95-2746
●ヴァレンティノ インフォメーションデスク
TEL:03-6384-3512
●ジバンシィ表参道店
TEL:03-3404-0360
●コーチ・カスタマーサービス・ジャパン
TEL:0120-556-936
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo