【スニーカー】 コーデを気にせず履けちゃう、
大人スニーカーの結論とは?
ご近所系楽チンスタイルからお洒落なセットアップまで……。実際のところ、どんな着こなしに合わせてもサマになるスニーカーってないものか? そう考えている人って結構いますよね? であれば、大人はどんなスニーカーに白羽の矢を立てるのが正解なのだろうか?
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ズバリそれは、淡グレーのスニーカー。ご存知のとおりグレーは白と黒の中間色。どんな色や柄のパンツやショーツと合わせても、まずチグハグな印象になることはないのがその理由。しかも無彩色ってことで、都会的で落ち着いた印象もあり。だから、セットアップなどの大人っぽいジャケットスタイルとは当然相性がいいってわけ。しかもスニーカーの色が淡いグレーであれば、ほどよい軽快さも印象づけられるのも嬉しいポイント。ホラ、大人が本当に頼れるスニーカーって、まさにこのことかも。というわけで、今回はそんな汎用性が高いスニーカーをセレクトしてみた。シンプルすぎず、かといって飾りすぎない。ちょうどいいデザインってこんな感じ!
ATLANTIC STARS
2万7000円(アトランティックスターズ/チンクエ ステッレ)
淡グレーなら大人感を保てる!
三連スターが目を引くデザインにこそ遊び心を感じるけれど、仕立てはイタリアの職人によるオールハンドメイド。そんな大人好みのスニーカーが大好評の〈アトランティックスターズ〉から、メッシュで切り替えたつま先と側面が涼しげなモデル“リゲル”をチョイス。ソールも3㎝厚で今どき感ありの厚底だけど、この配色だったら若造な印象に傾く心配は無用!
DIADORA HERITAGE
2万4000円(ディアドラ ヘリテージ/DMR インク)
都会的にしてこなれ感あり!
1980年代にF1のピットクルーが着用していたモデルを現代に甦らせた“トライデント90”。ただ淡いだけでなく、味わい深い色調に見えるのは、〈ディアドラ ヘリテージ〉の代名詞といっても過言ではないストーンウォッシュが施されているから。オイルにまみれたピット内でもすべりにくい設計のアウトソールを採用しているので、雨天の街など、どこを歩くにしても安心感がある。
PHILIPPE MODEL
5万2000円(フィリップモデル/トヨダトレーディング プレスルーム)
プレミアムなレザーならでは!
4㎝厚のぽってりソールでダッドスニーカー的な要素を取り入れてはいるものの、イタリア製のきめ細かいレザー使いで小僧のスニーカーとはあきらかに違う高級感を漂わせる“テンプルS”。横顔を特徴づけるディテールもスポーツブランドのスニーカーのようなサイドラインではなく、クラシカルなエンブレム。こんなところにも大人らしさを感じるはず!
NEW BALANCE
5900円(ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室)
コート系にも隠れた名作あり!
〈ニューバランス〉といえば、5年周期で復刻される“M1300”やスティーブ・ジョブズも虜になった“M991”も気になるけど、’70年代のコートシューズが原型になったキャンバススニーカーの“CT10”も気楽に履けていい感じ。しかもそれがこんな感じのグレーだったら、Tイチ姿でもジャケ姿でもしっくりくるのでは?
GAVIC
1万1000円(ガビック/ロイヤル)
先取りした足元に!?
本格志向のフットサルシューズやサッカー用シューズで知られる〈ガビック〉だが、独創的なベルクロストラップを採用した“イザナギ ロー”も秀逸な出来栄え。甲部を横切るラバーストラップで高いホールド感を得られる設計で、着地する際の足のねじれを防ぐサイドスタビライザーも内蔵。派手に見えないデザイン性を求める人にぴったり。
●チンクエ ステッレ
TEL:03-6721-0970
●DMR インク
TEL:03-5770-3040
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997
●ロイヤル
TEL:03-3249-3988
photo : Kouki Marueki styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo