いくら暖冬だっていわれても、1~2月はぐっと寒さが厳しくなる。そんなときにマストとなるのが、そう、ダウンJK。最近は、暖かさはもちろん機能性だってアップ。洒落た色もたくさん出ているから、自分のキャラに合わせて2枚め3枚めのダウンを見つけられるのが嬉しい。さて、今季はどんなダウンコーデを楽しむ?
大人のお洒落コーデをもっと見たい人はコチラ!
〈Down JK Style 01〉
お互いが引き立て合う!?
いい年の大人がこんなピンクのダウンを着こなせるのか。上の写真を見てそう感じた人も多いはず。確かに一般的な日本人男性の感覚からすると、ピンクは難しい色というイメージ。でも意外や意外、このピンクは大人サーファーにこそ似合う色なんです。なぜって? それはほどよくエイジングされたブロンズ肌と相性抜群な色だから。それに普段は男らしい人がピンクというギャップも新鮮だし、好感度アップにだってつながるかも。どう? 少しは試したくなってきた!? でもそんなメリットを生かすには、まずはくすんだ“褪せピンク”を選ぶというのが絶対。西海岸のサンセットを連想させるようなパステルトーンでないと、個性を出すどころか、ワル目立ちしてしまうリスクあり。で、合わせるインナーも同じサンセットカラー系のオレンジにすると、バランスよくまとまる。パンツは黒でもOKだが、ピンクの持ち味を生かして爽やかに見せるなら白。ニット帽も白にして上下で挟むと、サンセットカラーと白がお互いを際立たせて、好感度の高い真冬のダウンスタイルに。こんな格好なら、冬の海にも映えるでしょ!?
ダウンジャケット13万5000円、ニットパーカ6万3000円(以上ストーンアイランド)、デニムパンツ3万3000円(フリーマンズ スポーティング クラブ/フリーマンズ スポーティング クラブ ギンザ シックス)、ニットキャップ5200円(キャル オー ライン/ユナイト ナイン)、サングラス4万8000円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、ブーツ2万3000円(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン)
〈Down JK Style 02〉
渋めの同系色をチョイス!
サーファーが好むダウンJKといえば、丈がちょっと短くてボリューム感が強いもの。コレ、確かに潮っぽく見えるからサーフキャラにはお誂え向き。ただ、こういったわかりやすいアイテムは、印象がアクティブすぎるという難点が。それを回避するには大人な味付けが必要だ。というわけで、今回選んだのがファー付きダウン。顔まわりにボリューム出て、リッチな印象がグッと高まったのがわかるはず。とはいえ、波乗り好きの個性は残したいから、ボディの色はアクティブなイエローで決まり。そんなダウンに合わせるボトムは渋~い濃ブラウン。なぜって、イエローとも抜群の相性だし、なにしろファーの色ともリンクしているから馴染みもよし。もしこれが青デニなら? こんなに大人っぽくはならない。ついでに足元も落ち着きのあるムートンブーツなら間違いなく大人な仕上がりだし、これまたサーフライクだ。こんなふうに潮っぽいアイテムは渋~いアイテムで引き締める。これを実践すれば、必ずや大人の貫禄が手に入るはず!
ダウンジャケット17万8000円(ポール&シャーク/トレメッツォ)、スウェットシャツ 1万3000円(ドゥーヴィン/ハンドイントゥリー ショールーム)、コーデュロイパンツ1万7500円(イールプロダクツ/イールプロダクツ中目黒)、手に持ったチェックシャツ1万2000円(ペンドルトン/アドナスト)、ニットキャップ1万円(RHC/RHC ロンハーマン)、サングラス3万2000円(アイヴァン/アイヴァン PR)、ブーツ2万1000円(アグ/デッカーズジャパン)
〈Down JK Style 03〉
ダウンもコート型にしてみる!
人気のスポーティスタイルに欠かせないアイテムのひとつがリブパンツ。動きやすさやウエストの締めつけがないから、まさにノーストレス。で、今回はこれを大人らしく見せるのがお題。まずはリブパンツ自体も柔らかなニット仕立てに。カジュアルなスウェットとは違いリッチさはひとしお。しかも、グレーならシックな雰囲気も醸し出せるから都合よし。そうであれば、もちろんトップにもニットを合わせるのが好相性。これならラフなのに大人感はキープできている。さらに外出するとなった場合、アウターにはなにを選択するのがいいのだろうか? 答えはカンタン。お尻がすっぽり隠れる長丈コート。今季ならダウンコートが人気かと。で、見てのとおりこの丈感はエレガントだし、大人演出にも最適。こんな感じでシルエットがスマートなら、もちろん素材はナイロンでもOK。ラフすぎることはないのでご安心を(肉厚ダウンだったらこの大人感は出せなかったはず)。というわけで、こんな大人スポーティコーデを披露できたら、街で振り返る女性が続出すること間違いなし⁉
ダウンコート17万5000円(ストーンアイランド)、カシミヤニット3万9000円(サイドスロープ/フェニックスインターナショナル)、ニットパンツ4万1000円(イレブンティ/バインド ピーアール)、ニット帽3600円(ニューエラ)、サングラス2万1000円(レイバン/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、スニーカー3万9000円(ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室)
〈Down JK Style 04〉
あとは浮かれ感のないグレーで統一!
カラーダウンを着て派手に見えちゃうときって、たいがいコーデが多色使いか、ダウンに明るい柄アイテム(たとえばチェックシャツとかね)やパーカを合わせた場合。もちろんそうであっても、色のバランスがよければお洒落上級者に見えないこともない。とはいえ、やっぱり派手色同士のコーデはハードルが高いわけで……。じゃあ、どうするか? その答えは、上手なグレーアイテム使いにあり。もともとグレーは、着こなしの洗練度を高めたり、大人らしい落ち着き感をもたらす効果がある。で、ダウンが写真のような赤や派手色の場合、その他のアイテムをグレートーンで統一。そうすれば、派手色のダウンコーデもぐ~んと落ち着いた印象になるってわけ。言い換えると、まわりから「こいつ、派手だなぁ」と思われず、「赤をお洒落に着こなしている」という見え方になるってこと。そう、この印象の違いこそ大事なポイント。アクティブ派のみなさんは、是非参考にしてみて!
ダウンジャケット4万9000円(トラディショナル ウェザーウェア/トラディショナル ウェザーウェア 青山メンズ店)、タイダイニット2万6000円、スニーカー2万9000円(以上セオリー/リンク・セオリー・ジャパン)、デニムパンツ3万円(デンハム/デンハム・ジャパン)、サングラス2万1000円(レイバン/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)
●アイヴァン 7285 トウキョウ
TEL:03-3409-7285
●クラークスジャパン
TEL:03-4510-2009
●ストーンアイランド
TEL:03-6271-4654
●フリーマンズ スポーティング クラブ ギンザ シックス
TEL:03-6263-9924
●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
●アイヴァン PR
TEL:03-6434-5027
●アドナスト
TEL:03-5456-5821
●RHC ロンハーマン
TEL:045-319-6700
●イールプロダクツ中目黒
TEL:03-6303-0284
●デッカーズジャパン
TEL:0120-710-844
●トレメッツォ
TEL:03-5464-1158
●ニューエラ
TEL:03-5773-6733
●ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997
●バインド ピーアール
TEL:03-6416-0441
●デンハム・ジャパン
TEL:03-3496-1086
●トラディショナル ウェザーウェア 青山メンズ店
TEL:03-6418-5712
●リンク・セオリー・ジャパン
TEL:03-6865-0206
●ルックスオティカジャパン カスタマーサービス(レイバン)
TEL:03-3514-2950
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix) Takeshi Yanagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です