『ターザン』トレーナーと『Safari』スタイリストが異色対談!
タフな大人は着こなしと鍛え方で見違える!
出版社の垣根を超え、雑誌『ターザン』×『Safari』で“ビューティ&ボディ ウィーク”というコラボイベントを開催。トレーニングとファッションという、2つのアプローチから男磨きを追求したこのイベント。7月31日〜8月6日の期間中、会場となった〈阪急メンズ東京〉メインベースでは趣向を凝らした様々な企画が実施された。ここでは、8月3日に行われた トレーナーとスタイリストによるスペシャルトークショーの一部をご紹介。テーマは、“ハリウッドセレブの着こなし方&鍛え方”!
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対談テーマは“ハリウッドセレブの着こなし方&鍛え方”。応募から抽選で選ばれた両誌の読者、計20名を前に行われた。スぺシャルトークを繰り広げるのは、『ターザン』で数々の特集を監修するベテラントレーナーの白戸拓也と、『Safari』で数々のスタイリングを手掛ける、アメカジを知り尽くした名物スタイリストのKim-Changだ。
鍛えたカラダが映えるトップスの選び方とは?
Kim-Chang (以下K) このコラボは本当にレアですね。個人的にもトレーニングはすごく興味があるテーマ。
白戸拓也(以下S) 僕も『Safari』をいつも読んでスタイリングを参考にしています。
K 嬉しいです。特に夏場に“かっこいい”と思う人はほどよく鍛えている人。撮影は海など屋外で行うことが多く、とにかく暑いので、男性スタッフ陣はTシャツを脱ぎ、速乾性のあるボードパンツ1枚になることも。そのとき、やっぱり体型に目が行くんです。
S 薄着の季節である夏は、洋服越しでも鍛えているかどうかがわかりますよね。
K 鍛えている人に僕から提案したいのは、シャツやTシャツなどのトップスは少し大きめのサイズを選ぶこと。パンプアップしたカラダをベールに包み隠すというか(笑)。あと適度に日焼けした小麦肌もファッションを引き立てる気がします。白戸さんも誌面でお見かけしたときよりも、さらに焼かれていますね。
S ランニングやバイクなどの有酸素運動をするときは夏も屋外派。『Safari』との誌面のコラボ企画の撮影は梅雨時でしたしね(笑)。
『Safari』でお馴染みのスタイリストKim-Chang。創刊時から携わる。今っぽさを取り入れた大人のカジュアルスタイルには定評がある。まさにアメカジに精通したスタイリスト。多数のファッションイベントやトークショーもこなし、男性にも女性にもファンが多い。
一朝一夕に腹は割れない。しかし見た目の印象は変えられる
K 『Safari』で紹介するハリウッドセレブたちも鍛えている人が大半です。
S 彼らは出演作品の役柄や衣装に合わせて体型を変えていますよね。我々だって自分の憧れる服装に合わせて、カラダもトレーニングでデザインできます。ちなみに、俳優の中には最短3か月で体型を変えてしまう方もいます。
K 『Safari』モデルも意識的にデザインしているみたい。来日2〜3週間前になるとモデルからメッセージが送られてきますが、カラダを自撮りした写真が添付されていることもあります。
我々が理想とするのは洋服が映える体型、つまり引き締まった腹筋と広い腰幅です。しかし3か月で完成させるとは、短期間でも方法次第で変われるんですね。僕のお腹も夏までになんとかなりませんか?
S すでに夏真っ只中ですが(笑)。見た目の印象をすぐ変えたいときは、第一に姿勢を正すこと。パソコンやスマホを使う現代人に多いのが猫背。背中が丸まると、肩甲骨が開いて首も前に出た状態に。
まずは胸を張り、次に一度両肩を上げてから脱力してから肩甲骨を寄せます。最後にアゴを引けば完了です。また座る姿勢も大切。座ったときに腰が丸まっていると、釣り合いをとろうとして背中も丸まる。できるだけ深めに椅子に座って骨盤を立てるように意識してみてください。
『ターザン』でお馴染みの白戸拓也。日本フィットネス界の創成期からトレーナーとして活動を開始。大手フィットネスクラブで約30年に渡り、クラブマネージャーや教育担当を歴任。プログラム開発やインストラクター育成にも積極的。
〈阪急メンズ東京〉メインベースにあるメンズカウンセリングブティック。"ビューティ&ボディ ウィーク"期間中は今回のコラボでおすすめした商品がずらりと並んだ。
最新アイテムでより磨かれたカラダに
K 〈パナソニック〉の最新型のボディトリマーは、体毛をカットして残す長さを3〜12mmの1mmごとに10段階調整できるそうです。部位によって長さをアレンジできるのはすごいです。
S 最近特に思うのですが、体毛をメンテナンスする男性がずいぶん増えてきましたよね。
K 全剃りでなく部位によって薄くしたりする人は多いです。撮影現場でモデルに白い靴を履いてもらうと、レフ板のように太陽の光を反射して、膝下に一直線の光がきれいに入る。この脚の陰影がかっこいいんですが、きれいにラインを出すにはすね毛の処理が行き届いている必要があるんです。
S 防水加工だからシャワールームで使えるのもいいです。
〈阪急メンズ東京〉1Fにあるメンズカウンセリングブティックではアイテムを試すことができる体験ブースも。〈パナソニック〉のボディトリマー《ER-GK80》は刃の先端が尖っていないワイド&ラウンド形状。肌に食いこまず、優しい使用感。
S Kimさんに相談でして、僕はアウトドアで運動するしバーベキューも好きで紫外線も浴び放題ですが、特別なスキンケアをしたことがない。いいアイテムありますか?
K パイセンぶらせていただきますよ(笑)。〈ラボシリーズ〉は本当におすすめ! 僕自身3年間使い続けています。洗顔料、化粧水、乳液とあるんですが、どれも値段以上の価値がある。僕〈ラボシリーズ〉の人みたいですかね(笑)。
K 白戸さんの目尻付近に、この《エイジ RE》を塗りたい。軽いつけ心地で肌にサッと塗れて気持ちいい。
S あ、本当ですね。さっぱりしています!
1F〈ラボシリーズ〉のブースでは、スキン アナライザーと呼ばれる男性の肌データを蓄積したマシンによる肌診断が行うことができた
S 僕からおすすめしたいのは、《クイックチャージ》というスポーツドリンク。発汗によって失われる水分とミネラルを素早く補給できる低浸透圧設計で、運動時に限らず、普段の水分補給にもいいですよ。
K 現場の差し入れにいいかも! 今日はいろいろと勉強になりました。
S こちらこそ。『ターザン』を参考に鍛えてハンサムな体に仕上がってきたら、次は『Safari』でファッションとライフスタイルで学ぶ。強力なタッグです。
トークショー終了後には、参加読者たちと共に〈阪急メンズ東京〉1F で開催されていた体験ブースへ。"ビューティ&ボディ"にまつわる最新のアイテムを試しながら、読者たちからの質問に答える交流の場となった。
トークショー後、体験ブースで交流する『ターザン』読者と白戸さん。熱心に上腕三頭筋のトレーニングについて話をしていた