大人カジュアルには遊びも大事!
アシュトン・カッチャーのロゴスウェットがお手本!
大人のカジュアルは、どうしても着こなしやすい無地アイテムに偏りがち。ロゴ物や柄物に苦手意識があるって人も多いかもしれない。でもやっぱり、カジュアルだからこそ楽しめるお洒落もあるわけで。たとえばロゴ入りスウェット。コレ、小僧っぽいイメージがあるかもしれないけど、実は大人の遊び心を表現するには最適なアイテムだったりする。センスよく取り入れれば、いつものカジュアルを新鮮にアレンジすることができるはず。
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そこで参考にしたいのが、アシュトン・カッチャーのロゴスウェット姿。彼の場合は大きなロゴがドンと入ったものを着ている場合と、胸ロゴのみの控えめなタイプの場合とがある。単純に気分で選んでいるのか、それともなにか理由があるのか……。さっそく彼の着こなしを見ながら、大人のロゴスウェット使いについて探っていこう。
Style01
ボルドーのロゴスウェット
デカロゴを生かした大人ストリート!
まずは胸に大きく〈ヴィジョン ストリート ウェア〉のロゴが入ったスウェットを着たアシュトン。これをボリュームのある淡青デニムに合わせて、西海岸のストリート・スタイル風にこなしている。スウェット自体が大人っぽいボルドーなのと、キャップやスニーカーが引き締まった黒なこともあり、小僧っぽくならずスマートな印象。デカロゴのインパクトを生かして、アクティブな雰囲気にまとめているのがわかる。
Style02
濃紺のロゴスウェット
絶妙なサジ加減のロゴ使い!
続いてコチラ。ネイビーのロゴスウェットに、黒のスウェットショーツという軽快な着こなしで、どこかスタイリッシュでこなれた雰囲気。ダークトーン中心なことと、茶やグレーが効いていることもあるけれど、やはりグラフィカルで肩の力の抜けた胸ロゴの効果が大きい。クール過ぎず、お茶目過ぎず、絶妙なサジ加減といったところ。これが控えめな文字ロゴだけだったりすると、よりストイックなノリになってしまっているはず!
Style03
白のロゴスウェット
パパの顔には控えめロゴが似合う!?
若いと思っていたアシュトンも、もう41歳。休日には小さい2人の子供を連れて、パパの仕事をこなしている姿も目撃されている。で、そんなときは、胸に控えめなロゴが入ったシンプルなスウェットを愛用。イイ感じに色落ちしたデニムを合わせただけで、これといったお洒落はしていないように見えるけど、実はインに着たTシャツとキャップを色合わせ。さりげな〜く気が利いたコーデになっているのだ。
Style04
グレーのロゴスウェット
ワンマイルにも彼らしい技あり!
一方、コチラは完全にワンマイル・スタイルのアシュトン。グレースウェットの上下はパジャマ感が出てしまい難しいもの。その点、胸に少しロゴが入っているだけで、なんとなくちゃんとして見えるから不思議。あとはやっぱり足元をきちんとしたスニーカーにしているのもポイントだ。意識的にあえて全身をグレーと白だけでまとめることで、周囲にコーデの意図が伝わり、適当に着ているわけじゃないということがわかる。たかがワンマイル、されどワンマイルってこと!
というわけで、アシュトンの遊び心あるスウェット使いはおわかりいただけたかと。マンネリを打破するためにも是非ロゴやイラストのスウェットを取り入れたい。
[アメリカンラグシー]
AMERICAN RAGCIE
9000円(アメリカンラグシー/コロネット)
ヴィンテージライクなプリントで表現
ストーンズのリップス&タン星条旗モチーフが存在感抜群の1枚。ややゆとりのあるフォルムに、随所のリブ切り替えでメリハリプラス。フラットな質感のコットン100%スウェットで、着心地もよくラフに着こなせる。
[サタデーズ ニューヨーク シティ]
SATURDAYS NYC
1万4000円(サタデーズ ニューヨーク シティ)
エッジの効いたスタイリッシュフォント
洗練されたフォントでブランドネームをアピール。ゆる×フィットのシルエットは、大人のオフスタイルにぴったり。やわらかなコットン100%のエフォートレスな着用感。さらりとデニムで、シンプルなカジュアルコーデを完成させたい。
[バスク イン ザ サン]
BASK IN THE SUN
1万6000円(バスク イン ザ サン/フライオン)
海好きキャラを演出できる波柄プリント!
すっかりお馴染みとなったダニエラガレットンの波柄プリント。打ち寄せる波がクレヨン書きで緩やかに表現されたラフな1枚。肩のストレスが少ないラグランスリーブでリラックスして着られるよう仕上げているのも魅力。裏地が起毛しているので、肌寒い日にも大活躍。
photo by AFLO