入荷待ちになるほど人気の〈エイブルキャリー〉、その気になる新作とは?
日本で本格ローンチ以来、あれよあれよと口コミが拡散。一時は入荷待ち状態が続いたバックパックブランドが〈エイブルキャリー〉だ。2017年の発売以来、世界中で旋風を巻き起こしているのは今も変わらず。日本でもその価値が認められたのは、やっぱり「使ってみたらモノがよかった」ということに尽きる。で、そんな〈エイブルキャリー〉から、外装生地をコーデュラナイロン素材にした新作が8月にローンチ。今回も争奪戦が予想されるなか、さっそくその中身をご紹介したい。
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今回リニューアルされたモデルは、ブランドの代表モデル“デイリーバックパック”と少し小ぶりの“サーティーンデイバッグ”。ともにこれまでダイヤモンドパターンが入ったX-Pac素材を使っていたが、リニューアルでは“デイリーバックパック”が街馴染みのよい1000Dコーデュラナイロン素材に、そして“サーティーンデイバッグ”は、日常的な上質さを備えた210Dリップストップコーデュラナイロン素材に変更されている。
写真は“デイリーバックパック”写真は“サーティーンデイバッグ”
そもそも“無重力バッグ”として話題になった〈エイブルキャリー〉だが、それはバックパックを下から支える独自の重量分散構造“A-フレーム”のおかげ。これは新作の“デイリーバックパック”にもちゃんと引き継がれていて、実際に背負ってみると、「荷物の重さのわりに、軽く感じられる」のは本当の話。もちろんバックパック自体の軽さも“無重力感覚”に貢献していて、特に毎日パソコンを入れて歩き回るなんて人にとっては、これほどありがたいものはないだろう。
また、軽い背負い心地と同時に、細部までユーザーの使い勝手を考え抜いている点も〈エイブルキャリー〉のいいところ。たとえばどちらの新作にも、正面に斜めジップ付きのフロントポケットがあるが、これはカラダの正面にパックパックを抱えて荷物を取り出す際に、サッと取り出しやすいようにとの配慮から。メインの荷室もダブルジップで下まで大きく開くようになっていて、どんな荷物の取り出しにもストレスを感じることはない。そんな機能性重視のブランドは、中に備えられたポケットの使いやすさも推して知るべし。毎日使うバックパックになにが入るのかがしっかり想定されていて、整理整頓も思いのまま。これに慣れると、ほかが使えないなんてことにもなりそうな感じだ。ほかにも、きちんと自立するところや、パソコンが尻もちをつかないように配慮されたPCスリーブ、都会派を満足させるシンプルなデザインなどなど、実用的で細かな工夫が盛りだくさん。是非、新しい外装素材になった新作で、その使い勝手のよさを体験してみてはいかがだろう。
よりカジュアル感が増したブランドの代表作!
サイズ:W28×H48×D19㎝ 重量:約1180g 材質:1000Dコーデュラナイロン。各2万3100円(以上エイブルキャリー/ハイマウント)
日常使いをコンセプトに、道具としての使い勝手のよさ、どんなスタイルにもマッチするミニマルな佇まいを叶えた〈エイブルキャリー〉の代表作。無重力バックパックとして話題になった重量分散構造A-Frameを採用し、軽い背負い心地を実現。耐久性の高い1000Dコーデュラナイロンを外装素材に使用し、よりカジュアル感を増した。容量は20ℓで16インチまでのPCに対応。
重量わずか620gのコンパクト設計!
サイズ:W27×H43×D17㎝ 重量:約620g 材質:210Dリップストップコーデュラナイロン。2万3100円(エイブルキャリー/ハイマウント)
世界に先駆けて、2023年8月より日本先行発売。もともと女性ユーザーを意識して開発されたモデルで、容量13ℓのコンパクト設計ながら内外に計9つのポケットやスロットを配置。胸の曲線を考慮して、ショルダーストラップは外に逃がすように設計され、腕まわりの可動域を確保している。外装を210Dリップストップコーデュラナイロンに変更し、日常的な上質さを備えた。14インチまでのPCに対応。