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FASHION ファッション

2023.07.11

結局、王道のコレがいい!
スウェット旋風を巻き起こした、 〈チャンピオン〉でスウェット通に!

昨今、古着が若い人の間でブームとなっている。『Safari』読者世代の古着好きなら、若い頃ヴィンテージのスウェットを探した経験がある人も多いだろう。あれから幾着ものスウェットを着てきただろうが、結局戻るのはいつだって〈チャンピオン〉だ。

■いつの時代も、なぜ〈チャンピオン〉が支持される?■


理由1:スウェットの元祖

理由2:ヴィンテージも新品も魅力
理由3:バリエーションが豊富

「結局、これでいい」。その言葉は褒め言葉だ。多くのブランドからリリースされているスウェットだが、ヴィンテージマニアからも、アメカジ好きからも、イタカジ好きからも、もはやモード好きからも認められているスウェットといえば、唯一〈チャンピオン〉だろう。

1919年にニューヨークで誕生したチャンピオン。そもそもニットメーカーだったが、屋外用のウール下着が米軍のトレーニングウエアなどに採用され、それが現在のスウェットの原型になったとされる。その後1920年代にはカレッジ用のスウェットシャツが爆発的人気に。そして1934年には生地を横使いすることで縦の縮みを解消したリバースウィーブを開発。さらに、エクスパンションガゼットや2本針ステッチといった象徴的な仕様を続々と生み出し、ヴィンテージ市場においてはデニム=〈リーバイス〉のように、スウェット=〈チャンピオン〉という地位を確立する。
今回は、そんなチャンピオンの歴史を紐解く名作を、現行から復刻まで一同に集めてみた。 

 

スウェットの特徴とは?
◆◆Detail◆◆
01/リバースウィーブ製法

洗濯を繰り返すうちに縦方向へ生地が伸びてしまうことを防ぐため、生地を横使いにして使うことを考えたのが〈チャンピオン〉だ。 

 

02/エクスパンションガゼット

縦への縮みを解消しつつ、動きやすさにおいて必要な横へのストレッチ性を高めるために、ボディの両サイドにストレッチ性の高いリブ編みを切り替えた。さらに縫製部分の凹凸を軽減するフラットシームという縫製方法も採用された。 

 

[チャンピオン]
CHAMPION

◆◆リバースウィーブの定番◆◆

9350円(チャンピオン/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)

時代を超えて愛される
歴史的名品の今がコレ

リバースウィーブ、エクスパンションガゼットという、〈チャンピオン〉におけるスウェットの王道ディテールを採用した現行モデル。生地は10オンスのフレンチテリーで、適度なゆとり感がクラシックにしてイマドキ感も楽しませる。 

 

◆◆メイド・イン・USA◆◆

1万4300円(チャンピオン/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)

‘90年代ストリート人気の今
この1着はまさに狙い目

アメカジにおける大定番である〈チャンピオン〉のスウェットとあって、やはりアメリカ製にこだわりたいという人も多いはず。こちらは’90年代に販売されていたモデルをベースに生まれたもので、ネックにはVガゼットをあしらった。 

 

◆◆復刻はこの3枚!◆◆
“ラバート”

2万4200円(チャンピオン/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)

快適な着心地に対する矜持は
こんな形でも表された

リバースウィーブの特許を取得した1938年当時、ほぼ同時期にデザイン特許を取得したのがこのラバート。ショルダーとボディのパターンを切り替えることで、縮みを防ぎつつ動きやすさの両立を図っているのが特徴だ。 

 

“1stパテント”

2万2000円(チャンピオン/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)

ヴィンテージマニアも唸る
細部至るまでの忠実な再現

1938年にリバースウィーブの特許を取得した際、最初期にリリースされたのがこれ。シームレスショルダーや丸胴編みといった当時の仕様を忠実に再現した、ヴィンテージチャンピオン好きにはたまらないモデルだ。 

 

“2ndパテント”

2万2000円(チャンピオン/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)

現在におけるあらゆる
スウェットのお手本がこれ

1938年に続き、1952年に再度特許を取得したリバースウィーブ。最初期とは仕様が変更され、リバースウィーブとともに、ボディサイドのエクスパンションガゼットが追加されている。通称“タタキタグ”といったディテールも再現される。 

 

 
Information

●ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター
TEL:0120-456-042

写真=丸益功紀 スタイリング=田川 匠 文=安岡将文
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa  text : Masafumi Yasuoka
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