トレンド好きは要チェック!
【デニム】セレブもこぞって穿く、 ヴィンテージ感あるブーツカット!
「時代は繰り返す」とはよく言ったもので、ファッション界では再燃するトレンドも多く見られる。で、今期見事カムバックを果たしたのが、なんとブーツカットデニム! 「え、なんで?」と思うかもしれないが、穿いてみると確かに新鮮でかっこいい!
特にZ世代にとっては、平成はレトロなんだとか。確かに我々の若いころから、昭和レトロ、大正ロマン、明治モダンと、ノスタルジーに訴えかける言葉は数多くあった。それに我々アラフォーが’70s、’80sのカルチャーを愛したのと同様に、Z世代にとっては’90sや2000年代初期の流行は新鮮に写るのだろう。そんなことを象徴するのが、今回のブーツカットデニムのカムバック。
前回の流行は、なんと’90年代後半から2000年代初期にかけて。当時も’70sへの憧れから流行したという側面もあることから、よく言われる“ファッショントレンド20年周期”に当てはまるようだ。で、はじめはZ世代からはじまった流行も、いまや洒落者たちにも影響し、多くのセレブも穿きはじめている模様。デニムスタイルがマンネリになりがちなあなた、再びトライしてみるのもいいんじゃない?
7万2600円(デンハム/デンハム・ジャパン)
自然な穿き込みを見事に表現した“ウッドストック”。腰まわりやワタリに余裕を持たせつつ、膝下はあくまで自然にフレア。絶妙なシルエットが脚長&美脚効果を生み出してくれる。デニムらしい手触りと適度な柔らかさを両立した綿100%生地を採用。それも日本製だから、品質にも抜かりなし。
1万5400円(リーバイス/リーバイ・ストラウス ジャパン)
ストリートやスケートシーンで人気の“568ステイルーズ”を、フレア仕様に仕立てた“567 ステイルーズ フレア”。その名のとおりに全体的にルースなシルエットかつ膝下から自然に広がった裾の作りが、ゆるっとしたリラックススタイルにマッチ。色落ちは控えめながらツブ感の強い黒デニムの表情も、’90sっぽさを感じられて旬な印象!
2万3100円(レッドカード トーキョー/ゲストリスト)
“マーベリックス”は通常より長い時間ストーンウォッシュをかけたことで、青々としたインディゴトーンと芯白がバランスよく出現。ツブ感ある表情を上手に引き出し、ブーツカットシルエットのノスタルジックな印象を後押し。センタークリースのように施したシェービング加工が、シルエットの妙を強調してくれる。生地はシボ感の強い、カイハラ社のストレッチデニムを採用。クリーンな印象で大人なスタイリングにはもってこい!
1万9800円(ローラス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
実にオーストラリアブランドらしい名を冠した“バイロン フレア”は、「ブーツカットタイプと言えば……」、な淡青の仕上げが秀逸。膝下のフレア具合に驚くかもしれないが、レングスをワンクッション程度で穿きこなせば、ほどよい裾たまりができてなかなかに洒落た印象となる。裾の広がりによって腿まわりが細く見えるため、脚長効果も大いに期待できる!
3万8500円(マインデニム/マインド)
自然なヴィンテージトーンが美しい1本は、やや浅めの股上とレングス内側を徐々に広げたフレアシルエットが特徴。’70sっぽい印象が強い、大人には懐かしい作りが魅力だ。ベースはワンウォッシュ程度の濃いトーンだから、ジャケットやカーディガンといった上品スタイルを作りに欠かせないアイテムとの相性もいい。ラフさと品のよさのバランスがちょうどいいコーデを目指すときに最適。
1万8700円(ハリウッド ランチ マーケット)
‘99年から販売されるこの人気モデルは、14ozとなかなかに肉厚なオリジナルデニムを採用。一見ベルボトム並みのシルエットに見えるが、穿けばラインがきれいで意外と馴染むため、どんなコーデにも合わせやすい。ステッチの色もデニム生地と揃えているから、すっきりとした印象で穿きこなせる。
●ゲストリスト
TEL:03-6869-6670
●ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
●デンハム・ジャパン
TEL:03-3496-1086
●ハリウッド ランチ マーケット
TEL:03-3463-5668
●マインド
TEL:03-6721-0757
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix) text : Yuta Yagi