洒落者が注目するのはいつの時代も足元!
今どき感たっぷりに見せるなら、 ソールに凝った1足を選ぶ!
そろそろ、春のスタイリングが気になってきた。となると、多くの人がどんな服を調達しようか、と思うだろう。でも、スタイルの変化に効果的なのは服だけではない。そう、実は肝心なのが足元。軽快さがポイントの春に向けてなら、ソールにアクセントたっぷりなデザインのものが抜群に映える!
とくにスニーカーは定番モデルを好む人が多いだけに、人と差をつけるにはデザインの効いたものを選ぶのが有効。また冬から春へと切り替わるタイミングで取り入れると、まわりの目を引きやすい。今季は、ラグジュアリーブランドからそういったスニーカーが多く登場しているから、是非注目を!
13万2000円(エルメス/エルメスジャポン)
ソール外側のHのオレンジが目を引き、加えてトウ内側のHがブルーで彩られたこちらは、スリッポンタイプの新モデル“フレックス”。アッパーはニット素材を使って柔らかく足を包み込む構造に。注目は、チェッカー柄風にあしらわれた3色のライン。よく見るとロゴも描かれている。これは、エルメスのリボン、通称ボルデュックをイメージしたものを丁寧に編み込んでいる。繊細なディテールにさすがの貫禄を感じる。
14万5200円(ディオール/クリスチャン ディオール)
“ディオール オブリーク”が彩るアッパーを備える“B28”ロートップスニーカー。ハイキングの世界観にインスパイアされた“ディオリゾン”コレクションのひとつなだけに、巻き上げたうえに複雑なラグを備えるソールが、どこか登山靴のような印象を与える。シンプルな作りのアッパーと機能性を感じるソールというハイブリッドな組み合わせは、洒落たモダンさを印象づけられる。
予定価格9万7900円(ドルチェ&ガッバーナ/ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)
テクニカルニットを活用したスポーティな1足。アッパーの甲部分の大胆なブランドネームも魅力だが、今回の見どころはやはり、チャンキーかつ軽量なボリュームソールを携えつつ流線を表した見た目。スタイリッシュさとアクティブな印象を同時に演出したデザイン性は唯一無二。シューレースのないスリッポンタイプという点もあいまって、近未来感あふれる作りに仕上がっている。
14万8500円(ゼニア/ゼニア カスタマーサービス)
やや厚みのあるソールでぽってりとしたフォルムを描きつつ、高級感あるシャープさも備える1足は、“ミスターベイリー”の愛称で知られるフットウエアデザイナー、ダニエル・ベイリーとタッグを組んだ、トリプルステッチ スニーカーの新モデル。アッパーのユニークな柄は、日本の伝統的な木材保存技術である炭化処理仕上げの“焼杉”にフォーカス。フィット感調整はドローストリング式を採用しており、脱ぎ履きも楽ちん。
12万6500円(フェラガモ/フェラガモ・ジャパン)
クラシカルなランニングシューズをモチーフにしつつ、多色のレイヤードで仕上げることで、軽やかな印象が際立った1足。目を引くのはやはり、ヒール側のミッドソールに備えるアイコン、ダブル・ガンチーニだろう。ボリュームあるソールフォルムとあいまって、爽やかさとインパクトを同時に足元に演出できる。
●エルメスジャポン
TEL:03-3569-3300
●クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
●ゼニア カスタマーサービス
TEL:03-5114-5300
●ドルチェ&ガッバーナ ジャパン
TEL:03-6833-6099
●フェラガモ・ジャパン
TEL:0120-202-170
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix) text : Yuta Yagi