カジュアルにも品がほしい!
都会派の男はパーカも、 ニットで大人の貫禄を!
大人カジュアルを際立たせたいなら、定番のデニム姿をいかに上品に見せるかが鍵のひとつ。たとえば、肉厚スウェットパーカは1枚でサマになるし便利だけど、街で着こなすにはちょっとラフすぎるかも!? であれば、都会派の男は、上質なニット素材のパーカを選んで格上感を取り入れるのが正解!
- TAGS:
- Fashion
パーカ=スウェットのイメージが強く、ニット素材は馴染みのない人も多いだろう。でもニットは、大人の男にこそ相応しい素材で、カジュアルと上品を両立できるところが魅力。それがカジュアルアイテムならなおさらほかと一線を画すことができるってもの。そのうえ、クラシカルからミリタリー由来のモノまで、集めてみると意外に種類も豊富。それでは早速、チェックしていこう。
8万2500円(ハンティング・ワールド/ハンティング・ワールド帝国ホテル店)
フード部分に配されたエレファントロゴが印象的な本作。見た目のインパクトだけでなく、素材も超一流。美しい光沢がありチクチクしないカシミヤの天竺編みで、着心地はとてもなめらか。ややゆったりめのシルエットなので、アウターとしても活躍。発色のいいグリーンを生かし、今の時期は差し色として、春は1枚で着こなしを楽しみたい。
7万1500円(ナイジェル・ケーボン/アウターリミッツ)
デザインベースは伝統的なフィッシャーマンニット。アイルランドの西岸に位置するアラン島に起源を持つタイプを参考に、スコットランドで一枚一枚ハンドメイドされている本格派だ。素材に使用したメリノウール100%の毛糸はボリュームがあり暖かい。アウターとしてもしっかり役割を果たすので、ドライブデートなら冬場でもロンTを合わせるだけでよさそう。
12万1000円(ヘリル/にしのや)
上質なカシミヤを使ったパーカを、〈ヘリル〉でも発見。生産に手間のかかるダブルフェイス仕様にこだわった1枚で、なめらかさとハリ感を両得している。横から姿を見たときの生地の溜まり具合や、袖を捲り上げたときにできるドレープ感が美しい。シルエットはドロップショルダーでゆったり。上品さを保ちながら、ストレスフリーな着心地も実現した。
4万9500円(アイリッシュ クローン/カヴァレリア)
〈アイリッシュ クローン〉は、イタリアに本拠地を置くニット系ファクトリーブランド。ハイレベルな職人技と生産性に定評があり、多くの有名メゾンを顧客に抱える。ゆえに、こちらの1970年代チックなジップパーカーの品質も最高級。アルパカやウールの天然毛糸と化学繊維をブレンドした生地は、シルキーで保温性も抜群。素肌に直接羽織りたくなるほど気持ちがいい。
2万9700円(マジェスティック フィラチュール/八木通商)
コットンをメインに、カシミヤとポリウレタンを混紡。適度に厚みのある生地は、ソフトタッチで伸縮性も高い。そこに、ベーシックなシルエットとシンプルなデザインが相まって、とにかくデイリー使いしやすい。ダブルジップ仕様で着こなしをアレンジできるし、冬はライダースやMA-1とも好相性。濃紺デニムを履けば、都会派ワイルドなスタイルの完成。
●アウターリミッツ
TEL:03-5413-6957
●カヴァレリア
TEL:06-6258-7577
●にしのや
TEL:03-6434-0983
●ハンティング・ワールド帝国ホテル店
TEL:03-3501-7080
●八木通商
TEL:03-6809-2183
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix) text :Ryuto Senoo