カジュアル姿の格が上がる!
〈カナダグース〉の新作ダウンは、都会の男にふさわしい上質さ!
街に映える高品質ダウンジャケットで人気の〈カナダグース〉。都会で過ごす大人にふさわしいスタイリッシュなデザイン性のみならず、極地探検にも適応できる機能性も大きな魅力になっている。ただ、日本にいる限りそこまでの機能は必要ないのでは? と思う人もいるだろう。が、見た目もタフな機能も最大限に上質なものをまとうというのが価値のわかる大人の選択。〈カナダグース〉が大人に選ばれる理由はそんな揺るぎのない信頼にあるのだ。
多くの新作が登場しているなかでも今回は、アウトドアフィールドで活躍する機能性を持ちつつも、大人がモダンに着られる都会的なモデルを厳選。どれも素材やディテール、シルエットにこだわって、ボリュームのあるダウンジャケットをスタイリッシュに演出。まさに、オンにもオフにも使える逸品に仕上がっている。
さらに、機能の信頼を高めるタフネス度にも注目。それがアイテムごとに設定されている温度体感指数“TEI”。たとえばTEI1は、気温約5℃~-5℃のアクティブな活動に向くライトウェイトタイプ。TEI5なら、-30℃以上の極寒地でのフィールドテストをクリアしたエクストリームギアといった具合。ライフスタイルによってこの指標を参考に選ぶのも面白い。とはいえ、真冬の海や街で着るのであれば、おおよそTEI3〜4の1着を選んでおけば間違いない。今回はそのあたりに絞って新作ダウンジャケットを紹介していこう。
1957年に創業した老舗として、しっかりと信頼を受け継いできた〈カナダグース〉。その人気の理由は、本格的なアウトドアに対応した機能性がありながら、しっかり街に映えるスタイリッシュさも備えている点だ。メイド・イン・カナダにこだわり続け、素材やディテールを徹底的に研究。職人の手で丁寧に縫製されて、高品質なダウンジャケットへと仕立てられている。
New Down Jacket.01
ウールの風合いが断然大人らしい
MACMILLAN PARKA WOOL
ダウンジャケット15万9500円、ジャケットのポケットに入れたニット帽2万900円(以上カナダグース/カナダグース ジャパン)、スウェットシャツ2万900円(チャンピオン/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)、デニムパンツ1万5400円(リーバイス/リーバイ・ストラウス ジャパン)、その他はスタイリスト私物
羽織るだけで一気に格上げ!
ロゴスウェットにデニムというベーシックなカジュアルを、一気に格上げできるのが〈カナダグース〉のマクミラン パーカ。ブランドを代表する定番モデルのひとつだが、ウール調の素材感ならひと味違う大人な表情を楽しめる。アメカジ派のマンネリ化を防ぎつつ、モダンなスポーティさを表現でき、なおかつ格上の高級感も出せる。そんなダウンジャケット、なかなかほかにないのでは!?
“マクミラン パーカ ウール” クイックサンド メランジュカラー。15万9500円(カナダグース/カナダグース ジャパン)
ブランドを代表するモデル!
細身でスタイリッシュな定番“マクミラン パーカ”が、よりモダンなシルエットと高級感ある柔らかなウール素材になってリニューアル。責任をもって調達されたイタリア製ウールを使用しており、防風性と耐久性に優れた2層構造でシックな見た目と防寒性を両立。冬場のデイリー使いに適した保温性とシンプルなデザインが特徴のTEI3。
上:フード後部に付いたストラップは調節可能。短く縮めれば、フードが風でバタつかずにすっきりと見せることもできる 下:ジッパーの上にスナップボタン式の前立てがあり、風雨の侵入をしっかりシャットアウト。ボタンもとめやすい仕様に
“同素材デザイン違いはコチラ!”
“ラングフォード パーカ ウール”。カーボン メランジュカラー。19万6900円(カナダグース/カナダグース ジャパン)
同じ機能性ウール素材を使用した、デザイン違いの“ラングフォード パーカ”。 日本人の体型に合う細身のミドル丈が特徴で、こちらも“マクミラン”と並ぶ人気モデル。黒に近いメランジュカラーが精悍な雰囲気だ。極寒にも対応できるTEI4。
New Down Jacket.02
新色は都会に馴染むシックなブルー!
OSBORNE PARKA
ダウンジャケット14万5200円、白パーカ5万600円、ニット帽2万8600円、グローブ2万4200円(以上カナダグース/カナダグース ジャパン)、デニムパンツ1万5500円(ローラス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、スニーカー6050円(ヴァンズ/ヴァンズ ジャパン)
冬のリラックスカジュアル!
淡青のフレアデニムを取り入れた、冬の爽やかワントーンコーデ。ダウンジャケットのブルーグレーが落ち着いた印象で、上品かつ軽やかにまとまる。ダークトーン一辺倒になりがちな冬スタイルも、これなら新鮮に見せられるはず。また、ダウンのモコモコとした質感がリラックスした雰囲気を演出して、休日の街歩きや海がよいにぴったり。ちょっとレトロで今どきなフレアデニムとも相性抜群。
“オズボーン パーカ” オゾンブルーカラー。14万5200円(カナダグース/カナダグース ジャパン)
裏腹の頼れるスペックも魅力!
柔らかな肌触りが魅力のエンデュラリュクス素材を用いて、シックなブルーグレーの色合いで魅せる “オズボーン パーカ”。軽量ながら保温力が高く、750フィルパワーのモコモコダウンは見た目にも暖かそう。摩耗しやすい部分をコーデュラ素材で補強し、長く愛用できる1着に仕上げている。こちらもTEI3のアイテム。
上:襟元に360°リフレクターストライプを配し、暗い場所での視認性を高めている 下:左ポケットにDリングがあり、グローブなどを装着可能。街での着こなしでもこれを上手に活用したい
“よりシンプルなデザインはコチラ!”
“エバレット パッファー”ノース スター ホワイトカラー。11万7700円(カナダグース/カナダグース ジャパン)
“オズボーン パーカ”と同じ素材を用いて、よりシンプルなデザインにアレンジしているのが、この“エバレット パッファー”。コーデュラ素材による補強や360°リフレクターストライプといったディテールが簡略化され、より手軽に着まわすことができる。こちらもTEI3のアイテム。
New Down Jacket.03
大人の理想はリアルに使える“艶アリ黒”!
CROFTON PUFFER
ダウンジャケット12万9800円、ジップアップパーカ7万5900円、机の上に置いたグローブ1万8700円(以上カナダグース/カナダグース ジャパン)、デニムパンツ1万5400円(リーバイス/リーバイ・ストラウス ジャパン)、スニーカー6050円(ヴァンズ/ヴァンズ ジャパン)
洗練されたシンプルデザイン!
光沢感のあるブラックダウンは、いかに都会的に着こなすかがポイント。うまく取り入れれば、シックで色気のある冬スタイルを実現できる。こちらの“クロフトン パッファー”は、非常にシンプルで洗練されたデザインで、いつものカジュアルに羽織るだけでサマになる1着。ブラックデニムでスタイリッシュにまとめつつ、ビビッドカラーを1点使いして遊びのあるアクセントにしたい。
“クロフトン パッファー” ブラックカラー。12万9800円(カナダグース/カナダグース ジャパン)
高次元で兼ね備えた1着!
リサイクルナイロンを100%使用し、艶やかでボリューミーに仕上げた“クロフトン パッファー”。もともと軽量な素材だが、ダウンパックが空気を含むように設計されており、さらに袖と脇を立体裁断にすることで、非常に暖かくて動きやすくなっているのが特徴だ。コンパクトに畳んで持ち運べるパッカブル仕様ながら、-25℃の極寒にも適応するTEI4の実力派。
上:室内ではショルダーストラップを使用すれば、ボリュームあるアウターも手持ちすることない。これもひとつのお洒落になる 下:左の内ポケットに収納して、コンパクトに折り畳めるパッカブル仕様。背中の内側にあるバックパックストラップを取り付けることで、ショルダースタイルで持ち運ぶこともできる。これはかなり便利!
“ブラックディスク版はコチラ!”
“クロフトン パッファー ブラックレーベル”セージブラッシュカラー。12万9800円(カナダグース/カナダグース ジャパン)
左袖のワッペンが“ブラックディスク”になった、ブラックレーベルのバージョンがこちら。セージカラーにブラックディスクが映えて、非常にスタイリッシュな印象。素材や機能性は同じなので、好みに合わせて選びたい。こちらもTEI4のアイテム。
ダウン需要の高まる季節に、〈カナダグース〉が豊富なラインナップを揃えたポップアップストアを開催。伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージで、11月23日(水)~12月6日(火)まで。期間中は定番人気のモデルから新作まで、一気に見られるというから、たくさん見比べたい人にはうってつけだ。なかでも今回目玉として登場するのが、トロント生まれのブランド〈OVO〉とのコラボアイテム。アーカイブである“バンフ パーカ”を含むヘリテージなスタイルに最高品質の〈ロロピアーナ〉のウールとクラフトマンシップを融合。深みのある洗練されたカラーとデザインで展開されるこのコレクションは、ワンランクアップしたパフォーマンスラグジュアリーとストリートスタイルを体感できる。
●カナダグース ジャパン
TEL:03-6758-1789
www.canadagoose.jp
photo:Hiroki Nakayama(IL NIDO. STUDIO) styling : Kim-Chang hair&make-up:Megumi Matsumoto text:野中邦彦