都会派が穿くべき、次なるスウェットパンツとは?
都会派のスウェットパンツといえば、細身のテイパードタイプがお馴染み。最近では、太いシルエットも登場してきているものの、若造っぽい雰囲気があると、大人はちょっと手を出しづらいのが本音ですよね? とはいえ、楽ちんなスウェットパンツにもバリエーションが欲しいし、そろそろなにか新しいタイプをお探しの人も多いのでは?
そこで今回は、そんな人におすすめしたい“ほどゆる”テイパードスウェットパンツをご紹介! 一体どういったものなのか? わかりやすく説明するためにご覧いただきたいのが、俳優リーヴ・シュレイバー。実は彼、今回ご紹介する“ほどゆる”テイパードスウェットパンツの愛用者。ご覧のように、膝下はテイパードの効いたすっきりシルエットで、腰まわりには結構余裕あり。今どきのリラックス感を演出しつつも、テイパードしているおかげでストリート調にも見えない。これなら都会派も穿きやすいでしょ?
また、彼が着ているようなカーディガンやステンカラーコートなど、上品アイテムと合わせると新鮮な大人のスウェットパンツコーデが叶うはず。ということで、ここからは“ほどゆる”テイパードスウェットパンツのおすすめ4本をチェック!
FEDELI
4万700円(フェデリ/トレメッツォ)
理想的なスウェットパンツ!
〈フェデリ〉は創業から80年以上の歴史を持つイタリアのニットメーカー。老舗だからこその高い技術によって実現された、丈夫で柔らかいスウェットが魅力。太めのウエストバンドにはしっかり感があり、白いドローコードは美しいブルーによく映える。腿まわりもゆとりがあって脱力感もひとしおだが、太いリブをあしらった裾まわりは結構スッキリ。リラックスと美しいシルエットが同時に楽しめるラグジュアリーな1本。
CABAN
4万2900円(キャバン/キャバン 代官山店)
上質素材ときちんと感あり!
一般的なスウェットとは毛色が違う、カシミヤ入りの贅沢なニットパンツ。さらにスムース編みによるなめらかな生地感が、洒落た雰囲気を盛り立てる。リラックス感とテイパードの均整の採れた美しいシルエットも◎。スラックス感覚でも穿けそうなクリース入りデザインは、上品アイテムのハズしとして大活躍しそう。
MOCT
各1万8700円(以上モクティ/ユナイト ナイン)
究極のソフト&ベーシック!
コットンの風合いを最大限に引き出す“ワタ染め”や、今となっては珍しい旧式の吊り編み機を使うなど、老舗の紡績会社発のブランド〈モクティ〉だからこそ成せる技が光る。至極の穿き心地を堪能できるだけでなく、すっきりとしたシンプルな表情もリラックスムードを盛り上げる。
RHC
2万3100円(RHC/RHC ロンハーマン)
ナチュラルな黒パンツ!
汎用性の高さを重視するなら、こちらの1本はいかが? カリフォルニア産のスーピマコットンを使用した肉厚生地で、しなやかな肌触りが気持ちいい。加えて、濃すぎないナチュラルな発色のブラックなので、自然体の見た目が叶う。まさに大人のベーシックアイテムといったところ。
RHC ロンハーマン
TEL:0120-008-752
キャバン 代官山店
TEL:03-5489-5101
サタデーズ ニューヨークシティ
TEL:03-5457-5033
トレメッツォ
TEL:03-5464-1158
ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Ryosuke Endo text:Ryuto Senoo