こちらも『ウォーキング・デッド』の原作者、アメコミ界の奇才ロバート・カークマンが放つ衝撃作。今度は、同じ恐怖でもゾンビではなく、悪魔だ。原作コミックは『ウォーキング・デッド』を凌ぐセールスだというからおおいに期待できる。主人公は、幼少期から悪霊の存在に苦悩し、人目を避けて暮らしてきたカイル。ある日、悪霊にとり憑かれた少年がいるという噂を耳にし、自分の過去と関わりがあるのでは……と聖職者アンダーソンを訪ねる。そのことをきっかけに、邪悪な存在が彼の運命をまたしても巻きこんでいく。シーズン1では、カイルの元妻アリソンに続き、妹メーガンまでもが憑依され、衝撃的な幕切れを迎えた。そしてシーズン2では、拡大していく謎の邪悪な勢力との戦いがはじまる。一方で、心に闇を抱えて生きてきたカイルは悪霊に挑むことで、避けていた世間との関わりを取り戻し過去と向き合いはじめる。そんな心の変化も見逃せない見どころ。カイルに課せられた使命とはなんなのか。目に見えないものとの戦いだけに、ドラマの域を超えた心理的恐怖に耐えられるか！


シーズン2のキーパーソン


カイル・バーンズ
悪霊の仕業で子供時代は母から虐待を受け、大人になってからも愛する妻が憑依され結婚生活も破綻。が、悪霊との戦いに身を投じていく


アンダーソン牧師
地元の教会で働く牧師。代々悪魔祓いに従事する家系であり、多くの知識と経験を持つ。カイルの幼少期の体験にも精通している理解者


メーガン・ホルター
カイルの義理の妹で児童心理学者。カイルの養子先で兄妹として育つ。トラウマと戦う兄を支えるが、悪魔に憑依されてしまい、夫を殺害


シドニー
カイルやアンダーソンに不気味に近づいてくる謎の男。その正体はもしかしたら悪魔の化身なのかもしれない。そんな疑いのある人物