見た目はヴィンテージ風でも裏地はカシミヤでラグジュアリー!
定番のスウェットセットアップだけど、大人だったらそれ相応の1着を持っていたい。だったら、アメカジを知り尽くした〈ヒステリックグラマー〉のセットアップがおすすめ。見た目だけでなく、ラグジュアリーな肌触りに驚くこと間違いなし!
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HYSTERIC GLAMOUR
ギャップや意外性のある人やモノほど魅力的に見える。というのも、想像していたことを超えてくる、いい意味で"期待を裏切るコト"に出会ったとき、人は感情を大きく揺さぶられるからだ。たとえば、細く見えるのに脱いだら意外と筋肉があるとか、強面なのに実は親しみやすい優しい人柄だったとか……。同じように、コチラの〈ヒステリックグラマー〉のスウェットセットアップにも、魅力的な"ギャップ"がある。
一見するとシンプル。だが、実際に着用するとまずその着心地にビックリ。想像以上に上質な肌触りで、カラダを柔らかく包んでくれる。それもそのはず、裏面はカシミヤ100%の糸を使用しているという贅沢な1着なのだ。一方で、表面は乾いた糸をあえて使うことで武骨な印象を出し、表面と裏面の風合いにコントラストをつけている。また、国内では極めて珍しい年代ものの吊り編み機で編んでいるので、ヴィンテージらしい雰囲気があるところも魅力。肉厚で男らしい見た目でアメカジ好きの心をがっちり掴んでおきつつ、裏面のカシミヤの風合いで表面のイメージを覆してラグジュアリー感を演出。"ヴィンテージ"と"ラグジュアリー"という、相反する要素を見事に両立している。
そして、スポーティなアイテムらしく着用感にもこだわりが詰まっている。パンツはウエスト部分をほどよい伸縮性のあるリブデザインにしていて、リラックスした着心地を実現。また、フロントのファスナー付きのポケットはメッシュ素材を使用、着用時のごわつきを抑えてすっきりとした穿き心地に仕上げている。普段は見えない隠れた部分にこだわっているというのが、洒落者の着こなしってものだろう。違いのわかる大人な男が着るスウェットのセットアップは、こんなこだわりがないとね。
パーカには左胸、パンツには左太腿あたりにブランド名の刺繍が入っている。また、左腕と右脚にはワンポイントのロゴが配されている。パンツはリブ裾なのでもたつかずに足元をすっきり見せられる。ほかにブラックのカラバリも展開。パーカ7万8000円、パンツ5万4000円(以上ヒステリックグラマー/ヒステリックグラマー)
●ヒステリックグラマー
TEL:03-3478-8471
雑誌『Safari』2月号 P233掲載
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