脱・普通! お洒落セレブがコート姿で工夫していること!
ロングコートを羽織ってみたものの、「なんだか着こなしが普通に見える」。そんな経験、ありますよね? その原因はおそらく、カジュアルに見せる工夫が足りないから。大人っぽくて上品なコートこそ、上手に着こなして、こなれたカジュアルに見せたいわけですからね。では、実際にはどのようにすればいいのか? そこで、今回ピックしたお洒落セレブ4人のロングコート着こなしにご注目!
今回の4人は、ベーシックなロングコートを羽織っているんだけど、どこかに普通に見えない工夫あり。それは、もともとのコート選びだったり、コート以外のアイテムの合わせ方が上手だったりと様々。その結果、彼らのキャラにあった個性的な着こなしが叶っているのだから、これは見てみる価値はあるというもの。ということで、さっそく4人の着こなしをご覧あれ!
Jacob Elordi
まずは俳優のジェイコブ・エロルディ。彼はダブルのチェスターフィールドコートにパーカ、スウェットパンツを合わせたスポーティミックスを披露。パーカとスウェットパンツを合わせるあたりは、こなれて見せる常套手段と覚えておくといいかも。そんな中、特に注目したいのはスウェットパンツ。今が旬といわれるかなり太めのタイプを合わせているのがポイント。細身のスウェットパンツを合わせるよりは鮮度が高く、ロングコート姿がグッと今どきになるのはご覧のとおり。足元はスニーカーではなく、ブーツでロングコートの雰囲気とバランスを取っているのもうまい!
Johannes Huebl
お次は上品カジュアルの名手ヨハネス・ヒューブル。冬はロングコートの着こなしを得意とする彼だが、この日はなんと真っ白なコートを着用。しかもボトムからインナーまでを白系で統一。色使いに工夫することで、ベーシックなアイテムの組み合わせでも決してコンサバに見えない演出をしているというわけ。それに、冬に着る白はリッチに見えて、ロングコート姿もかなり新鮮に。とりわけダークトーンが多くなる街では、こんなコーデがよく映えるに決まっている。上品カジュアルが好きな人は、こんなスタイル挑戦してみては?
Evan Ross
アメリカの俳優兼ミュージシャンであるエヴァンは、上品アイテムにストリートな味つけをするのがお得意。この日もダブルのロングコートを着用してはいるものの、しっかりとストリートな雰囲気が漂わせている。で、そんなストリート味つけに貢献しているのが足元のボリューミーなスニーカー。ストリート派の間で人気のダッドスニーカーのような分厚いソールのスニーカーは、冬の重アウターともシルエットのバランスを取りやすいので好相性。あとはキャップを後向きで被っているのも、同じくストリート感演出に貢献!
Matthew McConaughey
最後は俳優マシュー・マコノヒー。彼は着こなし自体ベーシックなのだが、その着用したロングコート選びが変わりダネ。というのも彼が着用しているネイビーのロングコートは、フリースのような表情があるボアコート。これまでの3人が着用していたコートと比べると、デザイン自体にさほど変化はないものの、表面がボアになるだけで全体の雰囲気が全然違うのが伝わるはず。モコモコした表情が豊かなぶん、コート自体の存在感もグッとあがるうえに、リッチな雰囲気も増している。「着こなしの組み合わせを考えるのは面倒だ」なんて人は彼みたいなコート選びをするといいかも!