オーランド・ブルームが実践する、
柄魅せトップを上手に着こなす方法!
アメカジのいいところは、大胆な色や柄で個性を発揮できること。特に冬は、このアドバンテージを有効活用。街で埋もれないよう、しっかりとお洒落を際立たせたい。とはいえ、色や柄の使い方ってなかなか難しいですよね? 特に柄アウターの場合は“服に着られる”恐れがあるからとっても心配……。でも、大丈夫。そんな個性派アウターを上手に魅せる、いちばんシンプルで簡単な着こなし方があるのでさっそくご紹介したい。お手本はお洒落俳優として名高いオーランド・ブルームだ。
スノーリゾートとして知られるコロラド州アスペン。そこに新年早々、歌手のケイティ・ペリーと滞在したオーリーだが、そこでパパラッチされたのがコチラの着こなし。トップに着ているエスニック調のダウンベストは、〈モンクレール〉“モンクレールジーニアス”のもの。それにお揃いの柄ニットを合わせて、インパクトある重ね着を披露した。で、ここで見習いたいのは、トップの柄の効かせ方。「着こなしの主役はマルチカラーのトップだけ」と言わんばかりに、ボトムはリジッドデニムと黒ワークブーツでダークに。さらにニットキャップもグレーを選択。色柄ものをトップに集約することで、魅せどころをはっきりとさせたのはさすがに上手い。こんなテクを使えば、派手柄アウターを使った着こなしだって印象はすっきり。ちなみにお隣のケイティもエスニック調のコートで登場。カップルでテイストを揃えた着こなしをするなんて、2人の仲のよさはやっぱりホンモノ!?
ケイティのド派手な着こなしに目を奪われちゃうけど、男子諸君はオーリーの着こなしをご覧あれ。こちらは先にご紹介した写真の翌日、2人でディナーに向かうシーンをパパラッチされたものだ。トップこそチェックのシャツジャケットに替えてはいるものの、デニムとブーツ、ニットキャップは前日と同じ。なるほど~。オーリーは、派手柄のジャケットを際立たせるにはこの着こなし方が一番と思っているのかもしれない。とはいえ、よく見るとイエローベースのチェックは格子柄がブルー。さりげなく濃紺のリジッドデニムとリンクさせているのが見て取れる。こちらは派手柄を着こなし全体に馴染ませる心憎いテクニック。さすがはオーリー、全体のまとまり感にも抜かりナシ!