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2018.12.30

黒ベースのこなしは
上手な”赤使い”で見違える!

“平成最後”の年越し、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? というわけで(!?)、今回は“平成元年生まれ”の俳優タロン・エガートンの着こなしに注目。タロンといえば、映画『キングスマン』の主役を演じ、アクションもこなす注目の若手俳優。平成元年生まれも彼も、もうすっかり大人なんですよね。それはさておき、そんな彼の着こなしで最近よく見られるのが、黒コーデに”赤差し”テク。真っ黒コーデもいいけれど、こんなひと工夫で着こなしが見違えるのなら、取り入れない手はない!?

歳を重ねるとワル目立ちを嫌うのか、派手な色を避けてどんどん地味な色使いになっていく人が多いかと。そうなると、稼働率が高まるのが”黒”。とりあえず黒を使っておけば大人っぽく見えるし、問題ナシ? とはいえ、いつも黒一辺倒ではあまりに芸がない。やっぱりもう少し工夫しないと、洒落者とは言い難い!?

そこで、今回ピックアップしたタロンの着こなしテクニック。彼の着こなしは”黒ベース”が多いけど、決してジミ~になっていない。その理由は、黒を使うときに必ずといっていいほど”赤”を差しているから。赤はどうしても目立つから、大人には敬遠されがちな色だけど、彼の場合、赤はあくまでも脇役なのがポイント。つまり、そんな使い方ならワル目立ちはしないってワケ。

 

01
トラッカージャケットで赤差し!


部分使いでも赤なら効果的!

まずはこちら、足元まで黒でまとめたワントーンのこなしだけど、部分的に赤が使われているため決して地味になっていないでしょ? 彼が羽織っているのは、おそらく〈ドルチェ&ガッバーナ〉のトラッカージャケットで(要するにジャージね)、襟や袖口、胸元のプレートロゴが”赤”になっている。使われている面積は少ないものの、効果はご覧のとおり。もしこの”赤”がなかったら、パッと見は地味なまんま。まあ、こうしたアイテムをピンポイントで探すのはなかなか難しいけれど、もし見つけたら是非手にとってみてはいかが?

 

02
Gジャンで赤差し!
 
赤パッチワークの個性派Gジャンで!
 
こちらも基本は黒のワントーンで、部分的に赤を取り入れるというパターン。羽織っているのはアメカジの定番Gジャンだけど、パッチワークで”茶”と”赤”の切り替えが入っているユニークなもの。個性的ではあるものの、ワル目立ちすることなくまとまっているのは、やっぱり黒と赤という2色の相性がいいからといえる。ちなみに、足元のスニーカーも黒だけどソールの”白がさりげないアクセントになっている点にも注目。黒ベースのこなしのときにはソールの色ひとつで印象が変わるので、こうした細かい部分にも気を配るのが大事! 

 

03
ソックスで赤差し!
お手軽なソックスで赤差しはどう?

これまでの2つは、赤を部分的に使ったアイテムを探さないといけないので、すぐに取り入れるのが難しいかも。だけど、”ソックスで赤差し”なら誰でも明日から取り入れられるはず。特に寒い季節は着こなしがジミ~な感じになりがちだけど、そんなときに足元だけでも”赤”を差すと気分も結構違ってくるはず。この着こなしもブルゾンはブラウンだけど基本は黒ベース。スウェットパンツにパーカ、ニット帽と全部真っ黒。ん!?  でも目を凝らしてよ~く見てみるとパーカの胸元のロゴも”赤”!?    この人、黒と赤が思ったよりず~っと好きみたい!

 
文=早渕智之 text : Tomoyuki Hayabuchi  photo by AFLO

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