フリースや〈ザ・ノース・フェイス〉など
チャニングは旬の“アウトドア”着こなし!
最近、LAの街では“アウトドア”を取りこんだファッションというのがトレンドの1つ。今までは、アウトドアシーンで着るような高機能性を重視した本格アイテムは、街で着るとアクティブ感が強くなりすぎ、どうしても野暮ったく見えてしまうのが難点だった。
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が、今季は使い方によっては、街でだって活躍するわけだ。特に寒くなってきたこの季節、本格的なダウンやフリースなどアウトドアなアイテムをお洒落に着こなす方法、知りたいですよね? というわけで、そんな着こなしはチャニング・テイタムがお手本!
チャニング・テイタムといえば、映画『マジック・マイク』や『ステップ・アップ』などで披露したマッチョなカラダから、肉体派のイメージが強い。ただ、年明けに日本でも放送されるドラマ『刑事★コムラッド ~同志に別れを~』(AXN)では、企画・製作総指揮を行うなど、いまや俳優だけでなく様々な才能を発揮している。そりゃあ、人気も絶えないのも納得。
で、そんな彼のファッションの特徴は、独特なゆるさと、そんなキャラをキープしながらの流行の取り入れ方。まさに肩肘張らない絶妙なLAスタイルだ。で、最近のコーデはというと、どこかしらにアウトドアアイテムを取り入れるっていうことに凝っている様子。う~ん、これがなんとも自然! では、さっそくチャニングの取り入れ方を見ていこう。
Style01
フリース素材を取り入れる
コートならアウトドア感は半減!
まずコチラ、空港に現れたチャニングだが、フリースのアウターにデニムという格好。 普通この合わせだと、まさに“アウトドア”な雰囲気が漂いそうだが、そうならないのはこのフリースが襟つきテイラード型のコートだから。よくあるジップアップやプルオーバーの短丈のフリースJKではこのモダンさはでない。
というわけで、同じフリースでもタイプを選べばアウトドアすぎるということはなくなるってわけだ。さらに、インナーを同トーンでまとめて馴染ませているところもポイント。色数を少なくするのも都会的に見せるコツ。極めつけに、デニムもロールアップしてすっきりさせているのも彼らしいこなしで見逃せない。
Style02
アウトドアブランドを取り入れる
コラボものならグッと洗練される!
お次は娘エヴァリーちゃんと散歩中のチャニング。どこにアウトドアな要素があるかというと、この骨太なカーキパンツ。これは〈ザ・ノース・フェイス〉と〈シュプリーム〉がコラボしたもの。このコラボのシリーズを着ているセレブは多く、過去『Safari Online』でも紹介してきた(▶オーランド・ブルーム ▶リアム・ペイン)。チャニングはパンツで取り入れてさりげに”アウトドア感”を演出。それに、これだけゆったりしたパンツなら、チャニングのようなガッチリした体型でも履き心地は楽ちんなのかも。そしてトップは、〈バレンシアガ〉の黒パーカと〈サタデーズ〉の黒キャップ合わせ。ワイルド感のあるパンツであっても、黒でまとめたことで、スタイリッシュなコーデに仕上がっているのがわかる。
ブランドロゴのワッペン以外にも、アメリカ国旗のワッペン付き。彼のキャラにぴったりなタフさを感じさせます!
Style03
“ゴアテックス”を取り入れる
街ではモノトーンでまとめる!
防水透湿の機能が特徴で、アウトドアのアイテムにはお馴染みの“ゴアテックス”。この日のチャニングは、その“ゴアテックス”の文字がド~ンと書かれたパンツを穿いて登場。大胆ながら、黒地に白の文字でスタイリッシュさが漂う。実はコレ、〈オフ-ホワイト〉のパンツ。“ゴアテックス”とのコラボで今年大きな話題となったシリーズ。
洒落者のチャニング、こうした話題のものにも敏感なのはさすが。そして、このパンツに合わせているのは、スポーティかつラグジュアリーさも兼ね備えた〈グッチ〉のパーカ。ちなみに、キャップはNFLチーム、 “ニューオーリンズ・セインツ”のもの。そう、アウトドアな要素を都会で取り入れるなら、こうしてモノトーンでまとめるのが得策かも。
パンツのバックサイドには、ウイングオフのロゴやアロー、ベルニーニなど、随所に〈オフ-ホワイト〉らしい遊び心あるプリントが施されている。