実はネイビー合わせが必須?
カーキを大人らしく魅せる極意とは!?
カーキ色ってミリタリー由来の骨太な印象があるから、キリッと男らしいスタイルを作るのにはうってつけ。とはいえ、そこをあんまり強調しすぎると、大人っぽさが薄れ、男クサ~くなりすぎたりも……。じゃあ、ほどよいサジ加減で取り入れるには一体どうすればいい!?
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で、やっぱり参考になるのがセレブの着こなし。もちろん彼らの間でもカーキは人気。特にアウターに取り入れているケースが多いんだけど、それを大人っぽく着こなしているセレブにはある共通点が……。それが、ネイビーアイテムと合わせているってこと。ご存知のとおり、ネイビーには品のよさに加え大人らしい落ち着き感がある。つまり、彼らはそんなネイビーを武骨なカーキと馴染ませることで、男クサさをほどよく中和。バランスのとれた大人のお洒落を楽しんでいるというわけだ。では論より証拠。さっそく、セレブの”カーキ×ネイビー"コーデを見てみよう。
01 骨太ブルゾンがグッと落ち着いた雰囲気に!
Matthew Mcconaughey [マシュー・マコノヒー]
今年50歳になるベテラン俳優で、サーファーでもあるマシュー。カーキのブルゾンは非常に男らしいアイテムだけど、彼のようにネイビーシャツを合わせるとグッと落ち着いた雰囲気になる。ボトムはいつもの味のあるストレートデニムに茶ブーツ。ネイビーシャツを1点投入することで、ラフなカジュアルが大人っぽく格上げされているのがわかるはず。ちなみに、ブルゾンが短丈なのも、颯爽として見えるポイント。
02 カーキ、白、ネイビーの絶妙バランス!
Ryan Reynolds [ライアン・レイノルズ]
コチラのライアンは、カーキスウェードのGジャン風ジャケットを着用。シンプルな白Tと白スニーカーでヌケ感を出しつつ、ネイビーの細身チノでスッキリとまとめている。このカーキ、白、ネイビーの色バランスが、とにかく絶妙。爽やかでありながら男っぽさもあり、さらには清潔感まであって、見事に街に溶けこんでいるのがわかるはず。ジャケットの襟に少し動きをつけて立てているのも、アクティブ感を出すのに効果的!
03 凛としたコートをドレスダウン!
David Beckham [デビッド・ベッカム]
ラフなカジュアルだけでなく、上品スタイルも抜群にうまいベッカム。カーキのチェスターコートは、それだけで凛とした存在感が漂うドレスアイテム。これをネイビー合わせでシックにまとめつつ、Tシャツやスニーカーといったアイテムで軽く見せている。こうしたドレスダウンはベッカムの得意技。足し算と引き算を使いこなして、狙いどおりのスマートなイメージを演出している。
04 カーキ×ネイビーを上下逆でも!
Bradley Cooper [ブラッドリー・クーパー]
カーキとネイビーの組み合わせをうまく活用しているのが、俳優のブラッドリー。ご覧のように、2つのカラーを上下逆にした着こなしで使い分けている。シャツはどちらもミリタリー調の骨太なタイプだが、より男っぽいのはカーキのほう。その男クサさをテイパードシルエットのカーゴパンツで緩和しているのがわかる。一方のネイビーシャツは、少し太めのカーキパンツでどっしり感を強調。同じに見えても、うまくバランスを調整しているというワケ!
05 濃淡のトーンを重ねて大人っぽく!
Jake Gyllenhaal [ジェイク・ギレンホール]
MA-1とニットの濃淡カーキに、ネイビーチノを合わせた俳優のジェイク。実は、このカーキのトップにカーキパンツを合わせている日もあるのだが、やはりネイビーの方が大人っぽくて都会的。あまりガチャガチャと色を使わず、似たトーンだけを重ねているのがお洒落に見えるポイントだ。春を意識してか、内側を濃いトーンでまとめ、外にいくほど淡いトーンになっている点にも注目したい!
photo by AFLO