【セレブの愛車】LAであのSUVを再びキャッチ!
イグジビットの“タンク”は実は驚きの1台!?
ご存知ラッパーで俳優のイグジビット。彼といえば、2007年に惜しまれつつ最終回を迎えたMTVの人気番組「ピンプ・マイ・ライド」のパーソナリティとしても有名。え、知らない? 番組の内容は、イグジビットが持ちこむ一般人のボロ~いクルマを、プロのチームがカスタマイズ。スーパークールなクルマに仕立てちゃうというもの。
そんなクルマ好きにも知られたイグジビットをLAはサンタモニカでキャッチ。で、乗っていたクルマは? そう、あの〈レズヴァニ・モーターズ〉の“タンク”。でも、彼のタンクはどうやらベーシックなタンクじゃないかも!
実は〈レズヴァニ・モーターズ〉のタンクは、以前にも俳優ジェイミー・フォックスの愛車として『Safari Online』で紹介済み。https://safarilounge.jp/online/cars/detail.php?id=1881
ちなみに、現在のタンクのライナップは3種類。外観では区別しづらいが、“テクニカル・アーバン・ビークル”を名乗るベーシック(?)な“タンク”は、500馬力の6.4ℓV8エンジンを搭載するモデル。これは〈ジープ〉グランドチェロキーSRT8に搭載されているものと同じ。そして、“ザ・オフロード・スパーカー”を名乗る“タンクX”は、その上級グレード。エンジンは707馬力を誇る6.2ℓスーパーチャージド・ヘルキャットV8。アメ車好きならお分かりだろうけど、〈ダッチ〉チャレンジャーSRT ヘルキャットに搭載されているあのHEMIエンジンだ。で、残るは“タンクミリタリー”。おそらくイグジビットの愛車はコレと思われる。
“タンクミリタリー”はタンク3兄弟の中で最もタフな1台。“ラグジュアリー・ミーツ・ミリタリー”を謳うとおり贅沢な内装にも目を見張るのだが、なんといっても軍用を名乗るほどの装備にヤラレる。たとえば、ラジエター、バッテリー、燃料タンクはすべてケブラーでラッピングされ、躯体は弾丸を通さない最新の鎧で武装。ボディ下部も爆破に耐えるなど、耐爆破、防弾性能がハンパない。また、パンクしても走り続けられる“ランフラットタイヤ”や、軍用レベルのガスマスクに低体温やケガから守る“セキュリティ・サバイバルキット”、ドアを開けずとも外敵とやりとりができる外部スピーカーやマイク、サイレンまで装備。そして、極めつきは“スモークスクリーン”。これはボタン1つでリアから白い煙が出る装備で、文字どおり追跡者を煙に巻くことができるのだから恐れ入る。まるで007の映画みたいだが、本当に煙幕が張れるのだから冗談ではない。
ちなみにエンジンは、先に紹介した2種類のエンジンが選択可能で、タンク全車についている熱感知システムによる“サーマルナイトビジョン”ももちろん装備。イグジビットの愛車は、フロントグリル内に埋めこまれたストロボライトやセンサー、ランフラットタイヤ用のホイールで“タンクミリタリー”と推測される。LAってホントにクールなクルマがたくさん走っているけど、こんなクルマが後ろから迫って来たら、誰だって道を譲ってしまうに違いない。