F1の血統を日常使いで! 〈メルセデスAMG〉GT 43クーペ
F1日本グランプリを経て、いよいよ“メルセデス”の強さを目の当たりにしてしまった感。そうなるとソレ由来の技術を凝縮したクルマを手元に置きたくなるってモノで。だったら日本の道にも合いそうな、シリーズ中、最もナローな相棒はどう? 〈メルセデスAMG〉GT 43 クーペだ。これなら都会のラグジュアリーな日常に、サーキット直系のスパイスをもたらしてくれること間違いナシ。〈メルセデスAMG〉が完全独自開発した“GT クーペ”の追加モデルがこのGT 43で、日本には2024年に登場している。
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まず、クルマ好きの貴兄をニヤリとさせるのが、その心臓部だろう。GTシリーズとしてはじめて採用された2.0ℓ直列4気筒エンジン“M139”は、アファルターバッハの職人が「One Man, One Engine」の原則で組み上げた逸品。特筆すべきは、F1由来の“エレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャー”だ。ターボの軸にわずか4㎝厚の電気モーターを一体化し、排気が溜まる前から電子制御でコンプレッサーを回すという、マニアなら感涙ものの技術を投入。これにより、低回転から澱みのないレスポンスと、最高出力421PSのパワフルな加速を実現している。
組み合わされるのは、トルコンレスの“AMG スピードシフト MCT 9速トランスミッション”。湿式多板クラッチによるダイレクトな変速は、まさにマニュアル感覚の楽しさだ。
エクステリアもまた、玄人好みの仕上がり。他のGTモデルよりフェンダー幅を絞った1930㎜の“ナローボディ”は、エレガントな立ち姿を強調するとともに、日本の都市部での使い勝手も抜群。専用の丸型ダブルテールパイプが、この43がタダ者ではないことを静かに主張している。
インテリアは“ハイパーアナログ”をテーマに、11.9インチの縦型ディスプレイを配置。センターコンソールにはモータースポーツのアイコンであるNACAダクトデザインを採用し、コックピットに座るたびに気分を昂らせてくれる。しかもこのスポーツカー、2+2シートを標準装備しており、リアシートを倒せば最大675ℓもの荷室が出現する実用性まで備えているのだ。

さらに走りにこだわりたいなら、リア・アクスルステアリングなどを含む“AMG ドライビングパッケージ”も見逃せない。「もっともっと」の欲張りにも応えてくれる、それがラグジュアリー・スポーツとしての〈メルセデスAMG〉、もうひとつの顔でもある。
価格は1677万円。ダウンサイジングではなく、あくまで“高効率な走りの本質”を追求したこの1台。F1の血統をさらりと日常で使いこなす――これこそが、今最もモダンで粋なスポーツカーの嗜み方といえるのではないだろうか。
★DATA 〈メルセデスAMG〉GT 43クーペ
●全長×全幅×全高:4730×1930×1365㎜
●車両重量:1790kg
●ホイールベース:2700㎜
●エンジン:2.0ℓ直列4気筒ターボ
●エンジン最高出力:310kW(421PS)/6750rpm
●エンジン最大トルク:500N・m/5000rpm
●ハイブリッドモジュール最高出力:10kW/2500〜5100rpm
●ハイブリッドモジュール最大トルク:58N・m/50〜1300rpm
●トランスミッション:9速オートマチック
●駆動方式:後輪駆動
●税込み価格:1677万円〜
●メルセデスコール
TEL:0120-190-610
URL:https://www.mercedes-benz.co.jp/
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