【動画あり】ライアン・ゴズリング主演のアクションコメディ
〈タグ・ホイヤー〉のショートフィルム『The Chase For Carrera』は映画と時計への愛情にあふれてる!
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名門ウォッチブランドの〈タグ・ホイヤー〉がハリウッド俳優ライアン・ゴズリングを主人公にしたショートフィルム『The Chase For Carrera』を発表! これはフラッグシップモデル、タグ・ホイヤー カレラの誕生60周年を記念して製作されたもの。CMの制作現場を舞台にしたアクション作品で、カーチェイスに爆発シーンまである本格的な内容となっている。といっても、全体的なノリはユーモアあふれるものになっていて、気軽に何度でも観たくなる楽しいショートムービーに仕上がっている!
タグ・ホイヤー カレラは1963年に誕生したタイムピース。創業者4代目ジャック・ホイヤーが伝説の公道レース“カレラ パナメリカーナ”にオマージュを捧げたアイテム。そのカレラの最新モデル“タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ”を手元に着用したライアンがホテルの廊下を疾走し、窓を突き破るド派手なシーンからショートフィルムはスタートする。
「どんなハラハラする展開が待っているの!?」そう身構えてしまうが、ご安心を。これはCM撮影現場のワンシーンという設定。スタントマンと入れ替わったライアンは、監督の指示通りにポーズを決めて、アピール。左腕にキラリと光る時計がなんともカッコイイ。存在感のある1本は大ぶりのように見えるけど、実はケース径39㎜。日本人の手元にも馴染む仕様なのが嬉しい。監督役を演じているのは映画『ブレット・トレイン』の監督デヴィッド・リーチ。彼の手元には角形時計モナコが輝いている。ちなみ2人は2024年公開『The Fall Guy(原題)』でもタッグを組んでいて、その劇中でもライアンが同モデルのブラック&シルバーデザインを着用しているそう。
「CMの中で監督役を演じるのはどうだい?」ライアンがデヴィッドにそう語るシーンでは、厚みのある様子がよくわかる。これは風防のサファイアガラスがぷくっとしたドーム型になっているから。1970年代のカレラモデルに似ているが、これは新たに開発されたもの。タキメータースケールの曲線に沿ったシームレスなデザインがなんとも美しいでしょ?
撮影を終えたライアンがコーヒーで一服しようとすると小道具係のタミー(ヴァネッサ・ベイヤー)が近寄ってくる。時計を返してもらうためだが、いたく気に入ったライアンは「60秒だけ貸して」と言い残し、赤い〈ポルシェ〉に乗って逃走。物語は急展開を見せ、怒涛の追走劇が幕を開ける!
ここで気になるのがライアンの着こなし。ブルーのレザージャケットと淡青のデニム。インには白Tを合わせているが、これがエレガントなブルーの文字盤と色リンクしていてぴったり。これからのシーズンならレザージャケットをブルーGジャンに、足元の編み上げブーツを白スニに替えると爽やかな大人コーデに仕上がるだろう。
文字盤は3時位置に30分積算計を、9時位置に12時間積算計を配置。サークル内はアジュラージュ加工を施していて視認性バッチリ。優れた視認性は〈ポルシェ〉で逃走するライアンがちらりと手元を確認するシーンで、我々も確認することができる。6時位置にはスモールセコンドと日付表示も備え、デイリーウォッチとしても活用できる。キャリバーは自社製クロノグラフムーブメント、ホイヤー02の進化版で次世代ムーブメントのTH20-00。双方向巻き上げ式のローターを新たに搭載している。
逃走するライアンを追う小道具係タミーは大型トラックを強奪し、『ターミネーター2』を彷彿とさせるチェイスを披露。2台はマフィア映画の撮影現場を破壊し、西部劇の決闘シーンのように対峙する。タミーの後ろで女性スタッフが藁を転がすのは、西部劇でおなじみのタンブルウィードを再現したもの。こんな細かい描写を織り交ぜるなんて、ブランドの映画への愛が伝わってくる。このシーンではタミーがピンク文字盤のカレラ デイトを着用しているのがわかる。
ケース径39㎜、自動巻き、SSケース、ブルーカーフストラップ、100m防水。80万8500円(タグ・ホイヤー/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー)
ストラップはブルーのカーフレザー製を採用。その着け心地は、ライアンが返すのを渋る様子から十分に伝わってくる。いやはや、なんとも快適そう!
【ブラックバージョンもあり】
ケース径39㎜、自動巻き、SSケース、パンチング加工のブラックカーフストラップ、100m防水。80万8500円(タグ・ホイヤー/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー)
さて逃走劇のその結末は是非ショートフィルムで確認してほしいのだが、仕上がりについてはライアン・ゴズリングもご満悦のようで、このように語っている。
「何といっても印象的だったのは、〈タグ・ホイヤー〉チームの大胆不敵さ、そしてクリエイティブ面で非常に融通が利いた点。デヴィッド・リーチ監督と『The Fall Guy(原題)』に取り組んでいたとき、撮影が非常に楽しかったので、アクションシーンの撮影中に監督に〈タグ・ホイヤー〉との新しいキャンペーンでのコラボに興味があるか尋ねてみたのです。
映画自体が映画の製作に関するものだったので、コマーシャルもコマーシャルの製作に関するものにしてはどうかと考えたのですが、〈タグ・ホイヤー〉は非常に簡単に、楽しんでこれを実現してくれました。このおかげで、今回の経験は関係者全員にとって楽しい、クリエイティブなものになりました。いつも本格的で巧妙なキャンペーンを遂行することで知られるラグジュアリーブランドが、非常にユーモアに富んだ今回のアイデアを受け入れ、実行してくれたのは驚きでした」
なるほど、作品にはライアンのアイデアが反映されてわけだ! どおりで劇中の彼はイキイキとしていて、なんとも楽しそう。時計の快適な着け心地が、そのマインドをいっそう後押ししているのは言わずもがなだろう。
●LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー
TEL:03-5635-7054