2026.07.14 NEW
〈フルカウント〉のシーズンアイテムから
定番に繰り上がったチノの名品"41カーキ"を知っているか?
ジャパンデニムを代表するブランドのひとつとして、海外でも高い評価を受けている〈フルカウント〉。ヴィンテージデニムに引けを取らないといわれる色落ちが美しいデニムが有名だが、今回紹介するのは、デニムじゃないほう。そう、デニム以外のアイテムの中にも定番継続となっているアイテムが多数ある。それが今回紹介する1201 U.S. アーミー チノ41 カーキ 。いわゆる"チノパン"の源流になったとされるアメリカ陸軍の通称"41カーキ"=M-41 チノをベースに、現代的にアレンジして生まれたパンツだ。ちなみに"41"という数字は、アメリカ軍で1941年に採用されたことから。また“カーキ”という名称は、19世紀に英国インド領の英印軍が夏服のツイル素材を現地の土を使用して、目立ちやすい白から枯草色に染め、現地語でカーキと称したのが呼称の由来。このアイテムを象徴する色となり、チノパンのことを"カーキ"とも呼ぶようにもなった。そして"チノ"と呼ばれる理由は、中国から調達した原料や生地がもととなっていたことから、China〜Chinoになったとされている。
1201 U.S. アーミー チノ 41 カーキ。2万9480円(フルカウント)
さて、〈フルカウント〉の1201 U.S.アーミー チノ 41 カーキには、短繊維を徹底的に取り除いた上質なコーマ糸を使用した光沢のあるチノ素材を採用している。テイパード控えめの裾までゆとりのある太めのシルエットで、リラックスした穿き心地。これは〈フルカウント〉のデニム同様、常に穿き心地を最優先にデザインしているから。サイドはスラッシュポケットで、バックポケットとフロントのコインポケットには、縫製のクオリティとしてクチュールの香りがまだディテールとして残っている両玉縁(ポケットの開口部の上下両側に、細い紐状のパイピングを施す仕立て技法)を2mm幅で仕上げ、当時の大量生産・生産効率を考えたダブルステッチの巻き縫いを取り入れるなど、歴史の流れを汲みながら手間のかかるディティールを追求している。

味のあるパッカリングをあえて表現したスラッシュポケット
この"41カーキ"は当初はシーズンアイテムとして展開していたが、各方面から高い評価を得たことで、定番のトラウザーズアイテムとしてラインナップに加わった。カラーはカーキ、セージグリーン、ブラウンベージュの3色展開で2026AWシーズンには新色のブラックが加わって計4色で展開。フルカウントのジーンズ同様、穿きこめば穿き込むほど、生地の風合いが増していき、ヴィンテージの"41カーキ"の生地感、穿き心地になっていく、育てがいのある魅力的なトラウザーズだ。

2026秋冬シーズンの新色カラーのブラック。1201 U.S. アーミー チノ 41 カーキ。2万9480円(フルカウント)
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