小籠包
小籠包といえば、中からジュワーッと出てくるそのスープが好きという人も多いはず。であれば、“ヘイフンテラス”の小籠包はハズせない。上湯スープにかなりのこだわりがあり、ほかにはないとびっきりの味わい。彼女と食べればきっと幸せな時間になるはず!
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- ホテルの名物メニューを彼女と♡ Gourmet
食の評価も高く、世界のセレブリティから愛されている〈ザ・ペニンシュラ〉を語る上でハズせないのが、XO醤を生み出した“ヘイフンテラス”だ。多くの料理がオンメニューされているのだけれど、ベテランの点心師によって毎朝丁寧に作られている“小籠包”(2個、880円、税・サ別)は必食の一品として挙げたい。
熟練の技で薄くのばした皮の中には、餡と上湯スープがたっぷりと入れられ、蒸し篭でじっくりと蒸し上げられる。“小籠包”の肝となる上湯スープには、エグゼクティブ チャイニーズシェフを務める大崎竜シェフのこだわりが特に感じられるところ。
金華ハムから出た塩味で深みのある味わい!
スープは、えぐみが出ることを避けるため骨部分はあえて使用せず、鳥肉と豚肉、金華ハムをじっくりと蒸し、素材本来の味を引き出している。さらには、金華ハムから抽出された塩味が深みのある味わいを生み出し、ほかでは真似のできない極みの上湯スープへと昇華されている。
餡を皮に包みこむ直前に上湯スープを入れることによって、口に入れたときにそれぞれの味わいがブレンドされ、複雑で奥行きのある食味を創り出している。添えられた黒酢生姜のアクセントによって、上湯スープの品のよさがことさらに強調されるのだ。
この“小籠包”はランチメニューにだけ食べられる限定メニュー。12月から8月は“小籠包”、9月~11月は“上海蟹の小籠包”が提供されており、季節による変化を楽しめるのもポイント。
上湯スープにこだわった“ヘイフンテラス”の“小籠包”だったら、美食の点心を食べ尽くした彼女も心から感動してくれるのでは?
●〈ザ・ペニンシュラ東京〉 ヘイフンテラス
住所:東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京 2F
営業時間:ランチ 11:30~14:30(月~金)/11:00~15:00 (土日祝)、ディナー 18:00~22:00
“小籠包”の提供は12月から8月の上記ランチタイム
TEL:03-6270-2888
URL:https://www.peninsula.com/ja/tokyo/hotel-fine-dining/hei-fung-terrace-chinese-restaurant
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。