〈パネライ〉銀座ブティック限定モデルは
メタルブレスがひと味違う!
トップ画面を見て、「あれ? いつもの〈パネライ〉と様子が違うなぁ」と思った人は鋭い。最初にタネあかしをすると、この〈パネライ〉の時計、実はブレスレット仕様となっているのだ。〈パネライ〉といえば、そのストラップはラバー、あるいはカーフレザーやクロコダイルがほとんど。では、なぜこのモデルがメタルブレスレットなのか? それは、この“ルミノール マリーナ1950 スリーデイズ オートマティック アッチャイオ–44mm”が、特別なルミノールだから!
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なにが特別かというと、コチラのモデルは〈パネライ〉の日本の旗艦店、銀座ブティックの新装オープンを記念して作られたもの。つまり“ギンザ・リミテッドエディション”。ダイヤルはサテン ソレイユ仕上げのディープブルー。深海を思わせるグラデーションがダイバーズらしくてお洒落でしょ?
さらにメタルなお姿をよ〜く見ると、ピカピカな部分と光沢を抑えた部分があるのがわかるはず。これは研磨の違いで、鏡のように美しい輝きを放っている部分がポリッシュ仕上げで磨き上げられたもの。ベゼルやブレスレットのリンク(つなぎ目部分)がそれ。キラキラとして、印象はなんとも上品だ。逆に、ケースやリュウズプロテクター、ブレスレット全体のマットな色合いの部分がサテン仕上げで磨かれた箇所。細かいスジ模様を施すことで落ち着いた印象を作り上げているのだが、これが光沢あるポリッシュ部分を組み合わさることで、なんとも品のある雰囲気に。この絶妙なハーモニー、これまでのストラップ仕様の〈パネライ〉にはない魅力といっていいかも。
ちなみにこのブレスレットは、1999年に〈パネライ〉が発表した初代メタルブレスレットと同様、リュウズプロテクターを象ったリンクを採用。個々の独立したリンクはネジを使わず、手首に完璧にフィットするフレキシビリティあり。このへんもさすがは〈パネライ〉。見掛け倒しではない。ただ残念なのは、この時計が世界限定100本ってこと。急がねば!
ケース径44mm、自動巻き、SSケース&ブレス、300m防水。92万円(パネライ/オフィチーネ パネライ)
最後に情報をひとつ。イタリア海軍の要請で1936年にパネライが世界で初めて完成させたプロフェッショナルダイバーズウォッチ“ラジオミール1936”をフィレンツェより取り寄せて10月17日~11月21日の期間、銀座ブティックにて特別展示。時計好きなら、コチラにも足を運んでみては?
●オフィチーネ パネライ
TEL:0120-18-7110