四川風坦坦麺
さまざまな彼女と食べたい“ホテル麺”を紹介してきたが、今回は丸の内エリアに建つ〈ザ・ペニンシュラ東京〉。このホテルにある“ヘイフンテラス”は四季折々の食材を使用した伝統的な広東料理を楽しめるお店だが、実はここにも絶品の“ホテル麺”がある。
〈ザ・ペニンシュラ東京〉にあるレストランで、今イチオシなのが2018年11月に大崎竜さんがエグゼクティブ チャイニーズシェフに就任した“ヘイフンテラス”。大崎さんはザ・ペニンシュラホテルズ内で日本人初となるエグゼクティブ チャイニーズシェフになった実力派で、食材の美味しさを生かし、丁寧に旨みを引き出したメニューに注目が集まっている。
この“ヘイフンテラス”では、しっかりとしたコース料理はもちろん、気軽に食べられるアラカルトでも美食家たちの舌を満足させている。特に、開業当初から提供しているアラカルトの“四川風坦坦麺”(1380円、税・サ別)は圧倒的に支持されている!
辛味の中にもまろやか~な味わい!
自家製豆板醤にピーナッツペーストを加えることによって、辛味の中にもまろやか~な味わいを感じられるのが特徴。隠し味としてトマトをしのばせてあるので、心地よい酸味が合わり、爽やかで奥深い食味が感じられる。
トッピングされたチャーシューは旨みが強い金華豚を贅沢に釜焼き。これだけでも立派な中国料理の一品というほどの旨さ。麺はあえてかん水を使用していないので、スープにも品よくツルリと絡む。しつこさや飽きとは無縁の上品な食味なので、女性でも最後までおいしく食べられるはず。
〈ザ・ペニンシュラ東京〉といえば、米国の権威ある雑誌『フォーブス・トラベルガイド』で最高ランクとして掲載されたり、米国の旅行雑誌である『トラベル+レジャー』誌主催の“ワールド ベスト アワード”で東京のベストホテルに選ばれたりするなど、数々のアワードを受賞する誰もが認めるラグジュアリーホテル。
ホテルで担々麺⁉ って最初は思うかもしれないが、今までに味わったことのないその洗練された味を1度でも体験してみたら、「そう、今日はペニンシュラに四川風坦坦麺を食べに行こう!」って自信を持って彼女を誘えるはず。
●〈ザ・ペニンシュラ東京〉 ヘイフンテラス
住所:東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京 2F
営業時間:ランチ 11:30~14:30(月~金)/11:00~15:00 (土日祝)、ディナー 18:00~22:00
“四川風坦坦麺”の提供時間は上記営業時間と同じ
TEL:03-6270-2888
URL:https://www.peninsula.com/ja/tokyo/hotel-fine-dining/hei-fung-terrace-chinese-restaurant
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。