デニム姿に見せ場を作る、
大人の“編み上げ黒ブーツ”4選!
デニムの足元を辛口に仕上げてくれるのは? そう、黒ブーツ。都会派にはスッキリ&上品な“サイドゴア”タイプも人気が高いけど、デニムと合わせるなら「もうちょっとタフで、存在感があるほうがいい」な~んて人もいるはず。そんなときにはやっぱり、足元に力強さを感じさせてくれる編み上げ黒ブーツを選ぶに限る。
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編み上げブーツのいいところは、ミリタリーやワークテイストを感じさせてくれるうえに、コーデを骨太に見せてくれる点にあり。それも色が黒となると、コーデもキリリとスタイリッシュに。これはスニーカーでは望めないところだろう。もちろんそんな黒の編み上げブーツは、武骨なデニムと滅法相性がいい。なにせ、どちらもタフでラフなテイストがキャラクター。なにも考えずに合わせても、かっこいい見た目を叶えてくれるってわけ。
で、そんな組み合わせを上手に生かすなら、ダウンジャケットやボリューム感のあるコートと合わせると上下のバランスがいい。その際には、デニムもスリムやテイパードタイプを選んで、ブーツが隠れないほどにロールアップ。それなりのブーツであれば、大人らしさと足元の存在感がかなりアップするのは間違いない。というわけで、今回はそんな足元にぴったりな厳選4足をご紹介!
7万1500円(パラブーツ/パラブーツ青山店)
ワイナリーで働く労働者のために作られたワークブーツがベースとなった1足。モデル名“ベルジュラック”もフランスのワインの産地から名づけられたものだ。美しく艶やかなアッパーレザーとラバーソール、そしてその間を繋ぐウェルトを2列のステッチでしっかり縫い付ける、ノルウェイジャン製法を採用。大人にふさわしい高級感がありつつも、耐久性と防水性の高さが自慢。
3万8390円(レッドウィング/レッドウィング・ジャパン)
過去のアイビーや渋カジブームでも人気を博したワークブーツといえば、なんといっても〈レッドウィング〉。こちらは1990年代に爆発的な人気を誇ったモデルで、メイドインUSAにこだわったタフな作りと、6インチ丈のベーシックなラウンドトゥデザインが特徴。経年変化が楽しめるクロームレザーに、クッション性が高く履き心地のよいトラクショントレッドソールを採用し、長年愛用できるのも魅力となっている。
6万500円(ダナー)
防水透湿性素材であるゴアテックスを部分的に取り入れたアッパーに、アウトドアシューズでもよく使われているビブラムソールという、タフな素材選びで40年以上愛され続けている“タナーライト”。アッパーに使われているレザー部分は、履きこむほどに味が出るとあって、自分なりのエイジングを楽しめるという魅力も。履き口にさりげなくつけられたメイドインUSAタグが、アメカジ派の心をくすぐるアクセントに。
23万4300円(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店)
メダリオントゥに精密なステッチ、さらにブランドを象徴するトリプルソールなど、品格と伝統を醸すディテールが印象的な“トリプルソールダービー”。そんなデザインをハイカットとして現代的にデザインし、さらに柔軟性を高めた製法にて履き心地のよさもアップしたのがこちら。上品なスタイリングにも馴染む編み上げ黒ブーツを探しているなら、是非取り入れたい1足。
●ジェイエムウエストン 青山店
TEL:03-6805-1691
●ダナー
TEL:03-3476-5661
●パラブーツ青山店
TEL:03-5766-6688
●レッドウィング・ジャパン
TEL:03-5791-3280
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Satomi Maeda