大人スポーティの貫禄出しに、こんな最新“黒レザーリュック”!
スポーティ人気からの流れで、俄然注目を集めているテック系スタイル。いまやハイパフォーマンスなスポーツ系アイテムを街でも楽しむのは普通のこと。とはいえ、大人たるものそこには貫禄が必要。ただのアクティブなおじさんになるのだけは避けたいものだ。そこで頼りになるのが、リッチな表情が魅力の“黒レザーリュック”。
テック系スタイルとスポーティなリュックの相性がいいのはいわずもがな。ただ、リュックもアウトドア的なカジュアル素材を選んでしまうと、そのへんの若造と同じ姿に……。じゃあ、それを避けるにはどうすればいい? はい、正解はコチラ。選ぶべきは、大人の余裕とリッチな存在感を醸す格上ブランドの黒レザータイプ。カジュアルコーデに貫禄リュックで、ほどよい大人スポーティを狙えるってわけ。ということで、黒レザーの艶感で貫禄あるリュックをさっそく見ていこう。
SAINT LAURENT
上:23万6500円 下:17万6000円(以上サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
艶レザーで大人の貫禄出し!
カジュアルなバックパックに大人らしい存在感を醸すなら、無駄を削ぎ落としたデザインとエレガントな黒艶レザーを持ち合わせたタイプがベター。メタル金具とサイドストラップがスポーティな写真上のモデルは、柔らかなラムスキンを使用したトレッキングバックパック。さらにシンプルさに磨きをかけた丸みのあるフォルムが光る下のモデルは、ベストセラーのバックパックとして知られる“シティ”のレザーバージョン。主張の強すぎない佇まいで、どちらもカジュアルから上品コーデまでこなせる万能さが魅力。
ERMENEGILDO ZEGNA
41万8000円(エルメネジルド ゼニア/ゼニア カスタマーサービス)
後ろ姿を軽快な表情で魅せる!
黒とカーキのカラーブロックというたくましいデザインでありながら、決して重たさを感じさせないこちらのバックパック。メッシュ風の黒の部分は、織物糸の代わりにナッパレザーによる極細の糸を使用したもの。このおかげでぐっと軽やかさが増し、シーンを問わず持ちやすい雰囲気に。さらに正面とサイドの立体的なポケットや、パッド入りのショルダーストラップなど、機能性の高さも申し分なし!
EMPORIO ARMANI
6万3800円(エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
タンブル仕上げの黒レザーリュック!
ベーシックなラウンド型のバックパックに、マチのあるポケットやラバーロゴのレタリングで、ひと工夫をプラス。さらにベースとなる素材には、柔らかさにこだわったタンブル仕上げのレザーを使い、優しくしなやかな質感を実現。素っ気ない印象になりがちな黒ワントーンでも、そんなディテールの数々で、洒落感たっぷりに仕上がっているのがお見事。
GIVENCHY
37万4000円(ジバンシィ/ジバンシィ表参道店)
アイコニックな4Gモチーフ!
なめらかな風合いのスムースカーフスキンのバックパックに、ブランドを象徴する4Gモチーフのバックルで、さらなるラグジュアリー感をプラス。パッド入りのショルダーストラップにはメタルリングが連なり、背負ったときに正面からもエッジの効いた表情をアピールできるのがユニーク。後ろからのスタイルに気を取られがちなバックパックだが、こんな個性出しで差をつけるというのも面白い。
DIOR
41万8000円(ディオール/クリスチャン ディオール)
さりげない“サドル”デザイン!
アイコニックな“サドル”バッグを思わせるデザインをフロントポケットに取り入れるという、シックな雰囲気の中にモダンな遊び心を添えたバックパック。上質なグレインドカーフスキンのボディに、エンボス加工のロゴ入りレザーバンドをプラスして、今季らしいアクティブな表情を添えているのにも注目を。
●クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120-95-2746
●ジバンシィ表参道店
TEL:03-3404-0360
●ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
●ゼニア カスタマーサービス
TEL:03-5114-5300
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Satomi Maeda