なるほど新しい!
カリフォルニアの今がわかる新ブランドがコレ!
ひとつとして同じ波がないからサーフィンは面白い。な~んてよく言われるくらいだから、やっぱり新しい波に乗ることにはたまらない魅力がある。ということは、西海岸カジュアルだって、カリフォルニアから新しく届いたウネリ=新顔ブランドを着こなすと、お洒落も面白くなるんじゃない!? じゃあ今、ウネリがきているブランドって……。それは、〈ウェスタン ハイドロダイナミック リサーチ〉に違いない。
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まずは、最近セレクトショップでよく見かけるこのブランドの紹介から。創業者はパット・タワジーという人物で、カリフォルニアのニューポートビーチで生まれ育ち、90年代から2000年代初頭はプロサーファーとして活動していたこともあるという筋金入りの海好き。現在はフリーサーファーとして波と戯れていて、その傍らで自由にやっていたモノ作りがブランド立ち上げのきっかけになったのだとか。パドリングしながら海を見られるサーフボードを作ったこともあるらしく、アパレルにもそんな型にはまらない遊び心がどこかに隠されている。それがコチラ!
各7480円(以上ウェスタン ハイドロダイナミック リサーチ/タトラスインターナショナル)
左裾にご注目を。なんとコチラは、アウトドアギアによく付いているバンジーコードがアセクセントに。これならTイチ姿はもちろん、インナー使いして裾をチラ見えさせるときにも違いを出せる。上は“ボーングラフィックT”といって、クジラの尾を描いた左胸の絵柄もポイント。ビーチライフに根ざしたブランドであることを表現したアイコンなのだとか。下の“ダブルビジョンT”は、少しずらしながら重ねたロゴが左胸とバックプリントにあり。ホラ、新ブランドはTシャツ1枚とっても、こんなに新鮮!
9680円(ウェスタン ハイドロダイナミック リサーチ/タトラスインターナショナル)
左胸に描かれているのは、クジラの骨をモチーフにしたグラフィック。これも海を感じる意匠であると同時に、ニコちゃんマークっぽく見えません? 袖を通せば、ピースフルな気分になれるかも。起毛感のある柔らかなボディはポリエステルコットンなので乾きが速く、水際でも気兼ねなく着られるもの。ちなみに右腰にはジップポケットを備えていて、フィンキーなどを入れておくのに重宝しそう。モデル名は、“サン シャツ”。
2万900円(ウェスタン ハイドロダイナミック リサーチ/タトラスインターナショナル)
シンプル顔のフーディと思いきや、よく見ると、前身頃のセンターと右袖口に刺繍でロゴが描かれている。パーカは合わせる服を選ばない無地グレー派だけど、実はもの足りなさも感じている……。そんな大人のジレンマを解消してくれるのは、こんな1着かも。ほどよくゆとりのあるシルエットだから、細めのデニムと合わせて着こなして。モデル名は、“フーデッドフリース”。
各8800円(以上ウェスタン ハイドロダイナミック リサーチ/タトラスインターナショナル)
丈夫で乾きやすいコットンポリで仕立てた平ツバのキャップは、後頭部の作りがひと味違う。アジャスターの代わりにカラフルなショックコードバンジーが施されていて、これが頭のサイズに合わせて伸び縮み。締め付け感なしの快適な被り心地をもたらしてくれる。左右の結び目の位置を変えれば、サイズの微調整も自由自在。モデル名は、“プロモーショナル キャップ”。
●タトラスインターナショナル
TEL:03-6451-0924
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo