夏だから、アラフォーとはいえベーシックなスタイルだけでなく、ちょっと陽気な気分を表現できるようなコーデに仕上げたいですよね。そんなときにうってつけなのが、タイダイ染め。今季もコレ人気で、様々なブランドから登場。大人らしく着こなすコーデはコチラをどうぞ!
〈Tie-dye Style 01〉
さりげなスポーティさを演出!
いい大人と言えども、ベーシックな物ばかり着てないで、流行りのエッセンスを取り入れるほうがお洒落は楽しい。で、アラフォーでも気軽に取り入れやすい今どきのものといったら、ここのところ人気が続くスポーティテイストじゃない? 今回、様々なスポーティアイテムがある中で紹介したいのが、これからの季節ヘビロテ間違いなしで、使い勝手もすこぶるいい“シャカシャカのナイロンショーツ”だ。これを穿けばアクティブ感が漂うのは言わずもがななのだが、なにがいいって、その塩梅。長丈パンツだとガチのスポーツ好きになり兼ねないところ、ショーツだとそれが軽減され、さりげな~いアクティブ感に。しかも、写真のように黒を選べば、もちろん都会で穿いてもおかしくない。トップは海好きが着るようなロンTなどでフレッシュな季節感を出せば、スポーティさだけが目につくことなく、洒落た雰囲気に仕上がるってもの。たとえば、海にはデニムショーツを穿いていったけど、街に戻って来るときにはナイロンショーツに穿き代える。すると、これがちょうどいい都会的なスポーティミックスになり、洒落たカフェにだって入れるってわけ。もしくは、彼女とのアクティブデートにも使えそう。いつものコーデの脱・マンネリにもなるし、この夏是非1枚、黒ナイロンショーツを手に入れてください!
タイダイロンT1万450円(ロットワイラー/アドナスト)、襷掛けしたナイロンパーカ3万5200円(ケープハイツ/グリニッジ ショールーム)、ナイロンショーツ8250円(ミスフィット シェイプス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、サングラス2万4200円(アイヴォル/アイヴァン PR)、キャップ5500円(アーモンド/トライオン)スニーカー1万6830円(オン/オン・ジャパン)
墨黒の相性はよし!
優しい男が女性ウケがよいとわかっていても、男はどうしてもワイルドな男らしさをファッションで見せたくなるもの。その演出に一役買うのが、ミリタリー。じゃあ、今季っぽいミリタリーの着こなしってなんだろう、というのが今回の話。同じミリタリーといえども、日々進化しているからね。これを押さえておけば、古臭いミリタリーじゃない脱・マンネリが叶う! 今回選んだミリタリーアイテムは、マーブル模様のようなタッチで描かれた柄があざやかなパンツ。実はよ~く見ると、UFOが描かれているという面白さもある〈ブルーナボイン〉の“UFOカモ”。こういった個性的な柄は、パンツで取り入れたほうがコーデしやすいので、カモフラ初心者はまずはボトムからはじめよう。で、トップにはなにを合わせるべき? 同じアースカラーでまとめるのもいいけど、それだとワイルド感が強くなりすぎかも。なので、大人が着こなすなら、ここはミリタリーを昇格させる必要がある。であれば、ぐっと都会的にシフトしてくれる黒が正解。これも、真っ黒ではコワモテ。そこで、墨黒の出番だ。色落ちして褪せた感じが軽快なヌケになっているのが選んだ理由。こんなふうな個性的なカモフラと墨黒合わせ。どちらも今季注目のアイテムなので、今っぽさも十分。どう? 脱・マンネリもできて、一石二鳥でしょ。
Tシャツ8250円(ゼインローブ/ザ センス)、カモフラ柄リブパンツ2万8600円(ブルーナボイン/ブルーナボイン代官山店)、ナイロンシャツ2万2000円(スノーピーク)、ナイロンキャップ9350円(バテンウェア/アリガインターナショナル)、リフレクターチェストバッグ8250円(オフィシャル/オールグッド原宿)、サングラス1万5400円(サンスキー/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)、スニーカー1万890円(ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室)
柄の印象がマイルドに!
暑さが増すと自然と着たくなるのが、夏っぽい派手柄。特にこんなタイダイ染めはサーファーっぽさもあってつい手に取りたくなってしまう、な~んて”夏男”は多いんじゃないだろうか? ただ、そこで問題になってくるのが柄がワル目立ちしてしまうということ。やはり柄モノはインパクトがあって個性出しに最適でありつつも、その反面、大人っぽく馴染ませるのが難しいアイテムでもある。それを回避するいい解決策があるなら、知りたいですよね。そこで非常に有効なのでおすすめなのが、“小物で白を差す”という方法。たとえば、ここではキャップと手に持ったコーチジャケットで白をプラスしてみた。こうすることで、白の爽やかさと清潔感により、柄の”アク”が上手に抜けてくれる。結果、タイダイ染めの強すぎる印象がマイルドになるというわけ。この効果をより底上げするために、合わせのパンツも大人っぽいベージュに(間違っても派手色のパンツなんかは穿かないように!)。さらに短めの丈だと、よりすっきりと爽やかな印象が加味されるので意識しておくといいかも。これならもう、”ただ派手なオジサン”とは言われないはず!
タイダイ染めTシャツ7480円(スリフティー ルック/セル ストア)、イージーパンツ2万900円(アントレ アミ/インターブリッジ)、手に持ったコーチジャケット3万1900円(トラディショナル ウェザーウェア/トラディショナル ウェザーウェア 青山店)、キャップ4180円(ニューエラ)、サングラス6万500円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、スニーカー1万7600円(プーマ/プーマ お客様サービス)
●アリガインターナショナル
TEL:03-6659-4126
●オールグッド原宿
TEL:03-6886-3144
●ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
TEL:0120-307-560
●ザ センス
TEL:03-5579-2595
●スノーピーク
TEL:0120-010-660
●ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997
●ブルーナボイン代官山店
TEL:03-5728-3766
●アイヴァン PR
TEL:03-6450-5300
●アドナスト
TEL:03-5456-5821
●オン・ジャパン
TEL:050-3196-4189
●グリニッジ ショールーム
TEL:03-5774-1662
●ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
●トライオン
TEL:03-5820-7785
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takeshi Yanagawa、Takumi Tagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です