チラ見せロゴが効果大!
大人が選ぶべき“格上”白Tシャツ!
ロゴTといってもデザインは様々。なかでも今回紹介するのは、控えめロゴの白Tシャツ。大きめなロゴはインパクト重視のカジュアルに向く一方、控えめロゴは、大人好みのシンプル着こなしにぴったり。1枚で着ても奥ゆかしさがあるし、ジャケットのインでさりげなくチラ見せさせても効果を発揮してくれる。であれば、チラリ見えるロゴは、そう、ラグジュアリーブランドの貫禄があったほうがいい!
「ロゴは小さいと意味がない」と思っているアナタ。よ~く考えてみて。なぜって、ロゴとは不思議なもので、実は小さくても視線を集める効果は大。しかも、それがラグジュアリーブランドなら? そう、むしろそのへんの若造が選ぶデカロゴよりも印象は大人。品よく格上感をアピールできるというわけ。ではさっそく、6つのブランドのミニマルロゴTシャツを見ていこう。
4万7300円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
ボディの中心にミニマルな〈サンローラン〉ロゴをあしらった白Tシャツ。軽い着心地のコットンジャージ素材で、ネックまわりのリブが華奢な作りだから、とても上品な雰囲気で着こなせる。黒文字に赤のスクエアが効いていて、小さいながらも印象に残るデザインといえそう。
6万500円(グッチ/グッチ ジャパン クライアントサービス)
フロントはシンプルな無地、バックの上部にさりげなくブランド名のわかるテキストをあしらった1枚。“25”という数字は、クリエイティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレのラッキーナンバー。“Eschatology”という言葉は、人類が未来を探究していく精神を表現しているのだとか。知っている人が「あっ!」というのは、こんなロゴ⁉
5万5000円(ヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)
着心地やフィット感にこだわった白コットンTシャツに、非常にシンプルなブランドロゴをプリントした1枚。インパクトの強い色柄使いを得意とする〈ヴァレンティノ〉だけに、周囲の人も少し意外な印象を受けるかも。今シーズンはこうしたミニマルロゴをあしらったアイテムが豊富なので、是非注目したいところ。
5万3900円(ブルネロ クチネリ/ブルネロ クチネリ ジャパン)
ブルネロ氏が、コロナ禍でも4月になると必ずソロメオ村に戻るツバメに感銘を受け、トラベルウエアのコレクションから登場したクルーネックTシャツ。“Be Conscious”の一文は、意識的に自然と人間性に敬意を表すというブランドの哲学を物語るもの。オフ白の優しげな色合いに赤のロゴが映えて、どこかロマンチックな雰囲気すら漂う1枚。もちろん肌触りも非常にソフトでなめらか。
4万9500円(エルメネジルド ゼニア/ゼニア カスタマーサービス)
胸元の“ ヘリテージロゴ”がレトロな印象を演出する白Tシャツ。上質なコットン生地を製品洗いし、ニュアンスのある表情と肌馴染みのよさを出している。首元のガゼットやスリット入りの裾など、スポーティなディテールを採用。イン使いはもちろん、1枚で着ても十分にサマになる。
2万900円(エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
白地にネイビーの筆記体ロゴをあしらい、エレガントな雰囲気に仕上げたTシャツ。ソフトでシルキーな肌触りのコットンジャージ素材で、誰もが着やすいベーシックなシルエット。ロゴがプリントではなく刺繍になっているのもポイントで、さりげなくリッチな印象を演出するには最適。
●ヴァレンティノ インフォメーションデスク
TEL:03-6384-3512
●グッチ ジャパン クライアントサービス
TEL:0120-99-2177
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120-95-2746
●ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
●ゼニア カスタマーサービス
TEL:03-5114-5300
●ブルネロ クチネリ ジャパン
TEL:03-5276-8300
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text:Kunihiko Nonaka(OUTSIDERS.Inc)