今、大人が断然注目すべきは?
正解はレトロな“レザー白スニ”!
いまや、ラグジュアリーブランドもアパレルブランドも、新進気鋭なデザイナーズだって、どこもかしこもスニーカーをラインナップ。でも、餅は餅屋じゃないけれど、スニーカー作りに尽力してきたスポーツブランドのスニーカーには、やはりほかにはない信頼感と魅力がある。なかでもまず持っていたいのは、清潔感あふれる白スニーカー。じゃあ、その中でも大人はどんなものを選ぶのがお洒落?
スポーツブランドの白スニーカーも、レザー仕様のものだと格が上がるというもの。これだけでも大人らしい足元にはなるが、今回はもう一歩上の洒落た大人を目指した選びを。肝心なのはやっぱりデザインだが、今季の注目は間違いなく“レトロ”感。爽やかでリッチ、さらにレトロ感で大人の貫禄を出そうってわけだ。意外とどんなスタイルにも合うから使い勝手もいいときた。というわけで、各ブランドのイチ押しのレトロレザー白スニを5足紹介していこう。
1万7000円(オニツカタイガー/オニツカタイガージャパン お客様相談室)
〈オニツカタイガー〉の定番モデル“メキシコ66”。レトロヴィンテージな印象を彷彿とさせるオフ白トーンで仕上げることで、細身のフォルムが放つ品格ある表情を格段にアップ。今シーズン密かに注目を集めているベルボトム型のパンツなんかとの相性も抜群だ。細身フォルムのシューズにありがちな履くときの煩わしさも、ヒールタブのおかげで解消。
1万2000円(アディダス/アディダスお客様窓口)
1984年に登場した、〈アディダス〉を代表するバスケットボールシューズ“フォーラム”。日本では2000年頃に1度ブームとなったが、昨年久しぶりに登場し人気が再燃している。クラシカルデザインに上質レザーを組み合わせたことで、当時のオリジナルにも負けない存在感を発揮。アイコニックなアンクルストラップも、コーデのいいアクセントとなるはず。
9000円(ナイキ スポーツウェア/ナイキ カスタマーサービス)
1990年代初期に登場した、ちょっとぽってりとしたフォルム&デザインが特徴のトレーニングシューズ“クロス トレーナー”が再登場。爽やかなホワイトをベースに、“ラッキーグリーン”と名づけられたあざやかな緑がいいアクセントとなった1足。1日中快適な履き心地で、両サイドとつま先にある通気孔が優れた通気性を実現してくれる。
1万2000円(リーボック/リーボック アディダスお客様窓口)
1980年代のフィットネスブームを牽引したといっても過言ではない名作“ワークアウト”。そのデザインや素材感を忠実に再現し、クラシカルな雰囲気に仕上げたのがコチラ“ワークアウト プラス”。グリップ性能のよさから、様々なトレーニングシーンに用いられたが、爽やかかつアクティブな見た目ゆえ、カジュアルスタイルのよき相棒となる。
3万円(ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室)
初登場は1988年。完成されたデザインと卓越した機能性で、いまだに多くのファッション好きから愛される名作“996”。「1000点満点中990点」と謳ったことで話題になった“M990”の後継モデルに、上質なオールスムースレザーのアッパーを乗せて、大人らしく品格たっぷりな表情に。メイド・イン・USAらしい作りのよさにも目を見張る。
2万5000円(アンブロ/デサントジャパン お客様相談室)
極めてシンプルな、プレーントウタイプのスニーカー。一部グレーレザーの切り替えで、デザインアクセントをプラス。シューレースはあえてのゴム製だから脱ぎ履きは超簡単。まるでスリッポンのような感覚で楽しめる1足。シーンを選ばないデザインだから、様々なところで履けるのも嬉しいポイントだ。
●アディダスお客様窓口
TEL:0570-033-033
●オニツカタイガージャパン お客様相談室
TEL:0120-504-630
●デサントジャパン お客様相談室
TEL:0120-46-0310
●ナイキ カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77
●ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997
●リーボック アディダスお客様窓口
TEL:0570-033-033
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Yuta Yagi