コートの下は大丈夫?
“フリース”と“シェルパーカ”の新鮮活用術!
大人カジュアルでコートの下に合わせるアイテムといえば、たいがいタートルネックやニット、スウェットパーカあたり。とはいえ冬も後半戦になると、その組み合わせにもちょっと飽きが……。う~ん、確かに。そんな中、「なにか手持ちのアイテムで新鮮見せはできないの?」な~んて思っている人へ、うってつけなアイデアがある。それが、フリースやシェルパーカといったスポーティなアウターをあえてコートのインに使うテク。ちょっと意外かもしれないけど、これが結構かっこいい。
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最近街では、上品コートに“楽ちんパンツ”というような、テイストの違うアイテム同士を組み合わせるのが主流。コレ、今までにはなかった“意外性”がコーデに新鮮さをもたらしてくれて、事実かっこいい。で、今回ご紹介する“コート×フリースorシェルパーカ”も同じような考え方。とはいえ、かっこよく見せるにはコツがある。それが、ダークトーンのアイテム同士を合わせて馴染ませるってこと。素材やテイストの違うアイテムであっても、ダークトーン同士なら、フリースやシェルパーカもワル目立ちすることなく、ちょうどいい塩梅で馴染んでくれる。
それにフリースは保温性が非常に高く、シェルパーカは防風性の高さも自慢。つまり、見た目だけでなく、防寒性の面でもありがたい効果が期待できるってわけ。では、さっそくコーデ例を見ていこう。
ラフなほっこり感が効きまくる!
立ち襟のフリースジャケットをチェスターコートの中に着ると、こ~んな感じ。一瞬、ジップアップニットを着ているようにも見えるけど、実はモコモコのボア素材というギャップが新鮮さの演出になっている。やはりダークトーン同士なら、上品コートとラフなフリースもすんなり馴染むというもの。もちろん立ち襟はフロントジップの開き具合でアレンジも可能。中に白Tを効かせて、爽やかなアクセントを加えても面白い。合わせるパンツは、都会的なグレーデニムあたりだと、ダークトーンの都会的な雰囲気はそのままにこなれ感もアップ。足元は定番の白スニでもOKだけど、大人らしさがもう少しほしいという人なら、コーデのようなスウェードシューズのチョイスがいいかと。どう? これならデートコーデにだって使えそうじゃない?
Wブレストコート12万7000円(マッキントッシュ/マッキントッシュ青山店)、フリースジャケット2万9000円(ケープハイツ/グリニッジショールーム)、Tシャツ4900円(オーシャン パシフィック/ハンドイントゥリー ショールーム)、デニムパンツ2万5000円(ヌーディージーンズ/ヌーディージーンズ ラフォーレ原宿店)、ニットキャップ6000円(アスリドア/ハンドイントゥリー ショールーム)、スウェードシューズ2万3000円(トス/ヘムト PR)
新鮮なレイヤードを作る!
こちらは、シェルパーカをイン使いしたコーデ。チェスターコートにパーカを合わせるスタイルとほぼ同じノリなので、意外と自然に取り入れられるはず。それでいて、ナイロン系のスポーティな素材感のおかげで目新しい印象に。今回のようなネイビーのシェルパーカなら、黒コーデの中にぐっと奥行き感が生まれ、メリハリのあるレイヤードが楽しめるだろう。また、シェルパーカ自体にアクティブ感が強いので、ボトムはデニムよりもスポーティなライン入りパンツのほうが、馴染みがいい。ちなみにこのコーデで合わせたシェルパーカはゴアテックス仕様。冷たい風を遮るだけでなく、蒸れも軽減。快適指数もアップできる!
チェスターコート5万5000円、ライン入りパンツ2万5000円(以上リサウンド クロージング)、ソフトシェルパーカ4万3000円(マムート/マムート スポーツ グループ ジャパン)、スウェットシャツ2万1000円(レイニング チャンプ/サザビーリーグ)、キャップ3800円(ニューエラ)、スニーカー2万8000円(ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室)
●グリニッジ ショールーム
TEL:03-5774-1662
●サザビーリーグ
TEL:03-5412-1937
●ニューエラ
TEL:03-5773-6733
●ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997
●ヌーディージーンズ ラフォーレ原宿店
TEL:03-5772-0770
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
●ヘムト PR
TEL:03-6721-0882
●マッキントッシュ青山店
TEL:03-6418-5711
●マムート スポーツ グループ ジャパン
TEL:03-5413-8597
●リサウンド クロージング
TEL:03-6441-6061
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Masahiro Enomoto(remix) text : Takumi Endo