【ダウン】意外と知らない!?
スタイリッシュさが際立つファー付きダウンの選び方!
ファー付きのダウンジャケットは、とにかく見た目にリッチでエレガント。カジュアルスタイルはもちろん、ジャケット姿のようなドレス感あるスタイルにだって羽織やすいのもいいところ。そんな大人好みのファー付きダウンだけど、実は、ある選び方をすると、よりスタイリッシュな印象になるって知ってた?
その選び方とは、ボディとファーが同色なものをチョイスするってこと。なぜかというと、色数を抑えることですっきりとした見た目になり、大人らしいシックな印象が際立つから。そう、これってワントーンコーデで大人感を演出するのと同じ理屈。たとえば黒ダウンの場合。ファーも黒なら、まとまりが出てグッとスタイリッシュで都会的に。でも、ボディが黒でファーがナチュラルな茶色だったらどう? 場合によっては、ちょっと野暮ったい印象にもなりかねないのでは? ということで、スタイリッシュさを優先させたい大人のために、さっそく今季登場している、ボディとファーが同トーンのダウンをご紹介しよう。
WOOLRICH
11万5000円(ウールリッチ/ウールリッチ 青山店)
よりラグジュアリーな雰囲気!
1970年代、アラスカの天然ガスパイプラインを引く作業員のために作られた“アークティック パーカ”。こちらは、それに毛足を長めに取った“ラクーンファー”をプラスしたもの。伝統の60/40クロスにテフロン加工を施し、従来の撥水性をさらに強化。タフな環境でも、より快適に着られる仕上がりになっている。ハンドウォーマーやフラップ付きなど、ポケットも気の利いた仕様!
MOOSE KNUCKLES
18万5000円(ムースナックルズ/グルッポ タナカ)
ちょっと注目されちゃうかも!
持続可能で倫理的なコンセプトを持つ、カナダ発のアウターブランド〈ムースナックルズ 〉。袖にシガーポケットが付いた新作のフライトジャケットタイプは、たくましい表情だが、ボディとファーの白さがとっても新鮮。封入するダウンは食品産業に提供されるガチョウやアヒルの副産物として取れた“RDSダウン”の使用を徹底。またファーは、品質の高さと動物保護の観点を両立するために、32の項目を守りながら採取した“サーガファー”を採用している。
TATRAS R LINE
15万円(タトラス アールライン/タトラスインターナショナル)
見た目となる仕掛けが満載!
よりラグジュアリー感を追求した“アールライン”に追加された“フォンド”は、ブランドの中でも特に人気のモデル“アンティコ”をベースにリデザイン。スーパー150を誇るウール生地に耐久性のある撥水加工を施し、水はもちろん汚れからも保護。スーツスタイルにも合うようヒップが隠れる丈感で、シルエットも着膨れすることないフォルムで設計されている。黒一色でデザインされた色合いで、まさにドレッシーな1着。
MOORER
23万7000円(ムーレー/コロネット)
魅力のエレガントなダウン!
イタリアメイドのこちらは、シンプルな中にもエレガント見えするディテールが満載。この冬は、腰丈モデルの定番“モレスコ”にボディとファーが同色のタイプが登場。表地は防水・透湿性を持つカシミヤブレンドのウール素材で、なめらかな肌触りを楽しめる。倫理的に管理された健康的なガチョウの羽を使った最高級グースダウンをたっぷり封入しているので、暖かさも格別!
●ウールリッチ 青山店
TEL:03-6712-5026
●グルッポ タナカ
TEL:0120-135-015
●タトラスインターナショナル
TEL:03-5708-5188
●コロネット
TEL:03-5216-6521
photo : Kouki Marueki(BOIL)styling : Masahiro Enomoto(remix) text : Yuta Yagi