【スニーカー】流れはハイトップ系!?
格上ブランドの新鮮“白スニ”4選!
大人にふさわしい白スニといえば、コート系ローカットが代表格。と思っていたら、今季のラグジュアリーブランドでは、ボリューム感のあるハイトップ系白スニが目白押し。ちょっと興味深い動きになっている。なるほど、どうやらこちらのほうが“白”の清涼感が強く印象に残るうえに、人気の短丈パンツやロールアップしたパンツとも相性バッチリ。これは試してみる価値大かも!?
- TAGS:
- Fashion
今回紹介するラグジュアリーブランドが手掛けているスニーカーは、ブランドアピールが“これみよがしじゃない”点も大人好み。白の鮮烈さを最大限に生かし、むしろぐっと控えめなデザインに仕上げているのがポイント。そうやって清涼感や上品さを印象づけることで、質のよさと高級感がかえって際立つってわけ。ということで、この春、白羽の矢を立てるべき白スニをご覧あれ。
LOUIS VUITTON
16万6000円(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
格上のハイトップスニーカー。
まずご紹介するのが、グレインカーフレザー使いの“LVトレイナー・ライン スニーカー”。“LV”イニシャルの主張こそ控えめながら、スポーツブランドのスニーカーとは明らかに違う高級感あり。側面に書かれた手書き風のゴールドのシグネチャーも目を引くポイントになっている。さらにベルト部分には“408”という意味深な数字も。実はこれ、ブランドの創業日の4月8日を表しているもの。こういうところもお洒落心をくすぐられる。
DIOR
12万円(ディオール/クリスチャン ディオール)
プリントもひとつのアート作品!?
クリア素材から“ニュースペーパー”プリントのキャンバスが透けて見えるハイトップスニーカー“B23”。このプリントは、2000春夏オートクチュールコレクションで最初にデザインされたもの。NYを拠点に彫刻や建築、映画などを手掛ける現代アーティスト、ダニエル・アーシャムとコラボしたもので、今季のメンズコレクションを象徴するモチーフのひとつ。ソールのかかと近くにあしらったシグネチャータグに加え、パッチワークのようなサイドラインも見どころに。
SAINT LAURENT
7万5000円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
大人の余裕を感じる1足!
すっきりとしたサイドフォルムに、ブランドのアイコンロゴさえも省いた潔いデザイン。それによって、ソールの側面に書かれた手書き風のブランド名が印象深いものに。実際に履いてみると、履き口にあしらった柔らかなレザーや、足に吸いつくようなフィット感から仕立てのよさが伝わってくる。ソールにはあえて汚し加工を施し、ユーズド感も演出。
ALEXANDER McQUEEN
8万2000円(アレキサンダー・マックイーン)
ボリュームソールのおかげ!
白キャンバス製のレースアップブーツと厚底のラバーソールを融合させたハイブリッド感が目を引く、“トレッド スリック”。背面の踵から履き口に向かってブランド名を描いたリボンを走らせているので、後ろ姿で“違い”を印象づけられる。スニーカーにして、ブーツ感覚な見た目がとても新鮮!
●ルイ・ヴィトン クライアントサービス
TEL:0120-00-1854
●クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120-95-2746
●アレキサンダー・マックイーン
TEL:03-5778-0786
photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo