デートだからといって、キメキメにする必要はなく、むしろカジュアルの最上級を狙う方がイマドキ。品と清潔感に遊びやこなれ感をプラスすれば、彼女だってぐっとリラックスしてあなたに近づいてきてくれるはず。というわけで、この週末におすすめのコーデを紹介!
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〈Date Style 01〉
優しい差し色をインする!
まだまだ寒さが厳しい冬だけど、いつまでも秋冬モードでは洒落者に出遅れる。というわけで、今回は1月にイチ早く春色を取り入れようって話。とはいえ、あざやかにするだけでは品がない。微妙なところだけど、この時期ならシックな中に春を匂わせるくらいがちょうどいいかも。というわけで作ったのがコチラ。メインとなるのはインでさりげな存在感を放つタートルネックニットだ。軽やかさを表現できる淡いイエローをチョイス。そして、スマートなブラックデニムに軽快なスウェットブルゾン、クラシックな雰囲気漂うグレンチェックのコートというモノトーンまとめに、1点、春色を差したってワケ。もちろん黒やグレーニットで貫禄ある精悍な男を演出するのもありだけど、たまにはこういった色を入れこむと、ガラリと雰囲気が変わって新鮮に見えるってもの。ちなみに、1月ならパキッとした派手色に手を出すよりも、写真のような優し~い色から取り入れていくのがベター。徐々に色の調節をしていけば、季節感のある着こなしが楽しめるはず。この簡単テクだから、覚えておいて損はなし!
グレンチェックチェスターコート10万8000円(ジュリアン デイヴィッド/Safari Lounge)、スウェットブルゾン3万1000円(ロンハーマン)、タートルネックニット2万7000円(ダブルピー ウエストポイント/Safari Lounge)、デニムパンツ3万2000円(PT トリノ デニム/PT ジャパン)、メガネ3万9000円、クリップ2万円(以上ディータ ランシエアー/ディータ 青山本店)、スニーカー2万3000円(パントフォラ・ドーロ/アドナスト ミュージアム)
〈Date Style 02〉
アイテム選びで差をつける!
「第一印象から決めてました!」。な~んて愛の告白があるように、見た目のイメージって大切。特に大人は、初デートやパーティなどで爽やかさや清潔感が求められる場面って多いですよね。そんなとき頼りになるのが、紺や白、グレーでまとめた着こなし。なにせ失敗が少ないし、女性ウケも抜群。だから、この“鉄板カラー”を使わない手はないはず。ただ、その考えは定番中の定番。まわりを見れば似た服装の人ばかり……な~んてことにもなりかねない。そこで、重要になってくるのがアイテム選び。定番色を組み合わせる場合、脱・普通なアイテムを意識するのがひとつの方法。たとえば、紺はテイラードJKではなく男らしいスウェードのライダースJKを、白シャツはヌケ感のある開襟シャツを、なんて具合。そこに、落ち着いたグレーのコーデュロイパンツを合わせたら、あとは足元にベルクロ白スニで変化を付けるのも面白い。定番色でも普通じゃない遊び心が加われば、ほら、まわりとは明らかに差がつきそうでしょ? もちろん、好感度はキープされたままだから、安心して次のデートにどうぞ!
スウェードジャケット9万円(タリアトーレ/トレメッツォ)、シャツ1万2000円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、コーデュロイパンツ1万2800円(ローラス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、サングラス7万円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、スニーカー2万5000円(ヨーク/ヘムトPR)
〈Date Style 03〉
男らしいアイテム同士もクリーン!
白はとにかく纏うだけで爽やかさや清潔感を加えることができる。今回はそんな白の効果をデートで応用してみようという話。彼女にいいトコロを見せたいからって、完璧にキメた姿で登場するのは、もしかすると彼女だって求めてない⁉ たとえば、映画や公園デートだったら、普段のアメカジに近い格好でも問題ないはず。とはいえどうしても彼女ウケが気になるのは男の性……。そこで白アイテムの出番。ここでは白のワークジャケットをセレクト。通常かなり土臭いアイテムなのに、色が白になるだけで一気に爽やかさが漂う。もちろんインにはクリーンな印象を後押しする白Tを合わせるのが最適。合わせのデニムも春を感じるミントグリーン調の色にして、さらに清涼感を引き立たせるのもいい案。これならアメカジ特有の“頼れる男らしさ”がありながらも爽やか、なんていう両方の魅力を取り入れることが狙えそう。白を上手に使うことで、自然体の自分を見せられれば、彼女との心の距離も縮まるかも!?
ワークジャケット2万2000円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、カシミヤニット7万円(フェデッリ/トレメッツォ)、デニムパンツ2万8000円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)、サングラス3万6000円(ネイティブ サンズ フォー RHC/RHC ロンハーマン)、スニーカー6万円(ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)
〈Date Style 04〉
コーチJKで上手にハズす!
もちろん、好感度を上げるデートの最重要項目は、“清潔感のあるスタイル”で現れるということ。だから、クリーンで大人らしいアイテムを組み合わせるのは正解。というわけで、今回はちょっと春めいた色使いで軽快さを見せたチルデンニットに、デニムも落ち着きのあるベージュ系をチョイス。クラシックできちんと感のあるチルデンニットが、ぐっと清潔感のある男に仕上げてくれるのはご覧のとおり。とはいえ、それだけではありきたりなお洒落。そこで、ネックになるアイテムがアウターだ。おわかりかと思うが、ここにテイラードJKではひと昔前の青春映画になりかねない。そこで提案したいのが、西海岸らしい横乗りアイテム、コーチJKを羽織るということ。シンプルで着まわししやすいのが特徴だから、チグハグになるなんて心配はなし。小僧っぽいと思われがちなストリート色も、シックな色を選べばOK。ほら、優等生キャラを上手にハズすことができているでしょ? これなら、大人スケーターのような遊びの効いたコーデに仕上がって、お洒落偏差値も好感度もぐんぐん上昇ってわけ!?
中綿入りコーチジャケット1万7000円(デウス エクス マキナ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、チルデンニット2万6000円(マクローレン)、デニムパンツ4万5000円(ファブリック ブランド/シチズンズ・オブ・ヒューマニティ・ジャパン)、サングラス3万5000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、スリッポンスニーカー1万4802円(クリアウェザー/Safari Lounge)
〈Date Style 05〉
クリーンな色使いで爽やかに!
短丈のダウンJKは、アクティブ感が強いので、どうしてもカジュアルなイメージがつきまとう。もちろん、波乗りの行き帰りはそれで全く問題ない。むしろ、アクティブ感が漂ってかっこいいわけだが、その後にデートなんてときはさすがにラフすぎる。であれば、ダウンJKを大人っぽく仕上げるのが手っ取り早い方法ですよね。というわけで選んだのが、テラコッタ色のダウンJK。派手!? と思われがちだが、一方で渋~い雰囲気も醸せるこれは、十分大人らしさを狙える色。ただ、合わせ次第ということもある。だから、たとえばデートでの清潔感出しや、大人っぽいテラコッタ色を際立たせるという意味でも、ボトムは淡色を選ぶのが正解。ここでは、白浮きを避けるために大胆に色落ちさせた“見た目は白”なブリーチデニムをチョイス。さらに、繋ぎ役のインも淡色のニットにすれば、ダウンとのコントラストがきれいに出るから、ぐ~んと品のある大人感が高まるってわけ。こんな具合でまとめれば、あとはストールがちょいと派手なネイティブ柄でもそこはご愛嬌。これなら、海上がりに彼女を待たせることなく、即会いに行ける!
ダウンジャケット10万円(アワー レガシー/Safari Lounge)、ニット1万6000円(フレッドペリー/フレッドペリーショップ 東京)、デニムパンツ5万2000円(アスペジ/トヨダトレーディング プレスルーム)、ニットキャップ1万円(RHC/RHC ロンハーマン)、マフラー1万7000円(ペンドルトン/ヘムトPR)、サングラス3万9000円(モスコット/モスコット トウキョウ)、ブーツ2万3000円(クラークス オリジナルズ/クラークスジャパン)
●アドナスト ミュージアム
TEL:03-5428-2458
●Safari Lounge
TEL:03-4485-1305
●ディータ 青山本店
TEL:03-6433-5892
●PT ジャパン
TEL:03-5485-0058
●ロンハーマン
TEL:03-3402-6839
●アイヴァン 7285 トウキョウ
TEL:03-3409-7285
●ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム
TEL:03-3401-5001
●トレメッツォ
TEL:03-5464-1158
●ヘムトPR
TEL:03-6721-0882
●RHC ロンハーマン
TEL:045-319-6700
●ゴールデン グース 東京店
TEL:03-6803-8272
●ディーゼル ジャパン
TEL:0120-55-1978
●シチズンズ・オブ・ヒューマニティ・ジャパン
TEL:03-6805-1777
●マクローレン
TEL:050-5218-3859
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
●RHC ロンハーマン
TEL:045-319-6700
●クラークスジャパン
TEL:03-4510-2009
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●フレッドペリーショップ 東京
TEL:03-5778-4930
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takumi Tagawa(remix) Takeshi Yanagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です