理想はこのカタチ!
格上感で魅せる “手ぶらバッグ”の大本命!
ミニ財布ブームもあってか、今、バッグもコンパクトサイズに注目が集まっている。ちょっと前は気軽に持てるサコッシュなども人気だったが、デートやレストランに入るときにそれではカジュアルすぎるかも。では、そんなシーンのお供にするならどんなバッグがいい?
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サコッシュでは出せない品格や収納力が求められる場面で頼りになるのは、やっぱり一流ブランドのミニバッグ。そのなかでも選択肢は、大きく分けて2タイプに絞られる。まずひとつめは、ポシェット型。サコッシュと同じような感覚で使え、それでいてブランドのモノグラムやロゴが目につきやすい場所に掛けるものなので、格上感も印象づけやすい。
もうひとつは、これまた’90年代リバイバルの流れで人気再燃中のボディバッグ。これも斜め掛けできる点はポシェットと同じだけど、カラダに対するフィット感が高いので、チャリに乗ったりするようなアクティブなシーンで使う場合はこちらに軍配が上がるかと。
[グッチ]
GUCCI
W14.5×H18×D6cm。ショルダーバッグ9万3000円(グッチ/グッチ ジャパン クライアントサービス)
ブランドアイコンてんこ盛りなら
ミニサイズででも格上感は桁違い!
GGパターンを敷き詰めた“GGスプリーム キャンバス”で仕立てたミニショルダーに、ウェブ ストライプやダブルGといった〈グッチ〉を特徴付けるアイコンが揃い踏み。クロージャ―やバックルなどのハードウェアは、リッチなゴールドカラーながらギラつきを抑えたアンティーク調の仕上げに。男女を問わず使えるデザインとサイズ感なので、シェア使いしたら彼女に独占されちゃったりして。
[ディオール]
DIOR
W17×H12.5cm。ミニポーチ13万円(ディオール/クリスチャン ディオール)
女子も気になるジャカードバッグは
財布代わりに使えるスグレモノ!
このミニポーチに採用されている生地は、アイコンを敷き詰めたかのような柄をジャカード織りで丹念に描いた“ディオール オブリーク”と呼ばれるキャンバス。1967年に発表されたものを蘇らせたもので、レディスではこのキャンバスを使ったバッグがすでにお馴染みの存在に。ラウンドジップの2気室になったバッグの内部は、カード収納や札入れになるポケットがついた前室が財布として使える設計。後室にはスマホやサングラスを入れておくのにちょうどいいサイズ感。
[セリーヌ]
CELINE
W15.5×H20.5×D4.5cm。ミニポーチ11万円(セリーヌ バイ エディ・スリマン/セリーヌ ジャパン)
ストリートっぽく使いつつ
クラシカルな世界観もアピール!
古きよき時代の〈セリーヌ〉の世界観を感じさせる“トリオンフ キャンバス”は、軽量にして耐久性にも優れるコーティング生地。クロスボディバッグとしてもショルダーバッグとしても使える縦長のメッセンジャーバッグ型で、カーフレザーをあしらったフロントのフラットポケットは、スマホの出し入れもしやすくて使い勝手よし。ストラップは丈夫なナイロン製。
[サンローラン]
SAINT LAURENT
W26×H12.5×D7.5cm。デニム地ウエストバッグ8万5000円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
デニム好きアピールも
ラグジュアリーな手法で!
デニムは、もはや一流ブランドにおいても欠かせないスタンダード。なので、ブリーチデニムで仕立てたこんなベルトバッグを、ハズし的に使うことも。デザイン自体は〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉の定番として認知されているもので、フロントを横切る黒レザーにブランドロゴをさりげなく刻印。格上ブランドのものであることは一目瞭然というわけ。
[ドルチェ&ガッバーナ]
DOLCE&GABBANA
W44×H25×D9cm。ウエストバッグ9万2000円(ドルチェ&ガッバーナ/ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)
主張を抑えた白無地でこそ
むしろリッチさが際立つ!?
スポーティな雰囲気のウエストポーチは、マクロインジェクションという製法で立体的に施されたロゴが同色のボディにほんのり浮かびがるデザインが新鮮。気楽に使えるナイロンボディを採用しつつ、高級感を印象づけるディテールとしてカーフスキンのパッチをジッパーまわりにプラス。ウエストに巻きつけるだけでなく、ショルダーバッグやクロスボディバッグとしても使いやすい設計になっている。
[ステラ マッカートニー メンズウェア]
STELLA MACARTNEY MENSWEAR
W18×H35×D9cm。ウエストバッグ7万2000円(ステラ マッカートニー メンズウェア/ステラ マッカートニー カスタマーサービス)
美しくかけがえのない地球を
いつでも感じていたい人に!
独創的な総柄は、衛星から撮影した地球をそのまま描いた“アース サテライト プリント”と呼ばれるもの。これは、2020年春夏メンズコレクションを象徴する柄として打ち出したもので、地球の未来について考え、ハイファッションの世界にサステイナブルという考え方を根付かせる啓蒙活動を続けてきた先駆的なブランドのマインドを象徴する柄でもある。これもクロスボディやショルダーバッグとしてもマルチに使えるデザインで、斜めになったドリンクホルダーが背負った状態でも使いやすく、背面側には通気性に富むメッシュをあしらった作りに。
●グッチ ジャパン クライアントサービス
TEL:0120-99-2177
●サンローラン クライアントサービス
TEL:0120-95-2746
●ステラ マッカートニー カスタマーサービス
TEL:03-4579-6139
●セリーヌ ジャパン
TEL:03-5414-1401
●ドルチェ&ガッバーナ ジャパン
TEL:03-6419-2220
●フェンディ ジャパン
TEL:03-3514-6187
styling : Masahiro Enomoto(remix) text : Takumi Endo
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です