今季はどれを買ってみる?
真っ白スニーカーにも個性アリ⁉
1年を通して使える定番スニーカーといえば、もちろん白スニ。どんなコーデにも合うし、爽やかなヌケ感出しにも欠かせない。とはいえ、白スニは白スニでも、やはりそれぞれに特徴があるし、細かいことをいうとどんなフォルムにするかでちょっとした印象も変わってくる。そこで、今回は紐もソールもすべて“真っ白”なものを集めて比較検証!
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パッと見はプレーンなアイテムなのに、白シャツの襟型やカフスの仕様にこだわる大人って、なんだか洒落て見えるもの。実は、その法則は白スニにも当てはまるところがある。特に紐もソールも白に徹した定番スニーカーの場合、色自体のインパクトでごまかしが効かないぶん、ディテールのちょっとした違いが印象を左右したりする。そこで、今回集めた5足は、ブランドを特徴づける細部の仕様で、まわりとの“違い”を印象づけられるものばかり。それでいて、あえてロゴを目立たせないデザインも、自己主張過剰なお洒落から卒業した大人にはちょうどいい。こういうことって微差と思うかもしれないけど、そろそろこういう若造と違う目線のスニーカー選び、はじめてもいいんじゃない!?
[ナイキ スポーツウェア]
NIKE SPORTSWAER
1万円(ナイキ スポーツウェア/ナイキ カスタマーサービス)
コートでもストリートでも愛されてきた傑作!
“エアフォース1”といえば、1982年にナイキエアのクッションシステムを初めて採用したバッシュとしてデビューを果たしたマスターピース。これはそのローカットタイプで、ボリューミーで特徴的なソールも“スウォッシュ”も純白で統一。同心円のパターンを刻んだアウトソールのグリップ力の高さには、今でも驚かされる。
[アディダス オリジナルス]
ADIDAS ORIGINALS
1万2000円(アディダス オリジナルス/アディダスグループお客様窓口)
コートシューズの代名詞の横顔をちょっぴりイメチェン!
1970年代を代表するアメリカ人テニスプレイヤーの名を冠し、その偉業を称えるために誕生した“スタンスミス”。スリーストライプスをパンチングで描いたデザインは定番中の定番でお馴染みなので、あえてトレフォイルをカットアウト加工で描いたタイプをチョイスして個性出しを。クッション性に加え、通気性と防臭性にも優れたオーソライトというインソールが快適でクセになる。
[ニューバランス]
NEW BALANCE
3万8000円(ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室)
知る人ぞ知る名作がリッチなレザー仕立てに!
定番モデル“M996”の後継として、1990年に誕生した“M997”。スペック面では、クッション性の高さと軽さを高次元で両立したエンキャップを進化させた、一体型のミッドソールが秀逸。この新作は、アッパーをシボ感のある純白レザーに乗せ替えた高級感あふれる顔つきに仕上げた。アメリカ製を貫いているこだわりにもぐっとくる。
[サタデーズ ニューヨークシティ]
SATURDAYS NYC
1万6000円(サタデーズ ニューヨーク シティ)
引き算的なデザインで大人感を際立たせる!
ステッチやディテールの主張を抑え、3本のベルクロストラップだけがアクセントになったミニマルなデザイン。ブランドを特徴づけるロゴなどをあえて表に出さない潔さが、逆に個性として映りそうだ。履き口の革やライニングがしなやかで、足全体を心地よく包みこんでくれる。
[コモンプロジェクト]
COMMON PROJECTS
6万2000円(コモンプロジェクト/リンク・セオリー・ジャパン)
NY発イタリアメイドの大人顔スニーカー!
ハリウッドセレブにも愛されているプレーンで上質感あふれるデザインのコートシューズといえば、〈コモンプロジェクト〉の“アキレス ロウ”。革自体のグレードが高く、ドレスシューズっぽい流れるようなシェイプは、ジャケットスタイルなどオンスタイルとの親和性も高い。かかとに描かれたゴールドのシリアルナンバーが、わかる人にはわかるアイコンになっている。
●アディダスグループお客様窓口
TEL:0570-033-033
●サタデーズ ニューヨーク シティ
TEL:03-5459-5033
●ナイキ カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77
●ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997
●リンク・セオリー・ジャパン
TEL:03-6865-0206
photo : Hiroki Nakayama(BOIL) styling : Masahiro Enomoto(remix) hair&make-up : Namiko Shiroo(+nine)text : Takumi Endo
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です