〈ルイ・ヴィトン〉のファッションショーに初参加!
【密着】金メダリスト堀米雄斗が体験したこと!
さる1月16日(木) 、パリにて開催された〈ルイ・ヴィトン〉2024 メンズ・ファッションショー。メンズ クリエイティブ・ディレクター ファレル・ウィリアムスが手掛けるショーとしては、2023年6月のパリ、11月30日の香港に続き3回め。大きな注目が集まる中、日本からはスケートボーダーの堀米雄斗もショーに参加した。果たして彼の目には今回のショーやパリの街はどのように映ったのか? 独占インタビューとともに、堀米雄斗にクローズアップ!
初参加のファッションショー、でもその前に⁉
東京オリンピックスケートボード男子ストリートで金メダルを獲得し、初代王者に。もちろん、今年のパリオリンピックでも活躍が期待されている堀米雄斗だが、実はファッションショーに参加すること自体、今回がはじめて。期待感にあふれる中、まずは〈ルイ・ヴィトン〉の世界に触れてみて、どんなことを感じているのか聞いてみた。
「〈ルイ・ヴィトン〉と様々な取り組みをさせていただく中で、新しい自分を発見できています。ブランドのアイテムを着る機会をいただいて、今まで自分に似合わないと思っていた服が、実は似合うんだと感じることも多いです。もともとファッションがとても好きなのですが、そうした経験をとおしてさらに興味を持つようになり、楽しんでいます」
滞在先での1ショット。スーツケース“ホライゾン 55”を手に、ショーに参加する着こなしで登場してくれた
ショー当日のホテルでは、さっそく〈ルイ・ヴィトン〉のコーディネートにお着替え。普段は着ないコートを選んだことについては「コートって自分には似合わないと思っていたのですが、試着させてもらったときにビビッときて、これを着てショーに行きたいなと思いました。中に着ているデニムシャツもLV イニシャルがお洒落に映えて、すごく気に入っています」と語ってくれた。着用のコートはブランケット調の素材を使い、フロントはボタンレス。ベルトを後ろで結んでゆったり羽織ると、自由でリラックス感のあるシルエットが楽しめそう。
ホテルを出てさっそくパリの街を堪能!
パリは2023年の夏以来2度目。そのときは、スケートボードに乗って街を流したこともあったそうだが、パリの街の風景はとても好きだという。「パリはお洒落で落ち着いた街並みが大好きです。今住んでいるロサンゼルスはクルマがないと不便ですが、パリは徒歩でいろんな場所に行けるので嬉しいですね」
ショー前の街歩きはセーヌ川のほとりでフィニッシュ。ポーズをとって、1人ファッションウィーク(笑)を楽しんだ。橋の奥にはオルセー美術館が見える
パリの街歩きを堪能した後は、いよいよショー会場へ。日が暮れたパリの中心地からクルマで約40分。向かった先は、パリ16区にあるアクリマタシオン庭園の特設会場。建物の前には大きくPARISとVIRGINIAの地名が掲げられていた。
「ファレル・ウィリアムスは多方面で活躍する才能あふれる人で、とても尊敬している人の1人です。彼が手掛けた服を実際に着てみると、そのデザインは自分好みだなと感じますし、音楽も含めクリエイティビティに富んでいて刺激をもらっています」という堀米雄斗。また、会場内に入ると「世界中からいろんな人たちが集まっているし、友達もいるので、結構リラックスした雰囲気だと感じています。デジタルサイネージが作った風景も迫力が凄いですし、これからどんなショーになるのか、とっても楽しみです」とワクワク感を表現してくれた。
会場エントランス前はこんな感じ。前回のプレフォールのショーは香港とハワイを結ぶ旅がテーマだったが、今回はパリとヴァージニアを結ぶ旅!
はじめてのファッションショー体験を颯爽とこなす堀米雄斗。会場内に入るとまずフォトコールへ。ゲストは会場の指定のシートへ向かい、そこでは各国のメディアの取材が待っている。会場の壁面を覆う巨大なデジタルサイネージにはヴァージニアの荒野が映し出されていた
ダンスの世界王者に輝いたTHE D SoraKiも日本からのゲストとして参加
台湾の俳優オースティン・リンとツーショット
注目のショーはウエスタンなアイテムで圧倒!
まるで西部劇の撮影現場にトリップしたような会場で開催された今回のショー。荒野の赤土をイメージしたフロアは“ダミエ”の模様になっていて、〈ルイ・ヴィトン〉のショー会場であることをさりげなくアピールしていた。そんな中、お待ちかねのショーがスタート。
ファーストルックは会場のイメージどおり、裾にフリンジをあしらったウエスタンイメージの真っ白なロングコート姿。薄く色褪せたブルーデニムは、シャツにあしらわれたターコイズボタンや手に持ったバッグとカラーリンク。清潔感のある爽やかな印象を振りまいた。
ウエスタンを感じさせるアイテムはその後も続き、ウエスタンハット、ウエスタンブーツを多用しながら、ターコイズ、ネイティブアメリカン調の刺繍など巧みにあしらい、多種多様なスタイリングを披露。ファレル流“ダンディ”をベースに、デニムやチェックシャツなどのワークウエアからコートやスーツなどのテーラードアイテムに至るまで、とにかくドラマチックで新鮮なショーが繰り広げられた。
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ショーを鑑賞した直後の堀米雄斗は「はじめてのショーを見て、本当に感動したし、やっぱりファレルらしい洋服のデザインで、すごくかっこいいショーだったと思います。すごい楽しかったです!」とコメントしてくれた。
また、今回〈ルイ・ヴィトン〉をまとった姿で注目されるという点については、「スケートボードばかりやってきた僕が、小さい頃に見ていたショーに行くことは当時想像もしていませんでした。でもこうして夢をどんどん叶えたり見させてもらったりしているので、自分以外の人にもそうした夢が訪れる可能性しかないなと感じています。僕はスケートボードを通じて世界中のいろいろな人と繋がり、自分自身を成長させてもらっています。日本ではスケートのカルチャーがまだ知られていない部分もあるので、こうしたショーに自分が参加することも含め、今以上に伝えていって、スケートボード界を盛り上げていきたいです」と語ってくれた。彼のあらゆる行動には、常にスケートボード視点が真ん中にあるようだ。
堀米雄斗のオフショット in Paris !
ショーの翌日には、パリ1区の“LV DREAM”に併設されているギフトショップとカフェ“マキシム・フレデリック アット ルイ・ヴィトン”へ。甘いケーキを堪能しました!
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