上品さや清潔感、さらには爽やかさにまで気を配らなくてはいけない初夏のデートコーデ。どれを優先すればいいの!? と困ってしまっている人、茶の持つパワーを借りれば簡単ですよ!
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長袖×ショーツが好バランス!
長~いおウチ時間の生活で、すっかりグリーンにハマってしまったという人も多いですよね。休日は、お気に入りのグリーンショップに新入りをチェックしに行ったり、グリーンの手入れをする“ボタ活”に精が出る人もいるのでは? パートナーと一緒にシェアできる趣味っていうのも、いいところですよね。で、そんな“ボタ活デート”、いったいどんなファッションがいいだろうか? 汚れるからと、まさか作業着というわけにもいかないので、こんなコーデを考えてみた。キメキメのデートとは違うリラックス感を醸しつつ、デートらしい上品さも欲しいシーンに、今の時期ちょうどよくハマるのがこんな“長袖×ショーツ”の組み合わせ。ショーツで肌見せをするぶん、トップは長袖にして露出のバランスをとったというわけ。さらに長袖をニットのカーディガンにすることで、リラックス感だけでなく品のよさもプラス。さらに、今回は“ボタ活”なので、緑に囲まれたナチュラルなシーンに馴染むよう、グリーンをポイント使い。インに着たTシャツのロゴ、カーディガンのヤシの木、そしてコーデュロイショーツ……。これらにグリーンを使うことで、より休日のヘルシーなデートらしい装いに。次の週末デートは、こんな癒しコーデで観葉植物を探しに行ってみるのはどう?
カーディガン3万6850円(スコッチ アンド ソーダ/コロネット)、Tシャツ1万4300円(ロンハーマン)、手に持ったジャケット2万8930円(キャル オー ライン/ユナイト ナイン)、コーデュロイショーツ1万7380円(レミ レリーフ/ユナイト ナイン)、サングラス3万6300円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、ソックス2200円(ホーボー/ベンダー)、サンダル7万5900円(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)
ジャケットなしでも上品に!
初夏の暖かさが心地よくなってきた。いい具合に気温が上がってきて、上着いらずな日もしばしば。そうなると、デートで頼れるテイラードジャケットだって持って行くのはちょっと面倒に……。とはいっても、品のよさや清潔感は大事にしたいのが大人のデートスタイル。そこで、今回はジャケットを使わずとも、上品さを醸し出せる着こなしを紹介しよう。で、まず頼るべきは、やはりシャツということになってくる。襟があるというのは非常に大人感に効果があるもので、ほどよいきちんと感を演出してくれる。だから、ジャケットの代わりとまではいかなくとも、十分デートに通用する。初夏の爽やかさを強調させるなら、オープンカラーのストライプ柄シャツなんて最適。知的で清潔感のある印象も醸せる。で、パンツはホワイトデニムにして全体を淡いトーンで統一しよう。柄シャツとホワイトデニムって、一見イタリアっぽくなりそうだけど、今回選んだもののように開襟仕様にして、デニムは少し生成りのオフホワイトにすれば、ゆるさが出て西海岸っぽいスタイルにシフト。パンツのシルエットもピタピタより、ゆとりのあるものを選んで今どき感を演出。足元はデート王道の白スニにすれば、初夏のデートスタイルの完成。こんな着こなしなら、ジャケなしで大人の品格も出せる。もちろん初夏らしい爽やかさも抜群です~!
ストライプオープンカラーシャツ2万5300円(エンソン/ユナイト ナイン)、デニムパンツ3万4100円(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)、スウェットシャツ1万7930円(キャル オー ライン/ユナイト ナイン)、サングラス5万7200円(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)、スニーカー5万1700円(ストーンアイランド)
ショーツだって恥ずかしくない!
暑い夏にはショーツが一番心地いい。一度穿いたらやめられないのがショーツともいえる。でも、ショーツは楽ちんな反面、ラフに見えすぎたり子供じみた雰囲気を醸し出す。だから、これを上手に回避することが大人には大切。であれば、簡単なのは色合いを大人らしくしちゃうってこと。想定したのはちょっと素敵なデート。だから、メインはブラウンのテイラードジャケット。この茶ジャケは今季のトレンド。なかでも、写真のような渋めの濃い茶を選ぶと大人の貫禄が出る。で、肝心のショーツは、黒。もちろん茶でもいいが、色を揃えると無難になる。なので、あえてメルハリのつく黒をチョイスすることで、一気にコーデを引き締めスタイリッシュさも加味。茶と黒の相性は抜群だし、都会的な大人らしさを醸せているのが見てわかるはず。この雰囲気を壊さないためにも、インナーにはテイラードジャケットと同色がベター。デートであれば、優しい茶の面積を大きくした方がシーンに合っているからね。こんなふうに色合いに注目するだけで大人にふさわしく仕上がるんだけど、ショーツのラフさをぐっと抑えるには、露出の多くなった足元にも気を使いたい。たとえば、ローファーにするなど、ドレス調のレザーシューズを合わせてみて。ほら、テイラードジャケットとも馴染んで、格上のショーツスタイルが完成!
シアサッカージャケット4万6200円(アスペジ/トヨダトレーディング プレスルーム)、Tシャツ1万450円(ジェームス パース/ジェームス パース 青山店)、コーデュロイショーツ1万3200円(オーシャン パシフィック/ハンドイントゥリー ショールーム)、サングラス4万2900円(モスコット/モスコット トウキョウ)、ビットローファー1万9800円(ビューティ&ユース/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店)
“白”というのは清潔感と特別感、そして品もあるのでデートに使うのは持ってこいの色。それが、全身白なら爽やかさもひとしお。とはいえ、なかなか上下とも白アイテムで固めるのは、キザな感じになってしまいそうで、勇気がいる。でも、上手にカジュアルダウンしてあげれば、全身白もまったく怖くない。まず、なぜ全身白がキメキメになりやすいかというと、恐らく“真っ白”で揃えてしまっているから。大切なのは適度に別の色を混ぜてあげること。じゃ、なに色を混ぜればいいのか? トライしやすいのは淡~い色。たとえば、こちらのコーデに使ったピンクのTシャツ。こういった色をさりげなく挟むと、白コーデの雰囲気を壊さずに肩の力が抜けた印象に導ける。そしてもう一色、白コーデのカジュアルダウンに使える色が“茶”。男らしさと品のある色だから、茶を差してやると白と馴染みつつ、適度にラフさが生まれる。こちらのコーデは、白シャツのプリントに茶が使われている。もちろん、色以外でカジュアルさを出してあげるのも効果的。白パンツが、こんなふうにペインター仕様だったりすると、キザな印象はさらに減るのでオススメ。これなら “気合入りすぎ”な白コーデとはならないはず。次のデートでなにを着るか迷ったら、お試しを!
半袖シャツ2万900円(サノバチーズ×ビューティ&ユース/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店)、Tシャツ2万1450円(ストーンアイランド)、ペインターパンツ2万2000円(サタデーズ ニューヨークシティ)、サングラス4万2900円(モスコット/モスコット トウキョウ)、スニーカー1万3200円(ニューバランス/ニューバランスジャパンお客様相談室)
●アイヴァン 東京ギャラリー
TEL:03-3409-1972
●コロネット
TEL:03-5216-6518
●サタデーズ ニューヨークシティ
TEL:03-5459-5033
●ジェームス パース 青山店
TEL:03-6418-0928
●ストーンアイランド
TEL:03-5860-8360
●ディーゼル ジャパン
TEL:0120-55-1978
●トヨダトレーディング プレスルーム
TEL:03-5350-5567
●ニューバランスジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997
●ハンドイントゥリー ショールーム
TEL:03-3796-0996
●ピエール アルディ 東京
TEL:03-6712-6809
●ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店
TEL:03-6212-1500
●ベンダー
TEL:03-6452-3072
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
●ユナイト ナイン
TEL:03-5464-9976
●ロンハーマン
TEL:0120-008-752
photo : Tomoo Syoju (BOIL) styling : Takumi Tagawa、Takeshi Yanagawa(remix)
※価格は例外を除きすべて税込み価格です