ABLE CARRY
左:菊地 敬文(〈ハイマウント〉広報マーケティンググループ マネージャー) 右:トミー・タン(〈エイブルキャリー〉の国際営業部 シニアマネージャー )
ミドルエイジを中心に今話題なのが、香港発〈エイブルキャリー〉が独自開発した“無重力バックパック”。多く出まわるバックパックの中で、なぜこんなに支持されるのか。その秘密を、PR・戦略を統括するトミー・タン氏に聞いた。
「我々が作りたかったのは、都会で暮らす人の“負担を減らす”バッグ。これによりユーザーは、自由に移動を楽しめるからです。我々のチームは、既存の機能をゼロから見直し、本当に価値のある機能だけを選び抜きました。その結果、完成したのが軽くて丈夫な“無重力バックパック”。“主役はユーザー、バッグはサポート役”という信念は、大きなロゴや過度な装飾を排したデザインにも表れています。しかしこの信念が思いがけずビジネスシーンで好意的に評価されました」
こだわりの中でも唯一無二の強みは、“Aフレーム”と呼ぶ構造だ。左右のショルダーベルトの下方から底面を支えるように延びるウェビングベルトがそれ。「無重力体験ができるのは、このAフレームのおかげです。重さをカラダに平均的に分散させる“3D設計”を導入し、Aフレームでグッと持ち上げる。これで荷重を劇的に軽減しています」。画期的な構造に加え、支持される理由はほかにもある。
それは、持つ人の状況や悩みに応える姿勢だ。「このバックパックはファッションではなく都会の“スペース(狭さ)”“重さ”“天候”という3つの不便を解消する“ギア”です。その不便さは時代によって刻々と変化するので、リアルな声を反映させ、世の中の流れに合わせてアップデイトしています」。今後は、“背負った瞬間に価値がわかる”製品として、ECと実店舗を両立させた戦略を練り、コミュニティを重視していきたいと。「カラダが楽になった」という言葉を聞く瞬間が最もやりがいを感じるというトミー氏らの進化は、まだまだ止まらない。
“毎日を軽くする”バックパックは、素材や形を変えて展開。「香港ならではの多文化多言語のチームは、既成概念のない自由な発想が面白い」とトミー氏。左から、“マックス EDC”、“デイリー プラス”、“サーティーン デイバッグ”。ご覧のとおり、オン・オフに使えるミニマルさ。
最大サイズだった“マックス(30-32L)”を日常使いしやすい26Lに最適化したのがこちら。今現在のユーザーのライフスタイルにフィットさせた形だ。“マックス EDC コーデュラ レコー バリスティック 1680D ブラック”4万6200円(エイブルキャリー/ハイマウント)
●ハイマウント
TEL:03-3667-4545
※『Safari』8月号196ページ掲載
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