スター・ウォーズに登場するビークルに魅せられたコレクターによる
Xウイングなどのカスタムコレクション【後編】
スター・ウォーズの大きな魅力のひとつが、銀河を駆けるスター・シップやビークルの存在だろう。その機能美と物語性を再現することに情熱を注ぐ宮澤 勲さん。彼が独自の技術で作り上げたプラモデルのコレクションを拝見。
海の上に浮かぶXウイングの存在感!
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)』でレイがルークのもとを訪れた際、海底から引き上げたシーンをジオラマに。フィギュアは鉄道模型用のものに粘土で服装や髪形を再現。土台は100均で買った額縁で、海は透明の粘土を使って自作。
もともとSF映画が好きで、その中でも乗り物に目が行く宮澤さんにとって、スター・ウォーズのビークルは別格の存在だった。当時からプラモデル作りが趣味だったものの、スター・ウォーズのキットは輸入品で高額。そのため手が出せずにいたが、2015年頃に〈バンダイスピリッツ〉からスター・ウォーズのプラモデルが登場すると、入手しやすくなったことで宮澤さんの情熱に再び火がついた。「接着剤を使わずに組み上げられるのが面白い。すべてがとても精巧な作りになっていて、その技術に感動しました」
宮澤さんは、子供の頃に受けた衝撃を自分の手で再現する工夫を惜しまない。プラモデルの部品をただ組み上げるだけでは終わらず、LEDを仕込み、台座までこだわって細かくリアルな世界観を作り込む。「どうしたら本物に近づくかを考えながら塗装して、ウェザリング(汚し塗装)するのが楽しい」。宮澤さんの手によって生まれるスター・ウォーズの映画さながらのビークルは、単なる模型ではなく、銀河の空気をまとっている。
汚れの塗装のさりげない変化でAT-ATをリアルに!
赤と黄色に光るようにLEDを仕込んだAT-AT ウォーカー。ボディに雨だれのような汚れが付いており、足元に向かって汚れが増していくような塗装でリアルを追求。
あの白熱したシーンがジオラマで蘇る!
ミレニアム・ファルコンが小惑星をすり抜けるスリル満点のシーンを作り出した。小惑星には、水槽用の軽石を使用。タイ・ファイターは海外から取り寄せたもので、1台は破壊し綿やライトで爆発する様子を表現している。
シルバーの輝きをいかしたN-1スターファイター!
あえてウェザリングは施さずに、メタリックな雰囲気をそのまま残した。「ディン・ジャリンは正面を向いていたのですが、顔を横向きに変えて動きを出しています」
格納庫をイメージしたオリジナルの作品!
タイ・インターセプターの格納庫をイメージした作品。「実際にはないですが、格納庫で修理されている様子を作ってみた。100均でいろんな素材を買い集めて、試行錯誤しながら作り上げましたね」。作業員がいることでジオラマが生き生きとして見える。
※『Safari』9月号186〜187ページ掲載
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文=松井みほ子





























































