ネットフリックス『エノーラ・ホームズの事件簿3』兄シャーロックの誘拐事件に挑む!
- SERIES:
- 今週末は、この映画に胸アツ!
- TAGS:
- 今週末は、この映画に胸アツ! Culture Cinema

ピュアで初々しかった子役が、大人の俳優へと成長する。出演作とともに、そのプロセスに感動するケースはこれまで何度もあったが、現在、注目してほしいのが、この人、ミリー・ボビー・ブラウンだ。22歳にして、すでに2つの“当たり役”でトップスターの地位を築いているからだ。
ミリー・ボビー・ブラウンといえば、多くの人を夢中にさせたのが、2016年に配信が始まった『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。超能力を持つエル(本名はジェーン)役として、2025年のシーズン5までシリーズの人気を支えてきた。同シリーズだけでミリーの10代の成長が実感できるが、そんな彼女の新たなヒット作が『エノーラ・ホームズ』。1作目が2020年で、今回が3作目(ドラマではなく、単発の映画の形式)。10代後半から20代に差しかかるまでの、俳優としての軌跡も重なって感慨深かったりもする。コナン・ドイル原作の超人気探偵キャラ、シャーロック・ホームズの妹が活躍するこのシリーズ。1作目では寄宿学校に入ったエノーラが探偵業を決意するまでが描かれ、2作目、3作目と、その才能を開花していく。もちろん兄のシャーロックも登場。演じるのは、スーパーマン役などで知られるヘンリー・カヴィルで、兄妹や母親とのドラマも盛り込まれ、思わずエノーラを応援したくなる作りになっている。
エノーラの結婚式でスタートする、この最新作。しかしシャーロックが何者かに誘拐されるなど不穏な事件が重なり、エノーラもその陰謀劇に巻き込まれていく。とりあえず、自分の結婚は後回し。若さゆえの才能とひらめき、培った経験を駆使して、黒幕を暴くストーリーがハイテンポで展開し、飽きさせない。メインの舞台が地中海のマルタ島なので、ビジュアル的にも魅力たっぷりの仕上がりだ。結婚相手となるデュークスベリー子爵との関係や、シャーロック・ホームズでおなじみの宿敵モリアーティの存在など、前2作を観ていた方がベターだが、いきなり本作から入っても、過去のシーンの挿入によって戸惑うことはない。何より、ミリー・ボビー・ブラウンの自信満々の演技とアクションで駆け抜ける本作。前作の後に結婚し、養子も迎えて母親になった彼女のプライベートを、エノーラ役の運命に重ねながら観るのもオススメだ。
『エノーラ・ホームズの事件簿3』配信中
製作・出演/ミリー・ボビー・ブラウン 監督/フィリップ・バランティーニ 脚本/ジャック・ソーン 出演/ルイス・パートリッジ、ヘンリー・カビル、ヘレナ・ボナム・カーター 配信/ネットフリックス
2026年/アメリカ/視聴時間105分
© NETFLIX, INC. AND IT'S AFFILIATES, 2026. ALL RIGHTS RESERVED.








































































