イマドキなシルエットはどう作る?
ジョー・ジョナスの脱力オフショルダーがお手本!
すでに気づいている人もいると思うけど、いま街ではゆるっとしたシルエットが流行中。肩の落ちたオフショルダーや、作りそのものが大きいビッグサイズ。まだ少数派ながらワイドパンツも登場している。もちろんそれはハリウッドのセレブたちも同様で、スナップ写真でもチラホラと確認できるようになってきた。で、そんな状況はわかっていても、ジャストサイズに慣れた大人に、そのゆるさは取り入れにくいのも事実。じゃあ、どうすればイマドキなシルエットを手に入れることができる?
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そこで注目したのが、シンガーのジョー・ジョナス。現在29歳の彼は、トレンドを取り入れた着こなしが抜群にうまい。オフショルダーのアウターも巧みに取り入れて、さりげない今っぽさを演出している。ジョーが選んでいるオフショルアウターの特徴は、コーチJKやGジャンといったアメカジの定番アイテムが中心だ。それを細身の黒ボトムでスッキリこなすことで、無理なく逆三角形シルエットを手に入れている。シルエット作りの参考になるので、さっそくチェックしてみよう!
Style01
ゆったりGジャン
シンプルなアメカジをシルエットで魅せる!
いかにもLAっぽいノリで仲間と街を歩いているジョー。爽やかな色落ちのGジャンがオフショルダーの作りで、インに着た白Tもオーバーサイズのよう。いつものように黒ボトムでシンプルにこなして、足元には”エアマックス”を合わせている。いってみれば定番的なアメカジなのだけど、上半身のゆるっとしたシルエットが効いていて、イマドキな雰囲気たっぷり。これくらいシンプルなコーデなら、大人でもトライしやすいのでは?
Style02
ゆったりブルゾン
主張を抑えて個性派ブルゾンを攻略!
続いてコチラは、胸まわりに贅沢な刺繍をあしらった黒ナイロンブルゾン。これも肩まがちょっと落ちたゆるいオフショルダーの作りになっていて、イマドキ感たっぷりなアウターだ。個性の強いデザインだけに、インナーにはノーカラーシャツ、ボトムは黒の細身と、できるだけシンプルなアイテムを合わせているのがお見事。シルエットと花柄の刺繍がコーデの主役と割り切って、ほかの主張を極力抑えているというワケ。黒の面積が多いので、腕まくりで軽さを出しているのもうまい。
Style03
ゆったりコーチJK
スポーティな1着をサッと羽織るだけ!
そして変わり種のコーチJK。上半分がデニム、下半分がナイロンというユニークな切り替えデザインの1着だけど、注目すべきは肩まわり。裾丈は普通のコーチJKなのに、肩がオーバーサイズ気味にストンと落ちているのがわかるはず。これがいわゆるオフショルダー。細身の黒デニムに白のプリントTシャツというシンプルな上下に、サッと羽織るだけのお手軽さ。それだけなのにグッと今っぽく仕上がっているでしょ!? これなら気負わずにトライできそう!
大人になると、着慣れないシルエットのものってソワソワしてしまうもの。けど、この春はちょっと気分を変えて、ジョーのように挑戦してみればきっと新鮮な気分が味わえるはず。大きめシルエットに二の足を踏んでいたという人も、1度やってみれば案外その楽ちんな着心地にハマってしまうかも!?
[クロ]
KURO
2万5000円(クロ/クロ ギンザ)
深みのある濃紺は経年変化にも期待できる
フロントはスナップボタン仕様。シルエットはショートスリーブタイプなので、春夏らしくスッキリと着こなせることが可能。手作業により収穫して作られた“ジンバブエコットン”を採用。軽やかに着られる軽量性と肌にしっとりと馴染む伸縮性が魅力。
[ヴァンズ]
VANS
1万5000円(ヴァンズ/ヴァンズ ジャパン)
色あざやかなカラーリングやフロントのリフレクター
サイドポケットのほか、面ファスナーつきのフロントポケットもある機能性アイテム。カジュアルな雰囲気のゆったりとしたシルエットで'90年代をイメージさせる1着だ。春先にぴったりの軽いナイロン素材で活躍間違いない。
[レミ レリーフ]
REMI RELIEF
3万9800円(レミ レリーフ/ユナイトナイン)
1枚仕立てのゆったりシルエットのマウンテンパーカ
マウンテンパーカにウエストバッグのようなポケットを配したデザイン。両袖に施されたペイズリー刺繍が個性的。デザインがゆったりしていて寒い時期はインナーダウンやニットで防寒性を高め、秋口や春先にはカットソーやシャツと合わせて使えるのが嬉しい。
photo by AFLO