今季人気のボア付きレザーJK、
お洒落セレブはどう着こなしている?
セレブの定番アウターの1つがレザーJK。ワイルドなミリタリー系から、キリッとした男らしさが漂うライダースまで、選んでいるアイテムは人それぞれ。なんだけど、今シーズンはそのレザーJKに、ある共通の変化が見られるのだ。それはなにかというと、襟元にモフモフのボアが付いているってこと。このトレンドはちょっと見逃せない!
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で、気になるのは、ボア襟レザーにすることで、どんな効果があるのかってこと。セレブたちの着こなしを見てみると、レザーの武骨さはそのままなのに、ボアの効果でリッチかつ柔らかい雰囲気が加わっているのがわかる。そしてもう1つ気付くのが、ボアはボアでも、その色が白派と黒派に分かれるということ。自分のキャラに合った1着を選ぶことで、ボア襟の効果をより生かしているようだ。ということで、白ボア、黒ボアを巧みに着こなしているセレブたちを早速見てみよう。
〈白ボアの効果はコレ!〉
黒や茶のレザーとのコントラストが際立つのが白ボア。着こなしにメリハリが生まれて、顔立ちをパッと明るく見せる効果も期待できる。ミリジャケに多いディテールだけど、むしろ無骨なレザーJKを優しげに。白という色の爽やかさで、着こなしにヌケを作りたい時にも重宝するはずだ。
01 メリハリのあるブラックワントーンコーデに!
James Franco [ジェームズ・フランコ]
白の裏ボアになったB-3ジャケットで、黒ベースの硬派な着こなしにヌケを作ったジェームズ。ボアのおかげで首元にボリュームができ、シルエットにもメリハリが生まれている。ムートンならではのリッチ感も漂い、カジュアルなのに大人っぽさ満点な見え方に。暖かさも十分だから、寒いNYでもコレで問題なし!
02 白ヌケをポイントにした優しい武骨コーデ!
Michael Polish [マイケル・ポリッシュ]
武骨な雰囲気の茶レザーも、マイケルのように白ボアのものを選べば優しげに見せられる。こちらも暖かいムートン素材だから、インは白T1枚というシンプルさだ。全体的に男らしい武骨なアイテムを重ねているけど、白の分量が多いから爽やかにまとまっているという、お手本にしたい大人のワザだ。
03 白の軽快感を生かしたスマートコーデ!
Pete Wicks [ピート・ウィックス]
俳優のピートも茶のムートンJKを愛用している1人。インに合わせたユル~い白ニットが、白ボアの素材感と絶妙にマッチ。軽快なヌケ感が生きた着こなしに仕上がっている。一方、ボトムはすっきりタイトなフォルムで逆三角形シルエットを作って引き締めている。これもボリュームのあるトップをスマートに見せるコツ!
〈黒ボアの効果はコレ!〉
黒レザージャケットを愛用しているセレブの場合、黒ボアのタイプにシフトしている人が多いようだ。白ボアが爽やかさやヌケ感をもたらすのに対して、黒ボアはリッチで洗練された雰囲気を演出してくれる。大人っぽく都会的な着こなしに仕上げたいなら、黒レザー×黒ボアを取り入れてみては?
01 黒ボアを強調してリッチ感マシマシ!
David Gandy [デビッド・ギャンディ]
襟がボアになった黒レザーJKを着た都会派モデルのデビッド。上下とも黒でまとめたスタイリッシュな着こなしだが、インナーの白、ブーツの茶を効かせることで、奥行き感のあるシックな装いに格上げしている。ボア襟を立てて強調しているのも、トレンドに敏感な彼らしいテクニックだ。
02 カジュアルコーデをリッチに格上げ!
Luke Evans [ルーク・エヴァンス]
味デニムにワークブーツを合わせたアメカジ調の着こなしに、黒ボアのムートンJKを羽織った俳優のルーク。アウター一発でリッチ感が出て、大人っぽく洗練された雰囲気に。これが白ボアのタイプだったら、もっと爽やかなカジュアル感が出ていたはず。小物もすべて黒にして、キリッと引き締まった雰囲気に仕上げているのもポイントだ。
photo by AFLO