Brad Pitt[ブラッド・ピット]
ベージュのチェックシャツにブルーのデニムパンツを合わせたカジュアルコーデを披露したブラピ。茶のニット帽とマウンテンブーツを合わせるなど、王道のアメカジスタイルを楽しんでいる。さて、このコーデを簡単に大人っぽく演出するにはどうしたらいいのか? 答えは、綺麗めのアウターを羽織ること。ブラピはチェスターコートを選んでいて、色を茶で揃えることで統一感にも気を配っている。これからの季節ならジャケットなどで代用できるお洒落テクなので、是非ご参考に!
Jacob Elordi[ジェイコブ・エロルディ]
ダブルのチェスターフィールドコートにパーカ、スウェットパンツを合わせたスポーティミックスを披露。パーカとスウェットパンツを合わせるあたりは、こなれて見せる常套手段と覚えておくといいかも。そんな中、特に注目したいのはスウェットパンツ。今が旬といわれるかなり太めのタイプを合わせているのがポイント。細身のスウェットパンツを合わせるよりは鮮度が高く、ロングコート姿がグッと今どきになるのはご覧のとおり。足元はスニーカーではなく、ブーツでロングコートの雰囲気とバランスを取っているのもうまい!
Andrew Garfield[アンドリュー・ガーフィールド]
大人のコーデといえば、武骨で精悍なイメージを演出できる黒コーデが定番。確かにたくましい雰囲気を漂わせるのは大事。けれども、そればかりになってしまうと、かえって近寄りがたいキャラになってしまい、見た目で損をしてしまうことも。そこで参考にしてほしいのが、アンドリューの装い。ブラウンのロングコートを羽織り、トップはベージュのニット。ボトムはオフホワイトのチノパンと柔らかいトーンでまとめている。どうです、優しげな印象をまとうことができているでしょ? ここに武骨さを加えたい場合は、彼のように無精髭をたくわえるかサングラスを投入するといいだろう。アンドリューはシューズの色味を拾って、グリーンのニット帽でキャラ出しするテクを効かせている。
David Beckham[デビッド・ベッカム]
ラフなカジュアルだけでなく、上品スタイルも抜群にうまいベッカム。カーキのチェスターコートは、それだけで凛とした存在感が漂うドレスアイテム。これをネイビー合わせでシックにまとめつつ、Tシャツやスニーカーといったアイテムで軽く見せている。こうしたドレスダウンはベッカムの得意技。足し算と引き算を使いこなして、狙いどおりのスマートなイメージを演出している。
Christopher Abbott[クリストファー・アボット]
人気の茶コートは白と合わせる。そんな、今季らしいお手本コーデを披露した俳優のクリストファー。ボトムにベージュがかった色を選ぶことで、“白浮き”を防いだのはさすが。また、彼はブーツと合わせた細身パンツをロールアップ。これにより、こなれた印象をアップさせながらも、ゆったりコートの着こなしを軽快に見せている。シンプルだけど、着こなしは奥深い!?
Orlando Bloom[オーランド・ブルーム]
この日のオーリーはだいぶ楽ちんなファッション。スウェット上下にハイテクスニーカーをワントーンコーデにしてまとめているが、オーリーの着こなしはさらに一歩進んだ着こなし。軽そうなナイロンのミリタリーコートを羽織り、スウェットシャツのインナーにシャツをレイヤードして立体感を出し、こなれ感が増した印象。楽ちんでいながらお洒落見えするレイヤードテクは、ぜひ真似したい!
Justin Timberlake [ジャスティン・ティンバーレイク]
スウェットパンツにロングコートを合わせるという異色の組み合わせで登場した、ジャスティン。大人感のあるスポーツミックスに仕上げている彼らしいコーデだ。ロングコートを着ると、どうしても足元をドレッシーにしたくなるが、ここはあくまでスウェットパンツに合わせてハイテクスニーカーを合わせたところも新鮮。ちなみに、レッドのミラーサングラスで顔まわりにもアクセントを作っている彼だが、よ~く見ると、スニーカーにもレッドが使われている。これはどうやらリンクさせている!?
Taika Waititi[タイカ・ワイティティ]
レンガ色のロングコートに、ビビッドな色味が目を引くピンクのスウェットシャツを合わせた映画監督兼俳優のタイカ・ワイティティ。ボトムはベージュカラーにして、全体を暖色カラーでまとめている。これほど鮮やかなピンクでも馴染んでいるのは、アウターとボトムでトーンを合わせているから。さらに胸にある〈グッチ〉のロゴが、大人らしい格上感を演出。グリーンのソックスでアクセントをつけつつ、白スニで軽快な印象に仕上げるなど、小ワザも効かせている。ビビッドカラーは合わせにくいと思いがちだけど、バランスさえ気をつければ、簡単に着こなしに取り入れることができるという好例。コーデの幅を広げる意味でも是非参考にしてみてはいかが?
Alexander Skarsgard[アレクサンダー・スカルスガルド]
元々品のあるスタイルには定評のある彼。この日はネイビーワントーンのコーデを披露。シンプルなニットにちょうどいい色落ちとフィット感のブルーデニム。そう聞くと普通すぎるコーデだが、これがなんともイマドキに見えるのは、オーバーサイズでゆったりと着たコートのおかげ。シンプルなネイビー合わせなだけに、ひとクセ出すのであれば、こんなふうにシルエットに変化をつけるというのもいい案!
Andrew Garfield [アンドリュー・ガーフィールド]
黒の細身パンツとニットでトーンを揃えつつ、白シャツでしっかりヌケ感出し。もちろんこなれているが、これだけだとフツーな印象に。そこに、茶チェスターの登場。コレを羽織ることで一気に大人っぽく格上げしているのがわかる。さらに足元には黒の〈ヴァンズ〉を合わせて、見事なハズし効果まで演出。このバランス感覚、是非見習いたい!
Matthew McConaughey[マシュー・マコノヒー]
俳優マシューのコート姿をチェック。ここのところ、冬場はもっぱらロングコートスタイルがお気に入りのマシュー。この日に選んだのは、ヘリンボーン柄のブラウンコートだ。ボタン上までしっかり締めて、頭にはハンチングを被り、コート姿をよりクラシカルな仕上がりにしている。しかし、足元は? と見てみると彼が履いていたのは、なんとランシュー。アンバランスすぎるかと思いきやこれが意外にハマっているから面白い。しかもカラーはあざやかなブルーでコーデにアクセントも効かせられている。コート姿のマンネリにお悩みなら彼のスタイル真似てみては?
Jesse Metcalfe[ジェシー・メトカーフ]
小僧っぽくなる可能性が高くなりがちなミッキーモチーフのスウェット×味デニムというアメカジの定番スタイル。これに、さりげな~く上品コートを羽織った俳優のジェシー。一見ミスマッチのように見えるけど、このくらいギャップがあったほうが個性的でお洒落。コートの襟を半分くらい立てて、襟元に動きをつけているのもうまいところだ。そのへんの小僧には真似できない、大人のカジュアルになっているでしょ?
Channing Tatum[チャニング・テイタム]
空港で見せたチャニングの着こなし。パッと見はモノトーンのシックなスタイルだけど、よ~く見るとコート以外はスポーツ系のアイテムばかり。そのコートにしてもカジュアルなチェック柄。つまりシックな要素は1つもないのに、全体の雰囲気をしっかり作っているってワケ。そのポイントになっているのが〈フェンディ〉のロゴ入りパーカ。あざやかなイエローがアイキャッチになって、ラグジュアリーな印象を際立たせているのがわかる。単純にロゴアイテムを取り入れるのではなく、着こなしに合わせて上手に活用しているところが、チャニングならではのテクニックといえるのだ。
Matthew McConaughey[マシュー・マコノヒー]
大人の上品スタイルに欠かせないロングコート。今季ロングは注目されているが、着るとコンサバになりがちで、お堅く見える。それを避けるには、チラリ見えるインナーを工夫するという手もあるが、わりと難度が高い。そこで、手っ取り早いのがマシューのようなボアコートを選ぶこと。一般的なウールコートと違ってフリースのようなモコモコした表情があるから、キメすぎないカジュアル感がグッとアップ。彼のような品あり濃紺カラーを選べば、シルエットとカラーのコンサバ感と素材のカジュアルさとがいい具合にミックスされて、ほら、大人の洒落た遊び心を感じるでしょ!
Ben Hardy[ベン・ハーディ]
俳優ベン・ハーディの上品なコートスタイルを目撃。シンプルなコーデではあるが彼がお洒落に見える理由はボトムにあり。こういったロング丈でシックなコートの場合、通常細身のパンツを合わせてスマートに見せるのが常套手段。だが、彼が選んでいるのは腰や太腿がゆったりとした今どきのパンツだ。とはいえ、スラックスのようなウールな生地感を選んでいるので、コートの上品さとも違和感なし。ちなみに、ゆるっとしたパンツを履くなら、彼のようにニットをタックインするなど、すっきり見せのバランスを取るのは必須!
Johannes Huebl[ヨハネス・ヒューブル
冬はロングコートの着こなしを得意とする彼だが、この日はなんと真っ白なコートを着用。しかもボトムからインナーまでを白系で統一。色使いに工夫することで、ベーシックなアイテムの組み合わせでも決してコンサバに見えない演出をしているというわけ。それに、冬に着る白はリッチに見えて、ロングコート姿もかなり新鮮に。とりわけダークトーンが多くなる街では、こんなコーデがよく映えるに決まっている。上品カジュアルが好きな人は、こんなスタイル挑戦してみては?
Andrew Garfield [アンドリュー・ガーフィールド]
グレーのロングコートにグレーのパンツ、一見ワントーンコーデに見えるものの、彼のコートにはうっすら赤いチェックのラインが見える。確かに冬は、アウターの色が落ち着きがち。しかし、彼のように絶妙な具合の柄モノならワル目立ちすることなく、ただのコート姿とは一線を画した印象に。あとは彼のマフラー使いも着こなしに個性やアクセントを加える面で効果ありなので、参考にしてみて!