今週の海外セレブ着こなしまとめ
『Safari Online』で11月26日〜12月2日の間に配信した海外セレブコーデをまとめてご紹介!
Taika Waititi[タイカ・ワイティティ]
レンガ色のロングコートに、ビビッドな色味が目を引くピンクのスウェットシャツを合わせた映画監督兼俳優のタイカ・ワイティティ。ボトムはベージュカラーにして、全体を暖色カラーでまとめている。これほど鮮やかなピンクでも馴染んでいるのは、アウターとボトムでトーンを合わせているから。さらに胸にある〈グッチ〉のロゴが、大人らしい格上感を演出。グリーンのソックスでアクセントをつけつつ、白スニで軽快な印象に仕上げるなど、小ワザも効かせている。ビビッドカラーは合わせにくいと思いがちだけど、バランスさえ気をつければ、簡単に着こなしに取り入れることができるという好例。コーデの幅を広げる意味でも是非参考にしてみてはいかが?
Hana Cross[ハナ・クロス]
明るめでガーリーな見た目なふわもこブルゾン。もちろんふわふわな素材で暖かさも抜群だけど、なんといっても可愛さ2割増しなところが魅力。ハナは、この素材を使った短丈デザインを選んでストリートファッションに昇華させている。ストンと落ちたシルエットの淡青デニムとテラス系スニーカーの合わせテクがなんともお洒落。そんな彼女とカップルコーデをするなら、あえてブラックのワントーンにして黒と白のモノトーンで楽しむのもあり!
Gavin Rossdale[ギャビン・ロスデイル]
パッと羽織るだけで大人らしい貫禄がまとえるボア襟ジャケット。時間の無い朝などには、重宝するアイテム。そんな頼れるボア襟ジャケットを、黒のカーゴパンツに合わせたのがギャビン。カーキのジャケットに、黒のカーゴパンツだとガチっぽく見えそうだけど、足元をスニーカーにしてそれを回避。軽快な印象をプラスしている。これからの季節、インナーは白Tだとさすがに寒いので、替わりにオフホワイトのニットなどを合わせてみて!
Nicky Hilton[ニッキー・ヒルトン]
パワーショルダーのWの紺ブレがお似合いのニッキー。ボトムに選んだのはフレアデザインのデニムパンツ。大人なITガールたちの間でじわじわと流行りはじめているクワイエットラグジュアリーな着こなし。いわゆるブランドロゴが入ったこれみよがしのアイテムを使わないファッションということ。とはいえ、ご覧のように上質なアイテムやデザインコンシャスなアイテムでミニマムに着こなすことは大事。バッグは〈エルメス〉のバーキン、足元はご多分にもれずテラススニーカーをチョイスしている。彼女とカップルコーデをするなら、上質な紺ブレにデニムを合わせたアメトラファッションがいいだろう。
John Stamos[ジョン・ステイモス]
ブラウンのレザーウエアを身にまとったジョン。ハードでたくましいイメージのレザーアイテム。けれどもシャツデザインにするとライトな表情になる。ジョンは、レザーシャツを選びながらも、キャラが出るミリパンを合わせた街ファッションとして着こなしている。この組み合わせは、大人の選びを知っている証拠。実にお見事なコーデ。足元は〈アディダス〉のスーパースターにして、カジュアル感を後押ししている。
Lily-Rose Depp[リリー=ローズ・デップ]
シープスキンブーツからビーサンに履き替え、リラックスムードなリリー。リメイクされたようなパッチワークのポケットが特徴的なデニムパンツと、チョーカーデザインが施されたニットのキャラ全開な着こなし。デニムのウエストをロールアップさせるZ世代ならではのテクなど、時代は変われどこなれアイデア秀逸。そんな彼女とカップルコーデをするなら、ワークジャケットにダメージデニム、ハットなどキャラが出る着こなしじゃないとふさわしくないかも!
Channing Tatum[チャニング・テイタム]
スポーツマンでもあるチャニング。引き締まったガチムチボディが、なんともうらやましいかぎり。そんな彼も、もちろん洋服選びにも一家言あるはず。優しさや品出しなどを演出しやすい白や、膨張色の暖色系アイテムはあまりお好みではない様子。では、どんなアイテムやカラーがチャニングの琴線に触れるのか? それが本日の着こなし。まず色味は黒や濃紺、焦茶などの色合い。アイテムはカジュアル要素が強く、それをラフに着こなしているご様子。開襟シャツやワークパンツでも落ち着いた色味を選んで、シックにまとめる。これって最近のハイブラにも通じる色合わせで、大人っぽく仕上がるのでおすすめですよ。
Commentary:Masahiro Enomoto(remix)
photo by AFLO