充電できる〈MINI〉もいい! 〈MINI〉クーパーS E クロスオーバー ALL4
男たるもの、常に冒険心は忘れないでいたい。それはクルマ選びだって同じなはず。でもって、今は本当にいい時代! だって、ガソリン/ディーゼル/EV、などなど、多様なパワートレーンが選びたい放題なんだから。加えてこんな選択肢もあるってこと、忘れていない? プラグインハイブリッド=PHEVだ。
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プラグイン=外部充電ができて、ハイブリッド=モーターとエンジンを備えている。そう、プラグインハイブリッドって、プラグインで充電できるためにモーターの鮮烈な加速を楽しめる領域が、ガソリンハイブリッドよりも格段に広い。それに加えて、もちろんガソリンエンジンの慣れ親しんだ走行を両方楽しめる。なかなかにオトクなパッケージ、ってワケ。これも冒険心だと思わない?
それに、『Safari Online』読者なら“エコロジーやエコノミー”な〜んていうのは当たり前のこと。さらに「走って楽しい!」ってことも忘れちゃいけない。そんな気分にピッタリなのがコチラ、〈MINI〉クーパーS E クロスオーバーALL4 だ。
「え?〈MINI〉にPHEVなんてあるの?」と思った人! あるんです! 2018年夏に日本にも導入されたコチラ。もうすっかり日本でもお馴染みの、〈MINI〉クロスオーバーの追加モデルとして登場していたのだ。
どこから見ても〈MINI〉であることは間違いないルックス。後部座席も荷室も少〜しだけ余裕のある“クロスオーバー”パッケージだから、PHEVのシステムが搭載されたとて、ゆったり感に遜色ナシ。さらにPHEVになっても〈MINI〉らしい個性は忘れない。とかくグリーンやブルーなど、エココンシャスな寒色をアイコンカラーに持ってくることの多いハイブリッドモデルたち。しかし〈MINI〉は電気をイメージさせるようなイエローをPHEVのアイコンカラーに。まるでピカチュウ的な演出(?)は、〈MINI〉らしさ満点だ。
このイエローを使った、プラグを丸くディフォルメしたようなマークが、サイドミラー下のボディ左右に入っているけど、実はコレが充電口。パカッと開くとここにコンセントが現れる。普通充電にしか対応していないけれど、パワフルな1.5ℓ3気筒エンジンも備え持っているクーパーS E クロスオーバーALL4は、満充電にするのに必要な時間がわずか3時間と驚きの短さ! それで7.6kWhのリチウムイオンバッテリーは42.4kmもの距離を走行できる(理論値)というのだから、もし自宅に充電ポートを備えたならば、毎日のちょっとしたルーティン(ex買い物、ジム、ご近所デートまで)くらいはガソリンを一滴も使わないままにこなせるかも。
室内もかなり凝ったつくりなのは、〈MINI〉ならではの魅力でもある。円モチーフを多用し、メカメカしいながらもポップな雰囲気。まるで“オトナのアソビバ”みたいな雰囲気がメチャかっこいい。それに先述のイエローがピリッと効き、ほかのシリーズにはないクールな魅力を持っている。
で、肝心な走りはどうか。これが、メッチャ“ゴーカート・フィーリング”。箱型ボディの四隅に配置されたタイヤからもたらされるバツグンの接地感に加えて、モーターの鮮烈な加速がさらにトルクを後押し。ちょっと忘れられない飛び出し感を味わえてしまうのだ。モーター×ガソリンの快感とお財布への優しさ。とにかく一回乗ったら、もう戻れないかも!
★DATA〈MINI〉クーパーS E クロスオーバーALL4
●全長×全幅×全高:4315×1820×1595mm
●ホイールベース:2670mm
●エンジン:1.5ℓ直列3気筒ターボ
●駆動方式:四輪駆動
●税込み価格:498万円~
●MINI カスタマー・インタラクション・センター
TEL:0120-3298-14