Safari Online

SEARCH

CARS クルマ

2019.05.23


あのパジェロの最終章!〈三菱〉パジェロ ファイナルエディション

いまや百花繚乱の様相を呈するSUVだけど、こんな華やかな状況になったのはわずかここ数年。それまでは“ヨンク”な〜んてひと括りにされて、実に男臭く、汗と泥の香りすら漂う世界観を展開していた。そんな時代もあったんだから。そんな下積み時代(?)を経て、いまやSUVはご存知のとおりの大ブレイク。セグメントを跨いで、隙間なしに埋め尽くされたニューモデルたちは実に個性豊かで目移り必至。あの〈ランボルギーニ〉や〈マセラティ〉ですら参入したことから、SUVがどれだけ“出せば売れる”車種なのかは想像に難くない。

しかし、そんな時代に逆らうようにして、あるひとつの偉大な時代を築いたクルマが、ひっそりと表舞台から去っていくのをご存知だろうか。〈三菱〉パジェロだ。現行モデルの国内販売向けパジェロは、2019年8月で販売を終了する。


 

かつてパジェロは一世を風靡した!


そう、このクルマこそ、かつて“泥臭い男の外遊びカー”だったこのジャンルのクルマを、デートカーに押し上げた二大巨頭のうちのひとつだったと思わない? ライバルは〈トヨタ〉ハイラックスサーフ。バブル最盛期、映画『私をスキーに連れてって』の大ヒットで、スキーが“トレンディ”で“イケイケゴーゴー”なスポーツNo.1に急浮上したとき、ゲレンデには“出会いを求めて”という清々しい下心を携え、若者たちが我先に押し寄せた。そんな彼らがゲレンデへのお供に選んでいたクルマこそが、パジェロかハイラックスサーフのどちらかだったのだ。「このクルマに乗っていればモテるから」。そんなチャラい理由でパジェロを選んだとしても、オーナーの満足度は恐ろしいほどに高かったはず。
 

写真は1982年のモデル

写真は1984年のモデル

写真は1991年モデル

写真は1991年のモデル。スーパーエクシード

写真は1998年のエボリューションモデル

写真は2006年のモデル。スーパーエクシード

 
 

やっぱり四輪駆動といえば〈三菱〉!


〈三菱〉はかつて“世界一過酷なレース”といわれ、完走すらも困難だった時代のパリ・ダカールラリーを何度も制した“オフロードの匠”。過酷な競技からフィードバックされた四輪駆動制御技術は、今も昔も惜しむことなく、同社のクルマに注ぎこまれてきた。都会のニーチャンがポワポワしたパステルカラーのマシュマロみたいなスキーウエアに身を包んだ原田知世似の彼女を乗せて、うっかり凍結路に入ってしまったとしても、クルマ側が助けてくれた、な〜んてことも多々あったハズだ。









〈三菱〉の四輪駆動制御技術には“SH-AWD”の総称が付いているが、このモジュール化最盛期の時代において、〈三菱〉はいくつかのシステム(!)をそのクルマの性格に合わせて使い分けている。ことにパジェロに搭載されたSH-AWDはまさに、SUV部門のフラッグシップにふさわしい、最も優れたモノがいつの時代のモデルにも搭載されていたのだから。そんなパジェロの最期の雄姿を見送るべく、用意されたのがその名も“FINAL EDITION”。ネーミングだけでどこか胸が締めつけられるような切なさを感じさせるけれど、37年間のご愛顧閉店セールらしく、豪華な内容になっている。3.2ℓ直4ターボディーゼル×5ATの“EXEED”をベースに、ルーフレール、電動ロングサンルーフを標準装備。インテリアにはもちろん本革シート。さらにパジェロといえばの悪路走破性には、リアデフロックとタフネスにも貢献する寒冷地仕様を標準装備としている。限定700台。是非チェックしてほしい。
 

 
★DATA〈三菱〉パジェロファイナルエディション
●全長×全幅×全高:4900×1875×1900mm
●車両重量:2340kg
●ホイールベース:2780mm
●エンジン:3.2ℓ直列4気筒インタークーラー付きターボ
●最高出力:140kW(190PS)/3500rpm
●最大トルク:441N・m(45.0kgf・m)/2000rpm
●トランスミッション:5速スポーツモードAT
●駆動方式:四輪駆動
●税込み価格:453万600円

 
Information

●三菱自動車お客様相談センター 
TEL:0120-324-860

文=今井優杏 text:Yuki Imai
これでライフスタイルが見違える!新鮮アイテムでいつもの夏をアップデイト!
SPONSORED
2025.06.25

これでライフスタイルが見違える!
新鮮アイテムでいつもの夏をアップデイト!

いよいよ待ちに待った夏。バカンスを楽しみにしている人も多いだろう。たとえ予定がなくても、気温の上昇とともに気分をぐっと上げていきたい。そんなときに必要なのが、ライフスタイルをアップデイトするためのアイテムだ。これさえあれば、いつもとはひと…

〈オメガ〉の“プロフェッショナルライン”に注目。復活した“レイルマスター”と 新色の“シーマスター”、心躍るふたつの名作。
SPONSORED
2025.06.27

〈オメガ〉の“プロフェッショナルライン”に注目。
復活した“レイルマスター”と 新色の“シーマスター”、心躍るふたつの名作。

〈オメガ〉を象徴するコレクションとして、1957年に創設された“プロフェッショナルライン”3部作。その中でも“レイルマスター”は、鉄道職員や電気技師といった強い電磁場が発生する場所で作業する人々を耐磁性の高さで支えた名作。そして、“シーマ…

TAGS:   Urban Safari Watches
〈ブランパン〉の名シリーズから新作登場。大人の休日にはシックなダイバーズを。
SPONSORED
2025.06.27

〈ブランパン〉の名シリーズから新作登場。
大人の休日にはシックなダイバーズを。

時計の人気トレンドにヴィンテージスタイルがある。1953年に誕生し、基本デザインを継承する“フィフティ ファゾムス”もそのひとつかもしれない。だがそこに懐古趣味はなく、常に新鮮な魅力を感じさせる。機能美という不変の価値があるからだろう。新…

TAGS:   Urban Safari Watches
リーダーにふさわしい〈グラスヒュッテ・オリジナル〉の一本。端正な機械式時計で仕事にも優雅さを。
SPONSORED
2025.06.27

リーダーにふさわしい〈グラスヒュッテ・オリジナル〉の一本。
端正な機械式時計で仕事にも優雅さを。

クルマやカメラなどドイツの工業製品の高い機能と品質は世界的に知られる。時計も例外ではない。〈グラスヒュッテ・オリジナル〉はその代表格だ。クラシカルなスタイルに決して派手さはない。だが漂う気品は、伝統に培われた揺らがぬ時計作りの哲学と美学を…

TAGS:   Urban Safari Watches
〈パネライ〉の傑作がさらなる進化。タフさと品格を併せ持つエレガントダイバーズ。
SPONSORED
2025.06.27

〈パネライ〉の傑作がさらなる進化。
タフさと品格を併せ持つエレガントダイバーズ。

歴史に裏打ちされた信頼性と機能。そして、存在感を放ちながら、品を保つデザイン性。そのすべてを兼ね備えた〈パネライ〉の“ルミノール マリーナ”は、知性と余裕をまとう大人にふさわしい腕時計だ。その傑作コレクションが今年、大胆な進化を遂げたとい…

TAGS:   Urban Safari Watches
〈エドックス〉の人気ダイバーズ時計が日本限定で登場!“とろやわ”ストラップで夏のビーチを満喫!
SPONSORED
2025.06.25

〈エドックス〉の人気ダイバーズ時計が日本限定で登場!
“とろやわ”ストラップで夏のビーチを満喫!

煌めく太陽に、白い砂浜、青い海。夏のビーチ遊びの季節がやってくる! ラフなビーチコーデの手元だって、やっぱり快適さを求めておきたい。そんな海遊びにはラバーストラップのダイバーズ時計が最適だ。そこでプッシュしておきたいのが〈エドックス〉の日…

TAGS:   Fashion Watches
〈ザ・ブセナテラス〉で過ごす憩いの時間!沖縄バカンスは贅沢でリラクシングなステイを!
SPONSORED
2025.06.25

〈ザ・ブセナテラス〉で過ごす憩いの時間!
沖縄バカンスは贅沢でリラクシングなステイを!

〈ザ・ブセナテラス〉は、日々の疲れを癒し、日常では味わえない贅沢な時間を過ごせる。充実したホテルの設備・サービス、海に面した立地を生かしたマリンアクティビティプログラム。ここは1泊2日くらいでは気づけない、魅力を秘めている。パートナーとと…

TAGS:   Stay&Travel
サンダルは履き心地と見た目のよさで選ぶ!夏に大活躍するサンダルは、〈ロンハーマン〉別注が優秀!
SPONSORED
2025.06.23

サンダルは履き心地と見た目のよさで選ぶ!
夏に大活躍するサンダルは、〈ロンハーマン〉別注が優秀!

夏がやってくると気分も開放的になり、休日はお出かけモードに。街にショッピングに行くのもいいし、たまにはアウトドアで自然の中に身を置くのも気持ちよさそうだ。もちろん、ご近所を散歩する程度で、家でゆっくり過ごすというのも幸せ。で、そのどんなシ…

TAGS:   Fashion
〈ジラール・ペルゴ〉夏の限定モデルが登場!サマーバカンスの相棒は“懐色”の復刻ダイバーズで!
SPONSORED
2025.06.20

〈ジラール・ペルゴ〉夏の限定モデルが登場!
サマーバカンスの相棒は“懐色”の復刻ダイバーズで!

マニュファクチュール=自社一貫生産体制を2世紀以上も貫き続けるスイス、ラ・ショー・ド・フォンの名門時計ブランド〈ジラール・ペルゴ〉。そのコレクションはどれもクラシカルかつドレッシーで気品に満ちたもの。そんなイメージを、文字どおりあざやかに…

TAGS:   Fashion Watches

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ