
〈ティファニー〉は1847 年に時計の展開をスタートし、創業者であるチャールズ・ルイス・ティファニーは、精巧で高精度なタイムピースへの需要の高まりを感じ取っていた。そして1866 年、ブランドは現在〈ティファニー〉初のストップ ウォッチとして位置づけられている"ティファニー タイミング ウォッチ"を発表。その2年後、スイスに時計組立工房を設立した時期に合わせて、このウォッチは"ティファニー タイマー"という名前となった。さらに1874 年には、ジュネーブに時計製作工房を構え、クロノグラフやカレンダー ウォッチをはじめとする複雑機構を備えたタイムピースを製作した。
このような時計作りのレガシーを持つ〈ティファニー〉が、1866年に発表した初のクロノグラフの誕生から160周年を記念し、ローンチしたのが9月に発売される"ティファニー タイマー"。チタンとプラチナを組み合わせたケースに、ティファニー ブルーのアクセントを配したダークブルー ダイヤルを備え、100本限定だ。ただ、実はこれ160周年記念モデルの第2弾で、第1弾は60本限定ですでに完売となっている。
今回発売する新作"ティファニー タイマー"は、サテン仕上げのチタン製ケースにプラチナベゼルを組み合わせ、〈ティファニー〉を象徴する"バード オン ア ロック"をモチーフにカスタマイズされたエル・プリメロ400クロノグラフ ムーブメントを搭載している。〈ティファニー〉が誇るジュエリーのデザインのレガシーと、スイスにおける卓越した時計製造の歴史を融合したタイムピースなのだ。約50年前、エル・プリメロは時計製造に画期的な技術革新をもたらした。そして現在もなお、世界で最も称賛されるクロノグラフ ムーブメントのひとつだ。それは自動巻き、すなわちオートマチック キャリバーが、クロノグラフに本格的に応用され、1969年1月に発表された世界初の一体型自動巻きクロノグラフだからだ。これこそが〈ゼニス〉のエル・プリメロだ。
ケース径40mm、自動巻き、チタンケース、アリゲーターストラップ、10気圧防水、パワーリザーブ約50時間。世界限定100本。467万5000円(ティファニー/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)
3つのレジスター(積算計)を配した文字盤は、〈ゼニス〉のエル・プリメロ キャリバーを象徴するもので、左右対称のレイアウトによって、ひと目で時刻を読み取れるよう視認性のよさとなっている。秒針は文字盤の外周に、分積算計は3時位置に、時間積算計は6時位置に、スモールセコンドは9時位置に配置。時計製作において最も実用的な複雑機構のひとつである日付表示は、6時位置の窓にある。
また、ケースはチタンとプラチナのふたつの素材を組み合わせたもので、サンレイ仕上げのダークブルー ダイヤルが配されている。サブダイヤルのマーカー、ダイヤル外周のクロノグラフ秒目盛り、日付表示にティファニー ブルーのアクセントを施し、歴代のティファニー「ブルー ブック」を彩ってきた象徴的なカラーを思い起こさせるものとなっている。
時計を裏返すと、サファイヤクリスタルのケースバックには、〈ティファニー〉の遊び心を宿す見事なディテールが表れる。なんと〈ティファニー〉を象徴する"バード オン ア ロック"ブローチの鳥のモチーフが、オープンワークの巻き上げローターに。シュランバージェのオリジナル デザインに細部まで忠実な、わずか1.4cm 幅のこの小さな鳥は、18K イエローゴールドの豊かな素材感を生かし、手彫りで彫刻されている。その後、ダイヤモンド研磨材やゲンチアナ ウッド(リンドウの木)の小さな棒など、様々な道具を用いた伝統的な手作業による研磨を重ね、輝きに繊細な濃淡を与えながら、フォルムの輪郭を美しく際立たせていく。こうして仕上げられた鳥は、ローターの上に優雅に配され、ケースバックには"Limited edition of 100"の刻印が入っている。




























































